前年比409%増益のKBC(キンバック)、2026年も成長は続くのか?チャンドゥエ3始動の衝撃を現地から分析
こんにちは、ベトナム経済&株式投資ニュース解説のベトテク太郎です。
今日はベトナム株投資家の間でじわじわと注目度が上がっているキンバック都市開発(KBC)の最新動向をお届けします。
正直に言うと、僕自身ちょっと驚いているんです。2024年はかなり停滞していたKBCが、2025年に入って一気に数字を叩き出してきた。しかも2026年第1四半期もその勢いが続きそうだという見通しが出ています。
「工業団地銘柄って地味じゃない?」と思う方もいるかもしれません。わかります、その気持ち。でも今のベトナムにおける工業団地ビジネスって、地味どころかFDI(海外直接投資)の受け皿として超ホットな分野なんですよね。ハノイに13年住んでいて、これほど工業団地の話題が日常会話に上る時期は記憶にありません。
今回はロンベト証券のレポートをベースに、KBCの2025年実績と2026年の見通し、そして投資家として何に注目すべきかを掘り下げていきます。
2025年のKBC、何が起きたのか
まず数字を見てください。
KBCの2025年通期業績は、売上高6兆6,870億VND(前年比141%増)、税引後利益2兆1,470億VND(同409%増)です。
409%増益。これ、けっこうとんでもない数字です。
特に2025年第4四半期単独で見ると、純収益は約1兆6,480億VND(前年同期比111%増)、親会社株主帰属の税引後利益は6,520億VND(同773%増)を記録しています。773%って、もはや異次元の回復力ですよね。
ただし、ここで冷静に見ておくべきポイントがあります。この数字が「すごい」のは事実ですが、2024年がかなり低迷していたという前提を忘れてはいけません。比較対象が低ければ、増加率は派手に見えます。投資判断をする際には「絶対値」と「成長率」の両方を見るクセをつけたいところです。
収益の中身を分解してみる
KBCの収益構造は大きく2つに分かれます。工業団地用地のリース事業と、不動産事業です。
ここから先は
この記事は noteマネー にピックアップされました
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?

