剣道七段と英会話に挑む6年間
58歳。
あと3か月ほどで、59歳になります。
65歳の定年まで、あと6年。
6年。
長いようで、たぶん短い。
最近、ふと考えることがあります。
「自分には、あと何年あるんだろう」
定年までの年数ではありません。
・元気に歩ける時間
・竹刀を振れる時間
・飛行機に乗って、知らない国へ行ける時間
・新しいことに挑戦して「できないなあ」と笑える時間
そういう時間が、あとどれくらい残っているのか。
若い頃は、こんなこと考えませんでした。
来年も、その次の年も、当たり前に来ると思っていました。
でも今は違います。
そのきっかけは、母との別れでした。
■ 母を見送って、初めて分かったこと
母は自営業で八百屋をやっていました。
惣菜も作って売っていました。
ずっと働いてきた人です。
私はその母を、約2年間介護しました。
そして最後は、ホスピスで見送りました。
正直に言うと、思いました。
もっと長生きしてほしかった。
仕事ばかりではなく、もっと自分のために時間を使ってほしかった。
・海外旅行
・見たことのない景色
・もっといろいろな経験
そういうものを、もっと味わってほしかった。
でも、時間は戻りません。
その後、叔父・叔母も相次いで亡くなりました。
身近な人が、一人、また一人といなくなる。
そこで初めて気づきました。
「人生には本当に終わりがある」
当たり前のことなのに、自分のこととして迫ってきました。
ただし、死を考えて生きたいわけではありません。
むしろ逆です。
終わりがあるなら、どう生きるか。
そこを考えるようになりました。
■ 「いつか」は本当に来るのか
・いつか時間ができたら
・いつか仕事が落ち着いたら
・定年したら
ずっとそう思ってきました。
でも母を見送ってから、思うようになりました。
「いつかって、いつなんだろう」
65歳で元気とは限らない。
70歳かもしれない。
75歳かもしれない。
誰にも分かりません。
でも今ならできます。
・竹刀を振る
・稽古に行く
・飛行機に乗る
・海外で困る
全部できる。
だから思いました。
元気な今から始めればいい。
58歳。
遅いかもしれない。
でも、まだ遅すぎる年齢ではない。
■ 仕事だけで人生を終わらせない
私は今も会社員です。
会社が嫌いなわけではありません。
むしろ感謝しています。
この会社があったから、家族を支え、子どもを育てることができました。
仕事も真面目にやってきました。
・改善提案
・業務改善
・仕組みづくり
自分のアイデアが形になったこともあります。
だから、定年まで仕事を投げ出すつもりはありません。
やるべきことはやる。
手は抜かない。
ただ一つ変えました。
「全部を会社に使うのはやめた」
以前は、
「自分がやります」
と全部背負っていました。
でも今は違います。
・やるべきことはやる
・でも全部は背負わない
・自分の人生にも時間を使う
会社で何を残すか。
それも大事。
でも今はもう一つ。
「自分の人生に何を残すか」
■ 59歳から二つの挑戦
これからの6年間。
本気でやることを決めました。
① 剣道七段
② 英会話
一見バラバラです。
でも自分の中ではつながっています。
■ 剣道六段に合格した
今年5月、剣道六段に合格しました。
3回目の挑戦でした。
五段から六段まで5年。
簡単ではありませんでした。
落ちると悔しい。
「何が足りないんだろう」
そう考えて、また稽古する。
そしてようやく合格しました。
でも終わりではありません。
次は七段です。
六段から七段までは6年の修業期間があります。
私が受けられるのは64歳。
定年は65歳。
つまり、
七段の6年と、定年までの6年が重なる。
これを知ったとき思いました。
「この6年、本気でやろう」
七段は簡単ではありません。
一回で受かる保証もない。
でも挑戦したい。
・59歳の剣道
・64歳の剣道
どれだけ変わるのか見てみたい。
■ もう一つは英語
英会話です。
正直、得意ではありません。
・言葉が出てこない
・聞き取れない
・止まる
そんなレベルです。
でもやってみたい。
これから毎年、フィリピンへ1週間行きます。
1年に1週間。
それを6年。
・日本で勉強
・フィリピンで実践
・通じる/通じない
・恥をかく
・また勉強
それを繰り返す。
58歳の自分が、65歳でどうなるか。
それを試したい。
■ 定年後は半年フィリピンへ
65歳で定年したら、
半年フィリピンで英語を学びたい。
不安はあります。
でも楽しみもあります。
英語は目的ではありません。
その先にやりたいことがあります。
■ 東南アジアで剣道をする
・フィリピン
・ベトナム
・台湾
・タイ
行ってみたい。
現地の道場で剣道をしたい。
一緒に剣道がしたい。
教えるためではありません。
ただ一緒にやりたい。
剣道は不思議です。
言葉がなくても成立する。
でも終わったあと、話したい。
・剣道のこと
・その国のこと
・家族のこと
そこで英語が必要になる。
もし持っていたら。
剣道七段と、片言の英語。
人生はかなり面白くなると思う。
■ 定年はゴールではない
65歳で会社を辞めたとき、
「さて何をしよう」
では遅い。
だから今から準備する。
・剣道
・英語
・海外
そして65歳で、
次の人生を始める。
■ このnoteで書くこと
成功だけは書きません。
・失敗
・恥
・迷い
・やめたくなった日
全部書きます。
59歳から人は変われるのか。
それを記録します。
■ 6年後の自分へ
65歳の自分へ。
・七段になったか
・英語は話せるか
・海外で暮らしているか
分かりません。
でも一つだけ。
「あのとき始めてよかったか?」
それだけ聞きたい。
母を見送り、気づきました。
「いつか」は来ないかもしれない。
だから今やる。
58歳。
ここから始める。
今日がその一日目です。
次は、58歳の僕がなぜ今さら英会話を始めたのかを書きます。
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