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ポップコーンの音が消えた映画。【映画『国宝』感想】

昨日、話題の映画『国宝』を観た。
174分の長尺映画。
見終わってすぐに、note書いてる人全員観ればいいのに。
そう思った。

どうも、ささきです。
どうした?ポエマーみたいに語っちゃって、って思った?
すみません、たまに出ちゃうんですよね。オレの中のポエマー。

最近、芸術に触れてなかったからさ。
不意にこういう作品に出会うと、テンション上がっちゃうのよ。

というわけで、熱が冷めないうちにオレの感想を伝えていくね。
安心してほしい、ネタバレはしません。


●わかりやすさの向こう側

ネタバレしないとはいえ、まったく情報がないのも寂しいから
ざっくりだけ伝えさせて。

この作品は、歌舞伎役者が人間国宝になるまでの半生を描いた話。

吉沢亮がかっこいいとか、横浜流星が良かったとか、そのへんは、一緒に観た人と語ってください。

noteを書き始めて3ヶ月。
もう自称note上級者のオレが、この映画に刺されたポイント。

それは
わかりやすさから、あえて距離を置いた表現だった。


●言葉がないから、伝わる

noteって、小説じゃない(一部ありますが)から、
どうしても「わかりやすく伝える文章」になりがち。

もちろん、それはそれで大事だし、
これからもオレはそういうnoteを書き続ける。
読者に分かりやすく、それでいて楽しく読める作品を提供したいと思ってるしね。

でも、この映画は違う。

言葉のない時間にこそ、感情があふれる。

セリフじゃなく、視線や空気で心が動く。
伝えるじゃなく、伝わる。

ただただ映像に没頭するだけで、世界に溶け込める。
それが、めちゃくちゃ気持ちよかった。

昔、お芝居やってた時の感覚を少し思い出した。

所詮は売れない役者の1人だったオレだけど、むき出しの感情ではないところでオーディエンスの心をつかむ感覚は多少持ち合わせてる。
こういう感覚が、プレイヤーとして最高に楽しいところ。
…この辺でやめときます。


●観客ごと、映画の一部になる

あまり語るとネタバレになるから、
オレが劇場で体験したことだけを書いて、今日は締めようと思う。

まず驚いたのは、平日の朝なのに、ほぼ満席。
劇場版コナンでもない、夏休みでもない、ただの平日、しかも朝。
それなのに、人がめっちゃいた。

しかも、ひとりで来てる人が多い。
なんか、ガチ感ある。

上映前はガヤガヤしてた。
ポップコーン、世間話、おばさまの声。
それが、開始10分で空気が変わる。

全員がスクリーンに集中して、
静寂が劇場を支配する。

オレのお腹の音が響くくらい、静かだった。
隣の人の息遣いまで聞こえた。

観客と映画が、ひとつになった。
これで、作品の真の完成になってる。

観客は、もう一人の登場人物だった。
そんな、不思議で、美しい体験。


●行間を大切にする書き手たちへ

ということで、結論オレが今回言いたいのは

騙されたと思って、劇場に行ってこい!

スクリーンに吸い込まれる感覚。
あれは映画館じゃなきゃ得られない。

無音ですら音と感じるあの空気を、みんなにも体験してほしい。

そして、観たら感想をくれ。

でも、あれよ。
「良かったよ〜」とか、「教えてくれてありがとう」とか。
そういう感想だけでお願いします。
おじさん、批判とか受け付けてませんので。

あと、オレが「国宝」を観に行こうと思ったきっかけである、天豆さんの記事も見て欲しい。
臨場感がより伝わる素晴らしいレビューですので。

最近、勝手に記事に貼ってしまってるケースが多い。
本当にごめんなさい。
ただ本当にみんなに見てもらいたいのです。

それじゃ、また次回もよろしくお願いします!

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