第10話「投資を始めたのは、“銀行がめんどくさい”からだった」
「投資って、どうして始めたんですか?」
そう聞かれたら、
たいていの人はカッコいい答えを言う。
「老後に備えて…」とか
「資産形成の重要性に気づいて…」とか
「本を読んでインデックス投資の優位性に…」とか。
でも、ぼくの答えはたった一言。
「銀行がめんどくさかったからです」
ある日ふと知ったんです。
「銀行って、預金は1000万円までしか保証されない」って。
「ふーん…じゃあ、1000万以上ある人はどうしてんの?」
と思って調べてみたら、
「複数の銀行に分けて預けましょう」
って書いてあった。
「めんどくさっ!」って思ったのが、投資との出会いでしたw
だってさ、口座増やすって言っても…
また紙書いて、印鑑押して
アプリ登録して、IDとパスワード管理して
毎月、各口座の残高を気にして
「これ、銀行のためにオレが頑張ってるみたいじゃない?」
って思ったわけです。
で、証券会社に預けてみたんですよ。
「銀行よりも便利らしいし、保証のことはもういいや」と開き直って。
そしたら──
お金が、なんか勝手に働きだした。
置き場所を変えただけなのに、
まるで命を与えられたみたいに、動きはじめたんです。
当時の資産は、1億5000万。
それが5年後、5億円になってた。
オレ、なにかすごいことしたっけ?って自分に問いかけたくらいw
正直、やったことはシンプル。
働いて
余ったお金を証券口座に入れて
あとはインデックスと高配当ETFを買って放置
「投資してる感」はまったくなかったんだけど、
“ズボラ×継続”って、案外最強だったんです。
今でこそ、
「FIRE」「資産運用」「複利の力」とかって言葉も聞くけど、
ぼくは最初、そんなのまったく知らなかった。
ただの“面倒くさがり”が、たまたま正解の道を選んでたっぽい。
もちろん、リスクがないとは言わない。
でも、ぼくにとっては
「銀行口座の面倒くささのほうがリスク」だった。
人って、「賢い理由」で始めるよりも、
「しょうもない不満」から動いたときのほうが続いたりする。
オレにとってはそれが、銀行の煩雑さだっただけ。
だから今でも、投資について聞かれたときはこう答えてます。
「めんどくささに負けて、投資で勝った人もいるよ」って。
今日も、朝からカフェで読書。
でも、増えてくる数字をたまに見ては、
「いや〜よう働いてるなぁ」と思う。オレじゃなくて、お金がw
あとは、noteを書いて筋トレして、
18時からは奥さんと「猫のいる家か、囲炉裏のある家か」会議を開く。
投資も人生も、欲張らず、気持ちよく放っておくのが、いちばん育つのかもしれない。
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