税金をむさぼる研究者ども、e-Radの海に溺れて死ね/厚生労働省が投げつける「公募」という名の餌と、それに群がる哀れなアカデミアの豚たち
研究費が欲しいなら、役人の靴の裏を舐めてシステムの手順に従え
税金をむさぼる研究者ども、e-Radの海に溺れて死ね
厚生労働省が投げつける「公募」という名の餌と、それに群がる哀れなアカデミアの豚たち
令和8年8月7日。暑さで脳みそが沸騰しそうな盛夏に、厚生労働省大臣官房厚生科学課から垂れ流されたペラペラの告知。「令和8年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(3次)」。
研究者と名乗る種族どもが、この無味乾燥なPDFファイル一枚に目を血走らせ、揉み手で群がる季節がやってきた。
税金という名の甘い汁を吸うために、彼らはまた膨大な書類を捏ね繰り回し、官僚が好む文脈をなぞり、不毛な事務作業に命を削るのだ。
公募期間は8月7日から9月11日午後5時30分まで。厳守。
笑わせるなよ。「1秒でも遅れたら切り捨てる」というお役所特有のドSな上から目線。それに怯え、システムエラーに怯え、胃を痛めながら深夜にキーボードを叩く研究者どもの姿が目に浮かぶようだ。
応募はすべて「e-Rad(府省共通研究開発管理システム)」経由。郵送もEメールも受け付けない。利便性のために導入されたはずのシステムは、今や研究者を振り回す巨大な迷宮と化している。利用登録や手続き開始に2週間? 締切直前はアクセス集中で重くなる?
いいか、学習しろ。毎年同じ悲鳴がTwitter(現X)に溢れかえるんだ。「e-Radがつながらない」「所属機関の承認が間に合わない」。締め切りの間際に泣きつくな。役人はお前たちの事情など1ミリも気にしちゃいない。落ちた奴は「準備不足」の一言でゴミ箱行きだ。
しかも今回は、面倒くささが倍増している。
「研究インテグリティ」だの「競争的研究費の適正な執行に関する指針」だの、横文字を並べ立てた誓約事項のオンパレード。所属機関や役職、e-Rad外の研究費状況まで細かく入力させられる。入力漏れがあれば即アウト。共同研究者の誰か一人でも入力漏れがあれば連座制で即死だ。仲間を信用するな、システムを疑え。お前たちがやっているのは学問ではなく、壮大な「間違い探しゲーム」なのだ。
さらに「体制整備等自己評価チェックリスト」「若手研究者の自発的研究活動支援(バイアウト制度)」「DMP(データマネジメントプラン)の作成」、果ては「重要技術の流出防止措置(コア重要技術の特定)」……。
読むだけで頭が痛くなるようなコンプライアンスとガバナンスの目くらまし。研究計画を書く前に、書類の山に殺される。これが「科学技術立国」を掲げる日本のリアルだ。年10億円以上の課題なら技術流出防止策を書け? 10億円未満でも個別相談しろ? 官僚の保身のための言い訳書類を増やす暇があるなら、1円でも多く現場に直接配ったらどうなんだ。
だが、文句を言いながらも、お前たちは応募するのだろう。
研究室の維持のため、ポストのため、実績という名のアヘンをしゃぶるために。
締め切りは9月11日。残された時間は少ない。
「私は真理を追究している」などという青臭いプライドは捨てろ。求められているのは、役人の胸三寸に刺さる完璧な書類と、システムのエラーに耐えうる忍耐力だけだ。
泥水をすすってでも科研費(厚労科研)をむしり取りたいなら、今すぐe-Radにログインし、所属機関の事務員に土下座して承認ボタンを押してもらえ。
健闘を祈る。まあ、大半の努力はシステムエラーと書類不備の露と消えるのだろうがね。
瀬尾ユタカ
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