ランニングの恩恵
かれこれ半年前から、本格的にランニングが習慣となり、今では趣味の一つになった。やってみていろんな発見があったが、メリット(恩恵)を記録しておこうと整理してみた。
・ 体重維持
ランニングを始める前は、65キロ。現在、61キロ。4キロ減。今もランニングは、週に2〜3回継続をしている。そのおかげか、太らなくなった。食べる量は、むしろ増えている。タンパク質多め、糖質を減らし気味という配慮はしているが、ガッツリとご飯を食べている。それでも体重は増えなくなった。体感としても体は軽い。
・ スタミナの向上
僕は普段サッカーをしているけど、明らかに変化を感じるのは、サッカーの練習や試合中に、スタミナ切れを起こさなくなったこと。余力を残しながら走り切れる。ダッシュできる回数も増えた。
ランを始めた当初、サッカーの試合の日は、ランニングを控えていた。両方やった場合、サッカーのプレーの質が落ちるのが嫌だったから。しかし、不思議なことが起こる。マラソンエントリー後、ラン練習の習慣が始まってから、朝ランをし、昼からサッカーのような日が続いた。それでも、朝ランはやめなかった。その結果、何が起こったか。朝ランも楽しめ、サッカーはより多くの距離を走れるようになった。
正直、驚いた。「僕って、こんなに長い距離走れたんだ」と、明らかに体力がついた実感があった。
チームメイトから試合前、「今日は何キロ走ってきたんすか?」と聞かれるようになった。『走る人=僕』というイメージが付いた。ランニングが苦でもなく、強制でもなかったのに、走りたくなっていた。それは楽しかったから。おかげで、サッカーに対しても相乗効果が生まれた。
・ 音声学習
一人でランをする時、たいてい音楽を聴いていた。ある時、Pivotアプリの「音声のみ」を試してみた。動画の内容は選ぶ必要があるが(スライドを見ないと内容が掴めない系はNG)聞き流しでも、意外と頭に残る。対談形式のチャンネルは、2人での会話を聴いている感覚で、一人で走っている感じがしない。
勉強系のチャンネルだが、走り終わってもちゃんと記憶している。理解している。時間を忘れて走れる感覚は、新しい発見。
・ やればできる、という自信
上り坂は苦手。上り終える前に、ペースが落ちるから。正直しんどい。でも、頑張って乗り越える。走り切る。この練習は、嫌だったけど、確かな自信になった。
マラソン大会本番に長い上り坂があった。普段なら「しんどい」となる場面で、「え、これ上りだった?」と疑うほど気にならなかった。キツいことを諦めず続ける。その自信は、遅れてやってくる。だからこそ、自分の中で腹落ちする瞬間が、自信を確信する瞬間。これから何事にも「キツい」と思った場面でも、「この先に成長がある」と思えると思う。
・ 知識と興味
ランニングは奥が深い。その深さのまだまだ表面しか経験していないが、ランニングを始める前と今とでは、知識の差が大きい。興味も湧くようになった。
自分に合うシューズを探した。初心者で扁平足の僕に合うスタビリティモデルに惹かれた。ウェアもシンプルでかっこいいものを探した。機能性も忘れない。汗冷えを避けるためのインナーを着たり、寒い日には腹巻きが重宝したり。普段の生活でも活かせるコツを学んだ。それが楽しかった。
エネルギー補給が必要なんて思ってもいなかったが、4時間も走るのだから、当然カロリー消費も多い。エネルギーが切れるのは当然。メカニズムから理解でき、自分の体感で分かる。わかると出来るが一体になる感覚。成長を実感した日。
・ 友人と会う練習ラン
これが1番楽しく「良いこと」だと思う。ランニングを始めたら、友人と会う頻度が増えた。飲みに行く訳でも買い物に行くでもない。ただ、一緒に走るだけ。お互いにフルマラソンでサブ4という共通目標があった。同じ目標に向かい、一緒に取り組む日々は、かけがえの無いものだった。
ランニングの良さの一つにスマホから離れられることが挙げられる。帰宅後、40〜50分程度。体を動かし、スマホを見ず、気持ちのいい汗をかく。加えて、友人と話すことができる。仕事で何か嫌なことがあっても切り替えが出来る。引きずら無い。ランニングの時間だけは忘れていられる。そして、汗とともに一旦忘れられる。おかげで、フルマラソンの本番が終了した今でも、週に2回程度の友人ランは継続している。この習慣は、無くてはならないものになった。
・ 良いことしか無いって伝えたい
ランニングの恩恵を考えたが、正直デメリットが無い。強いて言えば、帰宅後の時間が減ることくらい。時間が限られているからこそ、無駄にスマホを触らなくなった。
ランニングをした後帰宅し、ご飯を食べ、お風呂に入り、ストレッチをし、日記を書いて、本を読んで寝る。というか眠たくなる。やりたいことができる日々をもたらす、ランニングという趣味。その恩恵。
これらは、ランニングを習慣にする前の自分に言ってあげたい。「その習慣を続けていれば、こんなに良いことが待っているんだよ」と教えてあげたい。YouTubeなどで、同様の感想を共有されている人は多い。しかし、自分の体験を、自分で感じ、整理することほど大切なことは無い。やり始める前は不安も少々あったと思う。しんどい思いもしたし、良いことばかりじゃなかった。でも、継続したことは、何かしら気づきがあった。マラソンに出場した経験から気づいたことは、大きな収穫だった。
日々の小さな積み重ねでしか、大きなことはできない。でも、どんな習慣でも“第一歩目“がある。そのはじめの一歩に後押しがしたい。記録を残すのは、自分の感情を磨く上で、必須だ。そして、この記録を残せること自体が、僕にとっての成長だと思った。
