心の余白と別れの余韻
最近ようやく心の落ち着きを取り戻しています。
もう普通に安心して眠れる幸せを感じている。
日々の生活もいつものスタイルに戻ってきたように思います。
もう少し……かな。
夏の始まりと共に訪れた、大切だった人との別れから約半年の間、
気持ちは不安定でずっと揺れ動いて、
悪酔いしたような不快な感覚が続いていました。
でも、過去の恋愛を振り返る時間は、
本当に終わろうとしているのだと思う。
そして、心の余白も生まれてきた感じがしています。
そんな中で、この期間を振り返るようになってきました。
あれだけ辛かったはずなのに、ふと寂しさを感じるんです。
それは今の自分の中から出てきた正直な気持ちで、
未練とかじゃない、不思議な感情。
自分を内省して、その思いをnoteに全部吐き出して綴り続け、
関係が続かなかった理由も、
自分の駄目だったところも冷静に理解できてる。
もう前を向いて歩ける準備も出来て、
少しずつ歩み始めているところだと思う。
なのに、思い出すのは、楽しく過ごしてきた時間だけなんです。
私は相手から別れを切り出され、言ってみれば「突然の事故」にあって、
心の準備も無いままで戸惑いと憤りが交錯して、
気持ちの整理に時間がかかりました。
突然の音信不通にすごく傷ついたけど、
一緒にいた日々を否定するわけでもない。
私なりに、会っていた時間は大切に過ごして生きていました。
お互い身を寄せ合った時間。
一緒に観た映画や美術館、好きな音楽の話や、
たわいもない話しも、お互いの近況も帰りの車の中で語り合った日々。
一緒にジムも行ったりもした。
どれも特別な出来事じゃないのに、
今も思い出せるのは、
あの時間を確かに大切に生きていたからだと思う。
笑いあったことだって、楽しかったことも、意見がぶつかったことも、
その瞬間はとても大切な出来事だった。
お別れした人と最後電話で話した時に、
「何でそんなに執着するのかわからない」と、
言われたことを私は今だに忘れていない。
そんな人だから今も全然気にもしていないと思う。
そして、思い出なんて時間と一緒にとっくに色褪せて消えてるはず。
でも私は覚えてる。
忘れられてないから想いを、
色褪せない鮮やかなままでnoteに綴る。
そんな余韻を今感じながら、
この気持ちをこれで終わりにしようと思ってる。
そして、今の心の中は別れの辛さを学びとして受け入れ、
昇華させて、色んな形の気づきをくれた出会いだったと振り返っています。
それでも、完全に何も感じなくなるわけじゃない。
ふとした瞬間に、一緒に過ごした時間を思い出して、
胸の奥が静かに揺れることもある。
それは後悔でも、執着でもなくて、
確かに自分が誰かを大切に想い、
同じ時間を生きていたという事実の余韻なんだと思う。
余韻は、本気で向き合ってきた証。
今はその余韻が、
私の心を優しく温めて包んでくれる。
別れは終わりだけれど、
そこで生まれた感情まで消えてしまう必要はない。
忘れられないことを、無理に忘れようとしなくていい。
この余白は、
失ったものの跡ではなく、
これから何を大切にして生きていくかを、
静かに問いかけてくる場所なのかもしれない。
私はこの余韻を、
悲しみとしてではなく、
自分の感情をちゃんと感じられる心が残っている証として、
そっと抱えていこうと思う。
過去を振り返る時間はもう終わり。
答えを急がず、
無理に意味づけもせず、
この静けさと一緒に、
また少しずつ日常を重ねていく。
それでいい。
今は、そう思えています。
