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妻子は働く労働者の人質なのか?

昔から、弱い悪党ほど、女子供といった弱者を人質にする傾向があります。

そして、戦国時代から江戸時代には、大名の妻子を支配者側にあずけ、契約関係を維持してきました。

また、現代では、働く労働者が、簡単に辞めないように、妻子を人質にとる考えがあります

この思想は、昭和の終身雇用と年功序列型賃金があった時代のなごりです。

つまり、一家の大黒柱である、お父さんは、家族のために、高収入を維持する必要があったのです。

日本は、中高年の再就職とやりなおしが難しい国ですから、雇用先から排除されると、家族が崩壊する可能性があります。

なので、家族を維持する責任をはたせない男性の自殺率は、世界的に見ても、かなり高かったのです。


さらに、今の時代では、女性の共働きがすすみ、少しは、子どもの家計負担がマシになりました。

ただ、仕事に耐えられず、辞めてしまうと、離婚率がはねあがります。

こういった状態を防ぐために、社会が、もっとかんようであればいいのですが、失敗を許さない日本人のケッペキさは、すさまじいです。

誰でも、やりなおせて、そのことを、みんなが応援するような社会になれば、きっと、生きやすい世の中になっていくでしょう。

アメリカでは、再就職するのが普通になっています。

むしろ、夫と妻のサイフは、別々であり、異性の年収を、日本ほど重要視しません。

対して、日本では、妻がだらくして、専業主婦を目指すのなら、すべて、夫の収入次第となります。

これは、リスク管理のうえで、大変、危ない生き方でしょう。

この考えがなりたつのは、夫が、そうとうのエリートじゃないと、一家をささえにくいという場合です。

それに、私が、サラリーマンだったころ、職場の先輩が、娘の写真を見ながら、過労死レベルの残業を続けていました。

見ていて、ものすごくガリガリになっており、痛々しい思いをしたことがあります。

また、ある企業ドラマで、大企業のエリート社員が、子ども1人を育てるので、精一杯だと言ってたことが、記憶に残っています。

それを聞いて、公務員や大企業レベルで、そのありさまなら、地方の中小企業社員は、どうやって生きればいいのか、疑問に感じました。

なので、自分をぎせいにできる人でない限り、大家族なんて、なりたちません。

少子化の主原因は、国家や企業が、国民をうらぎって、リストラや労働者の非正規化を進めたことです。

これにより、日本政府や会社に信用がなくなり、結婚や家族をもつことを、ハイリスクだと考える人が急増しました。


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