幸運を招く白猫と、中古住宅のリアル〜中古住宅ではじめる新生活〜
幸運を招くという
白猫の親子と出会ったあの日から、
私たち家族の“中古住宅生活”は、
少しずつ動き始めた。
ꕤ中古住宅を選んだ理由
この家を選んだ理由は、
決して「中古だから」ではない。
家の前は車通りが少なく、
子どもたちが安心して過ごせそうなこと。
少し車を出せば、
すぐ便利な道へ出られること。
そして、広い庭。
今の時代、条件の良い土地は、
もう誰かが先に家を建てている。
以前、友人が口にしていた言葉が、
頭をよぎりました。
だから私たちは、
“新築”よりも、
“暮らしたい場所”を選んだのです。
ꕤ︎︎おそうじ本舗さん
引き渡し後、
まずお願いしたのはハウスクリーニングだった。
仲介の不動産屋さんが、
「クリーニングをこちらで手配してもらう代わりに」
と、売主さんへ価格調整をしてくださっていたからだ。
来てくださったおそうじ本舗さんは、
とても感じの良い方で、
子どもたちにも優しく接してくれて、
見積もり中も、
住むに当たってのアドバイスを
沢山くださいました。
ꕤ︎︎娘の秘密基地計画
娘もすっかりこの家を気に入っていて、
ウォークインクローゼットを見るなり、
「ここ、おへやにする!」
と大はしゃぎ。

掃除が終わったら、
早く荷物を収納しないと、
完全に娘の秘密基地になってしまう。
そんなことを思っていた。
……でも。
その穏やかな空気の中で、
おそうじ本舗さんがふと呟いた。
「これ、浴室乾燥……動いてないですね。」
ꕤ︎︎中古住宅のリアル
そこから私は、
メーカーへ問い合わせ、
契約書を開き、
不動産屋さんへ電話をかけることになる。
すると返ってきたのは、
「空き家だった1年の間に壊れたのかもしれませんね。まあ、中古住宅ってそういうものですから。」
という言葉だった。
もちろん、
責任を追及したいわけではない。
ただ私は、
“中古住宅”という言葉を、
壁紙の傷とか、
多少の使用感くらいの意味だと思っていた。
まさか、
浴室乾燥まで静かに停止している世界だとは知らなかった。
後から思えば、
誰が悪いという話でも
なかったのかもしれない。
引き渡し前には、
ハウスメーカーさんとの点検も入っていた。
私が気になった外壁やクロスは、
細かく確認してくださっていた。
でも浴室乾燥については、
こちらから申告していなかった。
……というより、
電気を通すまで、
正常に動くかどうかすら
分からなかった😂
中古住宅って、
“見えている部分”だけじゃなく、
“暮らし始めてから気付くこと”
まで含めて、
受け継いでいくものなのかもしれない。
そして私は、
まだ知らなかった。
この浴室乾燥を皮切りに、
これから次々と、
“中古住宅のリアル”が始まることを。
