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レギュラーとグーフィーの決め方

スノーボードを初めてやるとき、
「レギュラーとグーフィー、どっちですか?」
まず聞かれることの一つです。

右利きだからレギュラー。
左利きだからグーフィー。
利き足を調べたり、後ろから押してどちらの足が出るか試したり。
いろいろな決め方があります。

でも僕は、まったく経験がない人なら、
まずレギュラーで始めてみてもいいんじゃないか?
と思っています。


例えば、ゴルフを想像してみてください。
大人になって初めてゴルフをする。
野球もやったことがない。
バットも握ったことがない。
右で振ることも、左で振ることもできない。

そんな人に、特別な理由もなく、
「じゃあ左打ちからやってみよう」
とは、なかなかならないと思います。
一般的には、まず右打ちから始めることが多いはずです。
それは右の方が人間にとって正しいからではありません。
右打ちの人が多く、道具も情報も、お手本も多いから。
初めて覚えるなら、その環境を利用するのは自然なことだと思います。


もちろん、
「文字を書くのが左だから」
「お箸を持つのが左だから」
という理由で、左を勧められることもあります。

でも、利き手とスポーツの向きは必ずしも同じではありません。
お箸は左だけど、野球では右打ち。
そんな人もいます。

だから日常生活の利き手だけで、スノーボードの向きを決めてしまうのも少し違う気がします。


一方で、過去の経験があるなら話は変わります。
子どもの頃から野球は左打ち。
ゴルフも左の方が自然。
スケートボードをやったら、何も考えずグーフィーで乗っていた。

こうした経験があるなら、
スノーボードもグーフィーから始めればいい。
すでに体の中に「この向きが自然」という感覚があるからです。


僕が考えたいのは、
何の経験もない人まで、無理にレギュラーとグーフィーを判定する必要があるのか?
ということです。

スノーボードは、大人になってから始める人も多いスポーツです。
初めて経験する動きばかりなので、お手本を見て、真似をしながら覚えていくことになります。
そこでレギュラーなら、お手本になる人が多い。
映像も多い。
先生もレギュラーである可能性が高い。
同じ向きで動きを見せてもらえることは、技術を覚えるうえで結構大きなメリットです。


もちろん、グーフィーが悪いという話ではありません。
グーフィーの方が明らかに自然なら、グーフィーでいい。
過去のスポーツ経験からその向きが身についているなら、それを活かせばいい。

でも、
右も左も分からない。どちらにも経験がない。
それなら、情報やお手本の多いレギュラーから始めてみる。
そして実際に滑ってみて、どうしても反対の方が自然なら変えてみる。
それくらいシンプルでもいいと思います。

レギュラーかグーフィーかを、最初から絶対的な「適性」として決めるのではなく、
これまでの経験があるなら、それを活かす。
何もないなら、学びやすい環境から始める。

大人になって新しいスポーツを覚えるなら、そんな決め方があってもいいんじゃないでしょうか。

言語化の鬼 青木玲でした。

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