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親を毒親認定できない人たち

この世界には分かりにくい毒親というのが存在する。

親が弱くて可哀想だったり、やけに魅力的で外面が良かったり、口がうまくて丸め込まれていたり、気まぐれに優しかったりすると、子供は親を嫌いになることができない。

そんな毒親育ちの子供たちは、その環境で生き延びるために親の良い部分だけを過大評価して、悪い部分は無かったことにして親と付き合うことができる。

感覚を閉じて記憶を改竄することができる。

だからいつまでたっても自分が毒親育ちだと認めることができないし、親を嫌いになることができない。

こういう人たちは親を嫌うことに強い罪悪感を感じている。

優しい時もあった。
これくらい大したことない。
育ててもらった恩もある。
親にもどうしようもない理由があった。

そんなふうに理由をつけて、親を毒親だと認められないので、自分が受けた傷をいつまでたっても認めることができない。

自分の傷を認めることができない人は、自分の傷を癒すこともできない。

だからいつまでたってもしんどいまま過去の傷を引きずって生きている。

親を毒親認定することって果たして本当にそんなに酷いことなんだろうか?

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