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警察に「ご職業は?」と聞かれて、上手く答えられなかった弱小フリーランスの話。

先日、交通事故に遭った。

私が車を運転して直進しているところに、絶対に今じゃないタイミングで相手方の車が車線変更をしようと突っ込んできた。

車は凹んだが、幸いにも誰も怪我なく済んだ。

ドライブレコーダーにも相手が突っ込んできた映像がバッチリ残っていて、てっきり修理代は全額支払ってもらえると思っていた。

…が、基本的にお互い運転中(動いている)の場合は過失0とはならないようで、修理代負担1(私)∶9(相手)で話がまとまった。

ちなみに、この場合の私の『1』には相手の修理代の『1』も含まれている。自分だけでなく相手の車の修理代の1割も払うのだ。


(相手の分まで払いたくないよぉぉおお!!!!)



家族で胃腸炎のバトンを順調に繋げていって、結局1度も行けなかった先々月の長男の習い事の月謝ぐらい払いたくないよぉぉおお!!!!


このシステムを知らなかった私は、納得できないままモヤモヤしながら、流れるように説明する保険会社の担当者さんの話を聞いた。

さらに新情報は続く。

私の負担金がなしになる(相手方に全額払ってもらう)場合は、保険会社が関与できないので、弁護士経由で相談してほしいとのこと。

だから車両保険には弁護士特約が存在するのかッ!と、電話で「はい、はい。」と説明を受けながら、心の中で納得していた。

それから面倒臭い書類の手続きが始まった。

「今日書類を返送しました」
「今日病院に行ってきました」
「今日車の見積もりに行ってきました」

保険会社とのやり取りが、まるで付き合いたてのカップルのような頻度で永遠に続きそうだった。

車の修理を終え、全てのやり取りがやっと終わった今、事故当日まで遡って思うことがある。


「わたしの職業ってなんだろう?」


前置きに681文字も使ってしまいましたが、ここからが本題でございます。金曜日ですがサザエでございます。

事故現場で対応してくれた警察の方に、免許証を提示して、いくつか質問を受けた。

事故時の様子や、車両保険には入っているか、同乗者である子供達の名前や年齢など。


警察官「ご職業は?」

この質問に、私は上手く答えられなかった。

#仕事について話そう

約6年間 正真正銘の無職だった私だが、去年の年末から友人に紹介してもらった会社と業務委託契約を結んで、次男(2歳)を自宅保育しながらスキマ時間に仕事をしている。

仕事は1件いくらで行うスポット案件で、基本的には業務チャットでやり取りを行う。

しかし、最初の数件は分からない事だらけで、先方へ日程のお伺いを立ててオンラインで打合せ時間を取ってもらい、画面共有をしながら直接質問をしまくっていた。

打合せをして問題が解決するまで、その間の仕事はストップするため、当然収入はない。

想像以上に稼げない日々がしばらく続いた。

案件の依頼頻度にも波がある。
立て続けに案件が入る時もあれば、相手方の会社が繁忙期だったり業務自体が発生せずで、しばらく依頼がない期間も発生する。

ザブザブ、ザブザブ、ザザザ…

元々少ない上に、さざ波のように微妙に変化する毎月の収入を見て、私は一喜一憂した。

noteのホーム画面文を無職から『ほぼ無職』に書き直すくらいの微々たる変化と収入だが、たとえ小銭でも自分が働いているという事実が嬉しかった。

会社員時代「これやっといて」と言われ、上司に提出するだけだったような仕事に単価が付き、収入になり、さらに感謝してもらえる事が嬉しかった。

個人事業主フリーランスです!」と堂々と言えるほどの稼ぎはないが、中途半端に芽生えた働くことへの喜びとプライドが「何もしてません!」とも言わせない。

私「自宅デ、パソコンデ…少シ、カセイデマス。」


「…無職って事でいいですかね?」

「…はい。」


やっぱり私は、ほぼ無職だった。



#賑やかし帯
#なんのはなしですか ®


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