小唄のお稽古見学
2025年12月28日(日)
本日は、小唄・佐々舟流のお稽古見学に行きました。
今月6日に開催した
越後瞽女唄「さずきもん」東京公演
『瞽女の足跡 その五』に
友人の紹介で来て下さった小唄の師匠とそのお弟子さんたち。
三味線芸能って凄くたくさんの種類、流派があって、
見ようによっては面倒くさいというか、
敷居を高くしている要因のひとつかも…って思うけど、
それぞれのジャンル、流派には
それぞれ成り立った背景があって、
だからそれぞれ趣きやスタイルや大切にしていることに違いがあって、
この「背景」共々大切にするのは
日本人ならではの美徳なのではないかと思います。
私は巡り合わせの縁もあって、
「瞽女唄」がぴったりはまったけど、
様々なジャンルの三味線芸能を知ることで、
より瞽女唄を理解して
「だから瞽女唄はこう!」と言えるようになるのかな…
と思っているので、
折角頂いたご縁を機会に見学させてもらいました。
実は小唄も瞽女唄同様、
様々なジャンルの三味線芸能の寄せ集めで、
演目の数も膨大。
ただし、
段物のような長いものはなく、
短いものをお座敷で楽しむために
江戸時代末期頃から発展したもので、
歴史も比較的浅く、
三味線芸能の流派や家元として認められたのは
つい最近との事。
三味線を鳴らすのに撥を使用せず、
爪弾きをする唯一のジャンルで、
洒落、皮肉、粋を信条としているそうです。
「爪弾き」と言っても実際は指先の肉の部分を糸に当てることや、
声の出し方も外に出す声と内に込める声を使い分けるのだということも教えてもらい、
なるほど瞽女唄とは大違い。
歴史が比較的新しいためか、
瞽女唄に慣れ親しんでいるためか、
唄の文句は聞き取りやすく、
短い文句の中に込められた
当時の情景や思いを聞くと、
過去に生きた人たちの面影を感じることができて、
昔の唄って面白い!!と。
年末のあれこれで予定を失念し、
相手様に迷惑を掛けながらも
慌てて出掛けた甲斐がありました。

紹介して下さった薫さん、
お師匠様、お弟子様の皆様、
ありがとうございました。
干し柿たくさんもらいました。

