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Gemini アプリの Veo 3 で音楽やセリフ付きの臨場感あふれる動画を作ろう

こんにちは、Google の AI「Gemini(ジェミニ)」の公式 note 編集部です。

皆さん、Gemini の「動画生成機能」がアップデートしたことをご存知ですか?

Google AI Pro プラン および Google AI Ultra プランの皆さま、企業向けの Google Workspace  の Enterprise プランの皆さまは、Google の最新の動画生成モデルである Veo 3 を使って、簡単に動画を生成ができるようになりました!

※ Google AI Pro プランでは、高品質かつ速度も最適化された Veo 3 Fast がご利用でき、Google AI Ultra プランでは、最高水準の品質で動画が生成できる Veo 3 がご利用いただけます。Google Workspace プラン の場合は、Google AI Ultra for Business をアドオンとしてご利用いただくことで、AI 機能と AI モデルを最大限に活用できます。詳細はこちらをご覧ください。

Veo 3 によって、皆さんのアイデアが、音楽やセリフのついた素敵な動画に生まれ変わります。「猫が宇宙飛行士になって月を散歩する動画」や「イルカのイラストが動き出すアニメ」など、自由な発想をそのまま映像にすることができるんです。

アイデアを動画にできることで、例えば、友人の誕生日にオリジナルのショートムービーを贈ったり、日々の出来事や感謝の気持ちを、世界に一つだけの映像にして表現したりすることもできます。

ご家族やご友人とのコミュニケーションが、さらに楽しく、豊かなものになるはずです。

この記事では、そんな Gemini Veo 3 の動画生成機能の使い方や特徴、仕事や日常で活用できる具体的な事例を紹介します!

※Gemini を含む生成 AI の利用に関する説明は例示を目的としています。実際の回答結果については、ご自身で正確性をご確認いただくようお願いいたします。生成された動画は、あくまでイメージの検証用に活用ください。

Veo 2 の記事はこちらです。


Gemini 動画生成機能「Veo 3」の使い方

使い方はとても簡単。Gemini 画面下部にあるプロンプト入力欄で、「動画」を選択して、生成したい動画のイメージをテキストで入力するだけです。

テキストを入力すると 2 〜 3 分で、アイデアが音声付きの動画になります。
プロンプトを工夫すると、動画内のキャラクターを喋らせることもできます。

Gemini 動画生成機能「Veo 3」の特徴

Veo 3 では、Veo 2 から更にレベルアップして、動画生成だけでなく音楽やセリフも同時に生成することができるようになりました。

生成したい動画のイメージをテキストで入力することで、8 秒の動画を生成することができます。動画は横向きで、現在の解像度は 720 p です。
 Veo 3 の特徴を 5 つご紹介します。

① ネイティブ音声生成とリップシンク

テキストから映像だけでなく、同期した音声(セリフ、効果音、音楽)まで生成することができます。キャラクターにセリフを喋らせる場合は、自然な抑揚や感情を込めた音声を自動で生成することができ、口元の動きだけでなく、話す内容に合わせた繊細な表情の変化まで自然な動きとなります。

② プロンプト理解力向上と物語性

複雑なプロンプトに対する理解力が向上し、一貫性のあるストーリーやキャラクターを描写できます。「雨の中、悲しげに空を見上げる猫」といった感情や状況を映像化することができ、キャラクターを別のシーンでも登場させられます。これにより、単発の映像だけでなく、起承転結のあるショートフィルムや、連続性のある物語が制作できます。

③ リアリズムと物理演算

光、影、質感、流体の動きなど、リアリティある映像を表現できます。降り注ぐ光が水面で乱反射する様子や、風の強さに合わせて木々がしなやかに揺れる動き、重力に従ってドレープを描く布の質感など CG であることを忘れてしまうほどのリアリティが、映像で表現されます。

黒く質感のある急須から緑茶を湯呑みに注いでいる動画を作って。
注がれるお湯が湯呑みに溜まっていく様を描いて。
お湯を注ぐ音をシズル感のある感じで


④ 多様なスタイルと高解像度への対応

実写からアニメ調、特定の年代風まで、多彩な映像スタイルで動画が生成できます。クレイアニメや水彩画、サイバーパンクといった表現も自由自在です。SNS 用のショート動画から、大画面での上映を想定した本格的な映像作品の素材作りまで、あらゆるニーズに応えます。

ミニチュアの粘土アートのスタイルで動画を生成して。男性の手が少し映っていて、台所で鰹のたたきを包丁でスライスしている様子。背景に小さな醤油瓶やお酢のボトルも可愛らしいアクセントになっている感じで。

⑤  画像から動画作成 (Image to Video)

お手持ちの写真やお子さまのイラストに、Veo 3 で動きを加えてみませんか。

例えば、旅行で撮影した風景写真は、木々の葉が風にそよぎ、水面がきらめくような、その場の雰囲気を感じられる動画に生まれ変わります。

お子さまが描いたイラストなら、キャラクターの髪をなびかせたり、瞳を瞬かせたりと、一回転させたりと生き生き動く様子を表現することもできます。

使い方はとてもシンプルです。Veo 3 に画像と簡単な指示を入力するだけで、専門的な編集スキルがなくても動画を作成できます。


思い出の一枚が、動きのあるショートムービーとして、新しい物語を伝えてくれるかもしれません。

⑥ Google Flow との連携

より高度な編集やカメラワーク制御を可能にするAIフィルムメイキングツールキット「Flow」と連携できます。生成した複数の映像クリップを、タイムライン上でシームレスに繋ぎ合わせたり、後からカメラのアングルや動きを微調整したりすることが可能です。AIによる高速な生成と、人間のクリエイターによる緻密な編集・演出を組み合わせた映像制作が実現します。

Veo 3 で生成できる動画と活用シーン

続いて、 Veo 3 がどんな場面で活用できるのかご紹介します。
日常生活やプライベートでの活用はもちろんのこと、仕事から学びまで、色々なシーンで活用することができます。

新しいキャンペーン企画のプレゼンをもっと魅力的に

言葉や静止画だけでは、企画に込めた想いや世界観を完全に伝えるのは難しいものです。冒頭の 30 秒で聞き手の心を掴み、プレゼンテーションを印象付けるのに、Veo 3 は役立ちます。

例えば、Google AI Pro を「夏の打ち上げ花火」で表現する動画も Veo 3 なら簡単に作ることができます。

他にも、「桜舞う校舎で始まる新生活」や「近未来の都市を疾走するEV」など、抽象的なコンセプトも、映像化することができます。企画の意図やターゲット像を、チームやクライアントと共有することができるので、アイデアを的確に伝え、プレゼンテーションをより魅力的にしてくれるでしょう。

イベントのオープニングで場を盛り上げる

会社のイベントやサークルのオープニングなど、何か新しい取り組みで参加者を驚かせ、場を盛り上げたい際にも Veo 3 は活躍します。梅雨入りを楽しくする猫のオリジナルミュージカル動画だって簡単に作れます。

傑作ミュージカル映画のワンシーン。土砂降りの雨が街を叩きつける中、カラフルな傘を持ったたくさんの可愛い猫たちが、一斉に楽しそうに踊っている。水たまりを元気よく踏みつけ、壮大な水しぶきが上がる。中央では、鮮やかな黄色いレインコートを着た主役の猫が、満面の笑みでダイナミックなダンスを披露。猫たちは「I love the rain!」と高らかに歌い、その歌声が雨音と美しいハーモニーを奏でる。昼間の明るい光が雨粒に反射し、世界全体がキラキラと輝いている。

他にも、会社のキックオフムービーの作成には「今期のスローガン『未来へ挑戦』をテーマに、社員たちが宇宙へ飛び立つ壮大なCGアニメ」と入力するだけで、ビジョンや目標を、言葉だけでなく視覚的に共有することができます。上手くいった事例や各部署のミッションを映像に織り交ぜれば、組織としての一体感も高まるかもしれません。

友人や家族とのコミュニケーションにエンタメを

SNSやメッセージの返信をもっと面白いリアクションに変えて、友人を驚かせてみたい場合にも、Veo 3 は活用します。

一週間の家事と仕事を終えたあとの自分を柴犬で表現したり、幸せな夢が見れるように友人や家族に送るメッセージをユニコーン動画で表現したり、言葉だけでは伝えることができない気持ちを動画で届けることができるんです。

スーツを着てバスで幸せそうにぐっすり眠る柴犬


メルヘンアニメ調で、お菓子と一緒に、空を駆けているユニコーン。「キラキラーん」という効果音に合わせて「have a nice dream」と発声。

他にも、皆さんの感情や状況を表現するユニークな短い動画として、友達の嬉しい報告に、「夜空にカラフルな花火が盛大に打ち上がるお祝い動画」を送ったり、「心からの感謝を込めて、可愛い動物たちがスタンディングオベーションする動画」で気持ちを伝えたりすることもできます。

プロンプト一つで、その場のノリにマッチした、世界で一つのリアクションが作れます。

お子さんの頭の中にある創造力を動画に

お子さんとの遊びや、寝る前の読み聞かせも、Veo 3 でもっと特別なものにすることができます。

例えば、「勇者が不思議な生き物たちと出会い、虹の橋を渡る冒険」など、お子さんと一緒に考えたお話を伝えてみましょう。物語が魔法のように動き出します。

ただ話を聞くだけでなく、物語を一緒に「創る」体験は思い出にも残りますね。


また、お子さんやご自身が描いたイラストを動かしてみるのもおすすめです。

Veo 3 をより使いこなすためのプロンプトのコツ

Veo 3 は思い付いたアイデアを「プロンプト(指示文)」として入力することで、簡単に動画が作れます。
動画のBGMを工夫したい、キャラクターにセリフを喋らせたいなど、更に動画をレベルアップさせるためのコツをご紹介します。

① 登場人物の「特徴」を明確にする:外見、感情、行動、声など

登場人物あるいは、キャラクターや動物の特徴・性格・行動を、具体的に書きましょう。外見的な特徴だけでなく、そのキャラクターが持つ個性、習慣、感情の状態まで深く掘り下げることで、存在感が際立ちます。

例:「くたびれたトレンチコートをまとった探偵」「好奇心旺盛な子ギツネ」「陽気なブリキのロボット」など

また、セリフ・鳴き声・作動音など、「音」は世界観やシーンを作り出す重要な要素です。声のトーンや特徴まで明確に指示しましょう。

例:「低く、しゃがれた声で『〇〇』とつぶやく」「嬉しそうに『ワン!』と鳴く」「電子音で『任務完了』と話す」など

※ 2025 年8 月現在、正式にサポートしている言語は英語のみです。

② 動画の世界観を構築する:雰囲気、音楽、効果音

物語の世界へ視聴者を引き込むためには、映像のムード、音楽、効果音を細やかに設計することが重要です。五感に訴えかける情報を加えることで、より深い没入感を体験してもらえます。

生成したいシーンの感情(喜び、悲しみ、緊張、壮大さなど)に合わせて、音楽のジャンル、使用する楽器、テンポをプロンプトに取り入れてみましょう。そうすることで、シーンにぴったりのBGMによるムード演出や、臨場感あふれる効果音を生成できます。

例: 「冒険の始まりを告げるような、軽快なオーケストラのファンファーレ」「登場人物の足音が水たまりを跳ねる音、風の音、遠くで鳴る教会の鐘の音」など

③ 映像表現を決定づける:ビジュアルスタイル、カメラワーク

映像の最終的な見た目を決めるためには、ビジュアルスタイルやカメラワークを組み合わせることが重要です。アニメーション、実写、クレイアニメ、サイバーパンク風、ピクセルアートなど、映像の世界観に最もふさわしいスタイルを選びましょう。

例: 「絵本のような温かみのある手描きアニメーション」「サイバーパンクな実写映画風」「ドジなペンギンの料理長がキッチンでミルクに滑って大騒ぎするコミカルなクレイアート」など

カメラワークは、物語の「視点」を設計する行為です。そのため、プロンプトに組み込むことで、映像への没入感を高めます。たとえば、低い視点から対象を見上げるようなカメラワークは、対象への畏怖や大きさを表現でき、揺れる手持ちカメラの動きは、登場人物の焦燥感や緊迫した状況を伝えることができます。

普段体験できない動物の視点だって、表現できてしまうんです。視点を操り、臨場感溢れる動画を作ってみませんか?

例: 「埃っぽいテーブルに置かれた、謎めいた古代の本へのスローなズームイン」「街にそびえ立つ巨大なロボットを捉えた、ドラマチックなローアングルショット」夜の未来的な街並みを明らかにする、左から右へのワイドなパンショット」など

指示が具体的で詳細であればあるほど、頭の中にあるイメージを正確に捉え、それを映像として再現しやすくなりますので、ぜひ試してみてください!

これからもどんどん進化する Gemini の動画生成

Gemini の Veo 2 によって、専門的な動画編集スキルがなくても、頭の中にあるイメージを具体的な映像として形にすることができました。

今回ご紹介した動画生成 Veo 3 は、そこからさらに進化し、単に映像を生成するだけでなく、シーンに調和するBGMや効果音、セリフを自動で生成してくれます。

頭の中にあるイメージを、動きと音で満たされた臨場感あふれる動画として形にでき、より没入感ある動画が生成できるようになりました。

Veo 3 を使うのに、専門的な動画編集や音楽知識は必要ありません。簡単なプロンプトを入力するだけで、言葉だけでは伝えきれない感情の機微や、映像が持つ雰囲気を、視覚と聴覚の両面から表現することができます。

いつものメッセージに、ちょっと動きと音を足してみる。それだけで、やり取りはもっと楽しくなります。Google AI Pro プランは、 1 ヶ月間無料でお試し可能ですので、新しい動画生成をぜひ試してみてください!