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食べる韓国旅

これまでは紅葉のきれいな11月に行っていたが、今年は12月になった。


飛行機の予約を取る

いつものように、スマホから飛行機のチケットを取る。
これまでは夫が率先してやっていたけれど、最近は眼がキツイらしい。二人で協力しながら入力する。

平日の方が安いので、月・火・水の日程にした。

ほどなく「eチケット」がスマホに送られてくる。空港ではそれを見せれば良いのだけれど、昔人間の夫は、やっぱり紙を手に握っていたいらしい。

コンビニで店員さんに教えてもらいながら、四苦八苦して印刷した。
そういえば1年前はスクリーンショットを撮って、家で印刷したのに、そのことさえすっかり忘れていた。

ホテルは会員になっている東横インなので、予約は問題なく完了。


1日目の昼食<参鶏湯>

今回は観光はしない。
美味しいものを食べるための旅だ。

1日目の昼食は参鶏湯(サンゲタン)。
あのグツグツ感を、どうしても伝えたい。

食前酒の高麗人参酒が好きだ。
胃がじんわり熱くなり、香りが鼻に抜けて、体が元気になる。

人参や大きな唐辛子のような野菜、玉ねぎなどの生野菜が皿に盛られて運ばれてくる。
初めて見た時は、正直ギョッとした。

生野菜に数種類の味噌をつけて食べていると、主役の参鶏湯がやってくる。
鍋からは、グツグツという音。

鶏をほぐし、塩をつけて食べる。
はふはふ。
スープを大きなスプーンですくって、またはふはふ。

ごろっと入った高麗人参の独特の香り、栗のほのかな甘み。
鶏のお腹には、もち米がたっぷり詰まっている。
スープと混ぜて、アツアツ。はふはふ。

人参酒をちびりと飲み、口の中を冷やす。
ふーーっ。
「滋味」という言葉が浮かぶ。

夏に食べれば夏バテ防止、冬に食べれば風邪防止。
いつ食べても、元気になれる料理だ。

グツグツしている感じを伝えたい


1日目の夕食<プルコギとサムギョプサル>

夕食から友だちが合流してくれた。
日本語塾で勉強したという彼は、知り合いの中で一番日本語が上手だ。長い付き合いになるが、日本語力が落ちないのがすごい。

「すごいね」と褒めると、私たちが韓国に行くと連絡した後、日本のドラマを観て勉強しているのだと言う。
ありがたい。

友だちが連れて行ってくれたのは、肉料理のお店。
プルコギとサムギョプサルだ。
店によってスタイルや味付けが違うので、毎回おもしろい。

プルコギは、タレに漬け込んだ肉を焼いて切り、葉物野菜に包んで食べる。
レタスやエゴマの葉が美味しい。

今回は白菜が出てきて驚いた。
若い白菜で肉を包むと、甘みとシャキシャキ感が新鮮で、とても良かった。

エゴマの葉が大好きだ。
最近は日本でもエゴマの種が手に入るので、育ててみたいと思っている。

プルコギ
サムギョプサル


2日目の昼食<カニ>

2日目の朝食はホテルで。
韓国風のおかゆ、各種キムチ、韓国おでんなど、なかなか充実している。お代わり自由なのも嬉しい。フルーツやパンもある。

朝食後、友だちが迎えに来てくれて、タクシーで機張(キジャン)という町へ向かう。
韓国はタクシーが安い。1時間ほど乗って2万ウォン、2千円ほどだ。

カニが水槽で暴れているような店が、ずらりと並ぶ。
友だちは交渉が楽しいらしく、値切ってくれる。

これまではタラバガニだったが、今回はズワイにした。
店のお兄さんが、威勢のいいズワイを2匹つかみ、重さを量る。
値段を聞き、そこからまた交渉。

合意すると、私たちは店の2階へ案内される。
窓から外を眺めながら、ビールを飲み、前菜をつまみ、おしゃべりをしていると、先ほどのカニが蒸されて運ばれてくる。
食べやすく切ってあるのがありがたい。

ふわふわのカニを食べながら、「来て良かったなぁ」と思う。
ちなみに甲殻アレルギーの夫はタコを食べる。このタコが、また美味しい。

最後は、カニ味噌ごはんと味噌汁。

行きはタクシー、帰りは電車。
チケットがかわいい。

ふわふわのカニ
最後はカニみそごはんとみそ汁
電車のかわいいチケット


2日目の夕食<海鮮チム>

友だちがチムのお店を予約し、辛さ控えめで注文してくれた。

チムという料理は、不思議で美味しい。
日本のもやしよりずっと大きなもやしに、カニ、エビ、タコ、イカ、乾燥ナマコ、アワビなどが、驚くほど入っている。

辛くないようにしてもらっているが、それでも結構ピリピリする。
最後はサービスの甘酒を飲む。
この甘酒が、私は大好きだ。

具だくさんの海鮮チムは、忘れられない味。

具だくさんの海鮮チム
忘れられない味

屋台のおやつ

ホテルに戻る途中で、キンパとトッポギを買う。
「まだ食べるのか?」と自分でも驚く。

甘辛くて柔らかいトッポギが大好きだ。

街を歩きながら、夫はトウモロコシを買った。
どうしても食べてみたかったらしい。
大きくて立派な、もちトウモロコシ。

そう、私もスイートコーンより、もちトウモロコシ派だ。

道の駅で見かけることもあるけれど、数は少ない。
来年は、もちトウモロコシを育ててみよう。

今回食べ損ねたのはホドック。
お腹の隙間がなくて諦めた。
木の実やあんこが入った、ほのかに甘いおやつ。次回に持ち越し。

大満足の贅沢旅だった。
これから韓国に行く人に勧めるなら、「海鮮チム」だろうか。
乾燥ナマコを噛みしめた時の、あの海の香り。
ぜひ一度、味わってみてほしい。


読んで頂きありがとうございました♪



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