長男の素質
うちの子の野球チームの監督は
いわゆる“昭和的な指導者”。
容赦なく怒るし、遠慮もない。
今時珍しいくらい。
でもなぜか、長男には甘い。
「今日頑張ってたから、お前は2周でいいぞ」
みんなが3周走る中で、特別扱いを言い出す。
こわもてのコーチの懐にも
ためらいなく入り込んで、
気づけば抱きかかえられていたりする。
グラウンドで黙っている息子に、
「挨拶せんかい!」と私が怒ったときには、
コーチに「お母さん、怖いな〜」と笑われ
なぜか息子のほうがかばわれていた。
学校でも学年も性別も関係なく、
先生にも上級生にもかわいがられている。
今日も「6年生のお姉ちゃんとシール交換してくる」と
張り切って、公園へ出かけていった。
我が家のシール帳は、つい最近、
ボンドロのしまむらでの販売中止が決まってから買った。
長女のクラスは女子が少なく、
そこまでの熱狂もなかったのが救いで、
「見つけたら買おう」くらいの温度感だった。
ただ、長男にはシール帳がない。
お菓子とかについてるシール以外興味もない。
それでも彼は、シールを持って出かけた。
インフルエンザで寝込んでいる長女と末っ子の分を、
仲良しのお姉ちゃんと交換してきてあげるために。
前日から、「姉と末、喜ぶかなあ」と、何度も言っていた。
自分のためじゃなく、
しんどそうな2人のために。
とっても嬉しそうだった。
ああ、この子がかわいがられる理由は、
こういうところなんだろうな、と。
人に愛される力は
教えられるものじゃない。
技術でも、努力でもない。
きっとそれは、
“自分のことより、
誰かの喜ぶ顔を想像できる力”なんだと思う。
この先、彼もきっと
悔しい思いもするし
理不尽なことにも出会うだろう。
それでもどうか、今みたいに
人の懐に自然と入り込めるその心を
なくさずにいてほしい。
Maybe love begins with kindness.
(愛されることは、優しさから始まるのかもしれない。)
姉妹の熱も下がり我が家のインフルも
私と長男が逃げ切る感じで
おさまりそうです!
コメントありがとうございました~🌠
とっても嬉しい記事の紹介をしてもらいました!
いつも笑わせてもらって、元気になってます!
ありがとうございましたー💐
