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「JOINT」って作品、知ってます?

「JOINT」というスノーボード作品を知っていますか?
今から約20年前。

スノーボードでカービングやライディングを追求していた、滑りの上手いライダーたちが集まり、一つの映像作品を作り始めました。

そのタイトルが、
「JOINT」
です。

僕、青木玲が立ち上げ、リーダーとしてライダーたちと一緒に作品を作っていました。


当時は、今のようにYouTubeやSNSで簡単に自分の滑りを発信できる時代ではありません。

自分たちの滑りを見てもらうためには、撮影して、編集して、一つの映像作品として完成させる。

そしてDVDとして届ける。
そんな時代でした。

だからこそ、一つの作品を作ることには、今とはまた違った熱量があったように思います。


JOINTで大切にしていたのは、
「ライダーの個性、ライディングを見せること」
でした。

一作目のテーマが、
「飛んでない擦ってないでもカッコいい」

ジャンプやトリックもしながら、ゲレンデをどう滑るのか?
カービングする。
地形を使う。
スピードに乗る。
ボードを走らせる。

ライダーそれぞれのスタイルを、一本の滑りとして映像に残していきました。


撮影する場所にもこだわっていました。
僕たちがよく探していたのは、
急斜面で、圧雪がきれいで、できるだけ人が少ない場所。
カービングを映像として見せるには、斜面や雪面のコンディションがとても大切です。

急斜面をスピードに乗って滑る。
きれいな圧雪バーンにラインを刻む。
そこにライダーの個性が出る。

そんな映像を撮るために、いろいろな場所へ行きました。


そしてJOINTは、一作品で終わりませんでした。
毎年撮影を続け、
最終的には17作品。
長い間、その時代のライディングを映像として残し続けることができました。

振り返ってみると、単純にDVDを17本作ったというより、
その時代のスノーボードを17年間記録してきた
という感覚の方が近いかもしれません。

ボードも変わりました。
セッティングも変わりました。
滑り方も変わりました。
そして僕自身の滑りも、ずいぶん変化しました。


最近YouTubeで公開している「過去の滑り」の映像。
JOINTで撮影した僕のパートです。

今見ると、
「この頃はこんな滑りをしていたんだな」
と思うところもあれば、
「今につながっているな」
と思うところもあります。
昔の映像ですが、今の自分の滑りを作ってきた大切な時間でもあります。


20年前からスノーボードをしている人なら、
もしかしたらJOINTを見たことがあるかもしれません。
DVDを持っている人もいるのかな。

今はYouTubeで映像を見ることが当たり前になりましたが、
あの頃は一本のDVDを何度も何度も見て、滑りを研究する時代でした。

「JOINT、見てました!」

という人がいたら、ちょっと嬉しいです。
そして知らなかった人には、最近公開している映像を通して、

「こんな時代があったんだ」
と楽しんでもらえたらと思っています。

言語化の鬼 青木玲でした。

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