見出し画像

子どもから大人まで「物語の力」をすべての人に。 Gemini 「Storybook」で心を動かすストーリーを紡ごう

こんにちは、Google の AI「Gemini(ジェミニ)」の公式 note 編集部です。

皆さん、Gemini に「Storybook(ストーリーブック) 機能」が登場したことを、ご存知ですか?

Storybook (ストーリーブック) 機能は、イラスト付きの絵本を作成できる機能です。テキストで入力したストーリーを絵本にしたり、ご自分で用意した写真やイラストをもとに絵本を作成することができます。作成した絵本は Gemini で読み上げることもできるので、耳でも楽しんでもらえたら嬉しいです。

※ Gemini を含む生成 AI の利用に関する説明は例示を目的としています。実際の回答結果については、ご自身で正確性をご確認いただくようお願いいたします。


Storybook (ストーリーブック) 機能を使ってみよう

Storybook(ストーリーブック)機能で絵本を作成する方法は 2 つあります。

① Storybook Gem を用いる場合

画面左側のメニューから「Gem を表示」をクリックし、「Storybook」を選択してください。  そうすると、専用の Gem が表示されるので、プロンプトを入力することで、絵本が作成されます。

② 通常のチャットから絵本を作成する場合

通常の Gemini チャットとのやり取りで、「Storybook」というキーワードをプロンプトに入れるか、「絵本を作成して」という指示をすることで、Storybook Gem が呼び出されて、絵本が作成されます。

※ 2025 年 10 月時点では、① の Gem をお使いいただくか、「Storybook」をプロンプトに入れることで、最も安定した絵本作成ができます。

Storybook (ストーリーブック) 機能の基本性能

Storybook Gem でどんなことができるのか、基本的な機能を見ていきましょう。

思い出の写真や絵からストーリーブックを生成

Storybook Gem では、簡単なプロンプトから物語を作ることができます。それに加えて、お手持ちの写真やお子さんが描いた絵、PDF や Google ドキュメントの文書を入力することができるんです!大切な思い出から、あなただけの特別な一冊を作ってみませんか。

多彩なアートスタイルと AI ナレーション

物語のイラストは、ピクセルアート、コミック、クレイアニメーション、水彩画など、さまざまなアートスタイルをプロンプトで指定することができます。内容に合わせたイラストによって、物語の世界観をより一層引き立ててくれます。

また、「読み上げる」をクリックすると、AI による絵本の音読を楽しめます。

お子さんが寝る前の読み聞かせはもちろんのこと、語学学習の教材として活用したり、海外の友人に皆さんの作品を届けたり、没入感ある体験をお楽しみください。

音声は「高音の声」「低音の声」から選択できます。

いつでも、誰とでも楽しめる共有機能

完成した絵本は、公開リンクを通じて家族や友人と簡単に共有したり、印刷したりして楽しむことができます。公開リンクを取得したい場合は、上部の共有アイコンをクリックして、リンクを取得してください。

どんな場面で「Storybook 機能」は活用できる?

Storybook(ストーリーブック)機能は、お子さん向けの絵本を楽しく作るためだけの機能ではありません。「複雑で伝わりにくい情報」を、直感で理解できる「10 ページの物語」に変換できることも醍醐味なんです!

コミュニケーション、教育、ビジネス、そして皆さんのアイデアを形にする際に、Storybook(ストーリーブック)機能はお役立ちします。

ここでは、どんな世代の方々にも活用いただけるStorybook(ストーリーブック)の具体的な活用方法を 7 つ紹介します。

パーソナライズされた寝る前の読み聞かせ

お子さんご自身や、家族・友達が登場する物語なら、いつもの絵本読み聞かせが、さらに特別な体験になるかもしれません。例えば、お子さんのお気に入りのぬいぐるみを主人公にした世界に一つだけの物語を作ってみましょう。

お子さんの書いた絵をキャラクターにして登場させるのも楽しいアイデアです。

4 歳の子供向けの絵本を作成して。主人公は、彼が大切にしている「ランブル」という名前の勇敢なサイのぬいぐるみです。物語は、眠くなるような島で埋蔵金を見つける、穏やかで心温まる冒険にしてください。イラストは、柔らかく夢のような水彩画スタイルで。トーンは、落ち着いていて安心できるものにして。

小学生向けに、振り仮名をつけることもできます。

家庭教育や学校の授業など子どもの学びを絵本に

子どもたちの「なぜ?」に応える科学の物語、社会の仕組みを分かりやすく解説する冒険譚、あるいは道徳的なテーマを楽しく学べるお話など、皆さんのアイデアによって、子どもの学びはもっと豊かになるはずです。

例えば、歯磨きが苦手なお子さんに、歯磨きの大切さを伝えるオリジナル絵本を作ることもできます。

他にも、保育園に通い始めるお子さんを勇気づけるための絵本を作ってみてはいかがでしょうか。

新しい保育園に通い始めたみお。お友だちがなかなかできなくてちょっとつまらない保育園。でもある日マジックがあるユニコーンが登場して、みおを勇気づけ、結果的に仲のいいお友達ができて楽しい毎日を送るストーリーをつくって。水彩画風のイラストのスタイルで

家庭の教育だけでなく、もちろん学校の教育でも Storybook 機能は活躍します。本当にその行動って正しいの?を子どもたちと一緒に考えてみるキッカケにしてみてください。

複雑な科学の概念を単純化して学びを深めよう

複雑な科学の概念である光合成を、単なる知識の暗記ではなく、心に残る一つの物語として届けます。太陽と二酸化炭素をキャラクターに擬人化することで、子どもたちの知的好奇心を引きつけます。

植物がどのようにして自らの力で栄養を作り出し、生物にとって不可欠な「酸素」を大気中に与えてくれるのか。科学への興味を深めると同時に、普段何気なく見ている植物への感謝の気持ちも育むことができるかもしれません。

小学 5 年生向け、光合成をテーマにした絵本を作成して。主人公は小さな葉っぱの「リー」。太陽は「エナジースナックをくれる大きな友達」、水滴、優しい風の「カール二酸化炭素」も登場。リーがこれらの材料で食べ物(糖)を作り、「新鮮な空気の贈り物(酸素)」を出す様子を、明確なラベル付きの、活気に満ちた教育的なカートゥーンスタイルで描いて。

お子さんが登場しながら、楽しく、あいうえおを覚えられる絵本も簡単につくれちゃいます。

絵本だけじゃない、大人にも役立つストーリーブックの活用シーン

ストーリーブック機能は、お子さんだけでなく、私たち大人が日々直面する課題を解決したり、学びを深めたり、大切な人との絆を紡ぐために使うことができます。

こちらの記事では、語学学習やビジネス、さらには自己分析まで、日常や仕事を豊かにする「Storybook」の活用アイデアを紹介してくださっています。とても参考になるので、ぜひご覧くださいね。

例えば、「いつも言ってしまう口癖」や「なかなか伝えられない感謝の言葉」をテーマに、身の回りの方々をモデルにした物語を作ってみるのも面白いかもしれません。

こちらは、夫婦の関係をよくするために避ける言葉「ほら、ごらん」を題材にした絵本です。

他にも、お世話になった方への感謝や、新たな門出を祝う気持ちを絵本にして送ってみるのはどうでしょう?

例えば、定年退職される部長への贈り物として、これまでの感謝と、これからの人生へのエールを込めた、世界に一つの絵本を作成してプレゼントすることだってできます。

定年退職される髙橋部長へのサプライズとして、オリジナルの絵本を作成したいです。部長は釣りが趣味で、若い頃は熱血指導で有名だったそうです。部下たちを励ます時の口癖は『まあ、やってみろ』でした。
絵本のテーマは、私たち部下一同からのこれまでの感謝の気持ちと、部長の第二の人生への心からの応援です。ただ感動的なだけでなく、部長の人柄が伝わるような、少しユーモアのある心温まるストーリーにして。

さらに、身近な話題を英語のリスニング教材にした絵本だって作れちゃいます。皆さんが好きな趣味、例えば「キャンプでテントを張る手順」や「美味しいパスタの作り方」を英語で解説する絵本を作れば、自然と専門的な単語も学ぶことができます。

また、書籍に書かれた理論を日常に潜む「あるある」な物語として描き出すことで、書籍への理解も進みます。

贈り物や学びのサポートといった使い道以外にも、旅のしおりとして友人にシェアしたりお誘いようにつかったり、仕事では、「自己紹介」や「企業紹介」、「顧客の未来像」の具体化に活用といった使い道もあるかもしれません。

ストーリーブック機能を使いこなすプロンプトのコツ

Gemini の Storybook 機能は簡単な言葉で、どんな絵本にしたいか伝えるだけで、素敵な作品を作ってくれますが、「プロンプト」を工夫することで、より一貫性のある魅力的なストーリーを生み出すことができます。
プロンプトで物語全体の「設計図」をしっかりと描くためのコツを紹介します。

1. 誰に読んでもらう物語なのか伝える

まず最初に決めるべき、最も重要な要素です。 この物語を「誰に」読んでもらいたいのかを明確にすることで、物語全体のトーンや使用する言葉の難易度、テーマの深さが決まります。

(△)動物の物語
(◎)初めて弟ができて、少し寂しさを感じている 5 歳の女の子に「お姉さんになるって素敵だ」と伝えるための物語

2. 読んだ後にどんな感情になってもらいたいのかを伝える

この本を閉じた後、どんな気持ちになってほしいか、何を考えてほしいかを定めると、メッセージがクリアになります。単に面白いだけでなく、心に残るメッセージを届けるために大事な要素です。

(△)友情の物語
(◎)「ありのままを受け入れることの素晴らしさ」を感じて、心が温かくなる友情の物語

3. 登場人物や物語の設定を決める

読者に物語の世界に没入してもらうためには、登場人物の具体的なキャラクター設定や、彼らが生きる世界観を少しプロンプトに加えるだけで、物語は生き生きと動き出します。

(△)親子の物語
(◎)料理好きなお父さんと、外遊びが大好きな 5 歳の娘が、はじめてのキャンプにいくお話し

4. 絵のスタイルや口調を設定する

物語の言葉遣いや絵のタッチを指定することで、絵本の雰囲気を彩ることができます。物語の内容(メッセージ)とスタイル(雰囲気)が一致していると、読者はより深く物語に没入できます。

(△)楽しい絵で
(◎)はっきりとした線と鮮やかな色使いのイラストで。セリフは、元気でユーモラスな口調にして

さらにおすすめなのが、Gemini と物語の構成や絵本の描写について相談することです。どんなキャラクターにしたら良いか、どんなアートの方向性が似合うかなど、気軽に相談してみてください。Gemini が素敵な絵本を作る手助けをしてくれます!

Storybook 機能で、心に響くストーリーを創ろう

Gemini のストーリーブック機能は、皆さんの頭の中にあるアイデアや「複雑で伝わりにくい情報」を、直感で理解できる物語として描き出してくれます。

テキストや箇条書きでメモしていたアイデアが、イラスト付きの具体的な物語になることで、大切なメッセージをより深く、印象的に伝えることができます。

このストーリーブック機能は、無料の Gemini アプリで簡単にご利用いただけます。ぜひ、皆さんのアイデアを世界に一つだけの絵本にしてみてください。

言葉だけでは伝えきれない複雑な情報や、一枚の絵では表現しきれない想いを、皆さんのオリジナルストーリーで表現してみませんか。