【育児日記】野菜じゃない
偏食気味の長男(5歳)だが、なぜか食べられる野菜が数種類だけある。以下は長男が「これは野菜じゃない」と言い張って、好んで食べる野菜たち。
ブロッコリー、オクラ、人参の金平、枝豆、
とうもろこし、じゃが芋。
ブロッコリーなんて見た目も味も『The 野菜』だと思うが、なぜか長男は大好き。そして、野菜が嫌いという自分軸は残しておきたいようで、「僕は野菜がきらいなの。僕が食べられるから、ブロッコリーは野菜じゃないよ」とドヤ顔で言う。
ちょっと何言ってるか分からないです。
(©サンドイッチマン)
言葉の力は偉大だ。
特に言葉をそのまま受け取る長男に使う際には、細心の注意を払わなければならない。私はかつて、何気なく言った自分の言葉に苦しめられた事がある。
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遡ること1年ほど前___。
いつも通り幼稚園バスに乗せる為バス停へと向かっていた平日のある朝、長男(当時4歳)に「もう疲れて歩けない」と言われたので、「じゃあ走るか?」と私が言うと、繋いでいた手を振りほどき本当に走り出した長男。バス停まで真っ青になりながら次男(当時0歳)を乗せたベビーカーを全速力で押して「そこの車、止まりなさい!」と同じくらいのテンションで、「止まってぇぇええ!!」と叫びながら追いかけた。
そんな日に限って、通り道にある数ヶ所の信号は全て青で、バスストップまでノンストップ。いつもならばラッキーデーだがその日ばかりはアンラッキーデーだった。
いや、あの勢いそのまま走り続けていたら、長男はたとえ赤信号でも止まらなかった可能性も十分ありえるので、やはりあの日はラッキーデーだったのかもしれない。
4歳児の言う疲れたとは一体何なんだろうと本気で考えた、真夏のピークが去った日だった。
*
しかし先日、私は懲りずにまた再び自分の言葉によって苦しめられる事になった。長男の野菜じゃない理論を使って、思い切って大嘘をついてみたのだ。
私の前世は、負け組ギャンブラーだったのかもしれない。人生の選択において、迷ったらヒリヒリする方を選ぶ傾向がある。
私「これ、野菜じゃないから食べてみたら?」
勧めたのは明らかに『The野菜』代表のキャベツ。長男は、しばらく困惑した表情をした後『これ野菜じゃなかったんか!』と納得した様子で、キャベツをパクリと食べた。
(...いけた...か???)
長男「野菜だぁぁああ!ママ、ウソつかないで!」
それから1時間弱、長男はパニックに近い癇癪を起こしてしまった。
その横で何でも食べる次男(1歳)が、兄の大声シャウトを完全にシャットして、黙々と1人で食事を取っている。
言葉の力は偉大だ。(2回目)
もう今度こそ、軽はずみな発言には、気をつけようと思う。
5歳児にとっての野菜じゃない野菜って一体何なんだろうと本気で考えた、まだまだ真夏のピークが去らない日だった。

#賑やかし帯 (いつきさん、いつもありがとうございます♡)

