心の琴線に触れる絵本がそこにあった。という幸せ。
『手ぶくろを買いに』作:新美南吉
言わずと知れた名作童話。
黒井 健さんの絵。このふんわりとした、とても繊細で、冬だというのにとても温かみのある 美しい雪景色の描写と、まるまるっと愛くるしい狐の親子。
少し古い言い回しで、堅い明朝体の縦書きの文章。何回読み直しても、目頭が熱くなる、これぞ私の中の名作No.1絵本なのです。
母になった今読むと、これは「母の愛の物語だわ!」と感じるのですが、読む人によっては「子狐の冒険物語だ」と感じたりもするようです。
絵本は受ける印象が、人によっても、時間軸によっても、全く違うのが実に味わい深い点です。
ちなみに息子は、
🐙「えーっと、小さなミスを見逃す優しさ。みたいな事かな。間違えて狐の手、出したじゃん。」
と言っていて、そこ??凡ミスくらい見逃してくれよ。と思うことが多い今だから??と、ちょっと笑えました。
『手ぶくろを買いに』
『ごんぎつね』
『からすのパンやさん』
『100万回生きたねこ』
『モチモチの木』
息子にも読んであげたい!!と、母親になってから、改めて買いそろえた絵本Best5✨
私自身は、母に『アンデルセンの童話』を何回も何回も、読んでもらっていたっけなぁ。中でも『人魚姫』が大好きだった。
絵本ではないけど、おばあちゃんのうちに泊まりに行くと、いつもいつも『花さかじいさん』を、私達が寝付くまで、話して聞かせてくれた。
毎回ポチだったり、シロだったり、犬の名前が違ってたけど。
なぜ今また、絵本を引っ張り出して来たか?というと、、、。
『手ぶくろを買いに』は、2年生の教科書に今でも載っているのでしょう。(確認してみたら、、載っていなかった、、、)国語の教材で扱うのですが、、??全く意味がわからない?という表情をする子どもが一定数いるんです😑
それから以前、新一年生になった子に、図書券500円分プレゼント。という企画があって「これで、好きな絵本とか買ってもらってね❤︎」と、手渡したのですが、、、
「へえー?これで?本が買えるん?」
あー、図書券初めてなのかぁ。
🐤「このカード出したら、買えるよ。」
「へえー。うち、本いっこもないから、買ってもらおうかな。」
🐤「本いっこもない?ふふ、あるでしょう。赤ちゃんの時もらった絵本とか。」
「???え。うち、本いっこもないよ!うん!いっこも!!」
え?😱😱😱😱軽いめまいがして、後日その話を母にしたという事件があって。
🐭「本がいっこもない?いっこも??ふふふ、それはないわ。あるよ普通。」あるよ普通。あるよ普通、、、、
😱😱😱😱あー、事件だ。現実が受け入れられない。しかし、憂うなかれ私。
最近の子が本を読まなくなったのではなくて、本が普通に家にある種族が、元々本を読む文化の無い種族の子に出会ってしまって、うろたえて焦っているだけ。ということ。そう、あなたは あなた。私は 私。ゲシュタルトの祈り。
わが家には心の琴線に触れる絵本が、いつもそこにあった。という幸せ✨✨
