センターリングと内倒と尻落ち
トーサイドで内倒する。
ヒールサイドでお尻が落ちる。
スノーボードではよく聞く話です。
この場合、僕はまずセンターリングを疑います。
センターリングとは?
センターリングとは、ブーツとエッジの距離を整えること。
簡単に言えば、トーエッジとヒールエッジまでの距離を揃える作業です。
トーサイドは届かないと内倒する
例えば、ブーツがヒール側へ寄っていたとします。
すると、トーエッジは遠くなる。
遠い場所へ力を伝えようとすると、人は自然と体を倒す。
肩を入れる。
頭を倒す。
結果として、内倒することがある。
でも、技術的に間違っている内倒なのではなく、
エッジが届かないから倒れている。
そう考えることもできる。
ヒールサイドは近いとお尻が落ちる
逆もあります。
ヒールエッジが近すぎる。
すると、少し動いただけでヒールエッジへ届く。
だから今度は、下半身を倒す必要がなくなる。
結果として、
腰だけ落ちる。
お尻だけ落ちる。
よく見る、
「座ったようなヒールサイド」
になりやすい。
人は楽な方を選ぶ
人間は賢い。
だから、届かない場所へは体を倒す。
近い場所へは最小限しか動かない。
これは癖というより、自然な反応です。
内倒もお尻落ちも結果
だから僕は、
内倒も、お尻落ちも、
原因ではなく結果だと思っています。
本当に見るべきなのは、なぜそうなったのか?
柔軟性なのか。
考え方なのか。
それとも、
センターリングなのか。
エッジまでの距離を考える
僕は滑りを見る時に
「どこに乗っているか」
よりも、「エッジまでどれくらい距離があるか」を見るようにしています。
届かないから内倒。
近すぎるからお尻落ち。
もしそうだとしたら、
体の動きを直す前に、センターリングを整理した方が早いかもしれない。
体の動きを直すよりも、セッティングのセンターリングを直す方が簡単にできる。
全員出来る。
10分で出来る。
「内倒してるので」とレッスンに入る
これは10分で治ることはまずない。
残念なことに、センターリングが整っていないと、
レッスンで治すことは難しい。
体の動きよりも現象と構造を確認する。
これが技術になる。
言語化の鬼 青木玲でした。
考えることで格段に上達する。
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