【財務で読むサッカー】リヴァプールFC 2023-24:「堅実経営」と「再投資」のバランス感覚
サッカービジネスの世界では、勝敗だけでなく財務の持続可能性が重要視される時代になりました。
今回は、プレミアリーグの伝統クラブでありながら、近年は“再成長戦略”を進めるリヴァプールFC(以下LFC)を、財務データの視点から分析します。
✅ 財務ハイライト(2023-24)
売上高:£594.3m(前年比 +£40.1m)
放映権収入:£244.4m
商業収入:£272.4m
マッチデー収入:£77.5m(過去最高)
税引後利益:£9.0m(前年:£0.6m)
人件費:£373.4m(前年:£366.1m)
純資産:£138.3m → £147.3mに増加
🌟 財務面の「いい点」
① 放映権依存からの脱却を模索中
商業収入(スポンサー、商品販売など)が前年比+£25.8m増加。
プレミアリーグ上位クラブの中でも、LFCはグローバルブランド化の進展が著しい。
② マッチデー収益が堅調に拡大
£77.5mとクラブ史上最高。スタジアム拡張やチケット価格最適化による収益力強化が寄与。
③ 人件費抑制のバランス感覚
人件費比率は63%(Wage-to-Revenue Ratio)。60%台前半に抑えており、“チーム力”と“コスト”のバランスを両立しています。
⚠️ 財務面の「懸念点」
① 純利益は出ているが極めて小幅
利益は£9.0mと黒字ながら、売上に対する比率は1.5%未満。
※選手売却益(£16.8m)を含めてもこの数字で、利益率としてはギリギリのライン。
② 投資とキャッシュフローの綱引き
スタジアム拡張(Anfield Road End)など固定資産投資が続いており、フリーキャッシュフローは限定的。将来的なROI(投資収益率)が問われる段階に。
③ 欧州カップ戦の成績が収益を左右
前年はCL出場も、2023-24はELに。これにより放映権収入が前年から微減。LFCにとって、CL出場は財務安定の前提条件に近い。
🧠 投資家目線での「評価」
リヴァプールは、マンチェスター・シティのような「収益規模の爆発」はないものの、コスト管理とブランド価値の育成を両立させる堅実経営が光ります。
一方で、「安定黒字化」はまだ完成しておらず、大型補強に踏み切るには慎重さが必要な財務体質とも言えます。
🗓️ 来季以降の注目ポイント
CL復帰による収益ジャンプがあるか?
新体制(スロット新監督)と財務の相互影響
引き続きマッチデー収益を伸ばせるか
📘今後は、プレミアリーグの「人件費と勝ち点の関係」を横並びで比較した記事を予定中!フォロー・スキ・コメントで応援いただけると励みになります!
🗂️本記事は、リヴァプールFCが公開した2023-24シーズン(※2024年に公表された)財務報告書をもとに作成しています。
数字は直近の公式データに基づいていますが、2024-25シーズンの財務レポート(=2025年公表予定)が出れば、改めて新データで分析記事を作成予定です。
📅2025年版レポートが発表されたら、Noteにて最新記事を投稿しますので、ぜひご期待ください!
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
※本記事の一部はAIツールを活用して作成・構成しています。
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