学校の時間外勤務を減らす方法②
教務主任は穏やかでみんなに親切です。
従順な人で、自分から改革をしていくタイプではない。
しかし、やはり、学校の進む方向には疑問や不安を抱いてはいる。
私が赴任する前のことを色々と聞いてました。
「とにかく、職員室が閉まるということがなく、20時21時は当たり前でしたね。」
「校長先生が熱心で。それは凄いのですが固すぎて。プレッシャーが半端ない感じで。」
教務主任がその変化に驚いています。
「教頭先生が来てから、学校が変わりました。今まででは、考えららえないことばかりです!」
さあ、何が変わったのか?
・時間外勤務が減った。
・子どもを怒鳴ることがなくなった。
・個別の対応が増えた。
・仕事のスピードが速くなった。
私は何をしたのか?普通にしているだけなのですが。
校長から評価されていない先生が数人いました。その先生のすべてを受け入れるようにしました。
仕事が遅いY先生。Y先生は人の気持ちを読み取れないのでトラブルが結構起きます。子どもや保護者ともやらかします。そんなY先生を校長は嫌っていました。嫌う気持ちはよくわかります。腹が立つから。
私は、Y先生と最後まで文句を一切言わずに付き合うことにしたのです。
「早く帰ろう!」とか「何してるんや!」とか一切言いません。
そんな関係づくりを続けていると、本音が聞けました。
「僕も帰れるなら早く帰りたい。終わらないのです。」以外な言葉!
「そうやんね。そらそうや。手伝うで。先生の味方やからな!」
「ありがとうございます!」
Y先生に寄り添うことに終始しました。実際に手伝うこともあるし、一緒に進めることがふえました。そうしているうちに、Y先生は私に心を開くようになります。
私「今日は、何時に帰る?」
Y先生「19時!」
私「18:50!」
Y先生「頑張ります!」
といった会話を続けていきます。
時間が守れた時は、「素晴らしい!」
時間がオーバーした場合は、「しゃあないなあ。次やな!」
という対応を。
そうした対応を続ける中で、時間外勤務が少なくなりました。Y先生は自分の存在を承認された安心感で私に心を開き、私の考えを理解しようとしてくれているのです。腹立つときもありますが、怒ることは絶対にありません。大事な可愛い先生です。
全員を大事にすること。それが、みんなの幸せにつながる。
学校はパワーを貯める場所!責める場所ではない!
それは子どもだけでなく、大人も一緒!
時間外勤務削減!それが目的ではない。みんなの幸せが目的!
学校の時間外勤務を減らす方法=みんなを大事にすること
ズバリ!存在の承認!です。
