【北海道ドライブ】ラベンダーの森へようこそ!
北海道の夏を感じるラベンダー
北海道の初夏、一歩外に出ると、花のかほりで、またひとつ季節が進んだことに気づく。
ラベンダーも、そんな北海道の「花暦」に欠かせない花のひとつ。
遠くからでも際立つ濃い紫色の花の香りは、風に乗り、あの独特の香りを鼻腔に届ける。
フランス・プロヴァンスから輸入した「ラベンダーの種子」を、各地で蒔いたところ、冷涼な気候の北海道が適していたことから、香料としての栽培が戦前から始まる。
戦中の食糧不足、合成香料の台頭によって、耕作面積が一時激減したものの、ラベンダーの香りを、北海道の人たちは忘れなかった。
札幌でも街路樹の根元や、家の玄関周りに、小さな株が植えられており、6月の終わり頃から、ラベンダーの季節が来たことを教えてくれる。
花の見頃は7月20日頃まで。
フランス・プロヴァンスのラベンダー畑を彷彿とさせる景色を見に、富良野へ日帰りドライブへ行ってみよう。
数あるラベンダー畑の中でも、お勧めは、中富良野町にある
「ファーム富田」
ここは、株の手入れが行き届いており、時には香料を抽出する作業を見ることができる。
天然の香料ならではの「繊細な香りの香水」を始め、化粧水・石鹸を作っている工房も見学できる。
「香りのおみやげ」は、「富良野の夏の思ひで」を、鮮やかに記憶に留めてくれるだろう。

前日の準備
ドライブ計画のポイント
① 朝のうちにラベンダー畑へ
・ラベンダーの香りは、早朝が一番強い。
・富良野は盆地なので、昼間の気温が高くなり、熱中症に注意が必要。
・7月の富良野方面は、渋滞が発生するほど混み合う。
以上の理由により、札幌を、夜が明けたら出発する計画がベスト!
一番の目的地「ファーム富田」の到着時刻を、遅くとも8時に設定して、出発時刻を逆算する。
もう一つのお勧めラベンダー畑を教えよう。
山道が終わった所にある「ハイランドふらの」の「ラベンダーのうみ」という畑は、早朝の霧に覆われる景色がお勧めです。
そしてラベンダーの香りに包まれる朝風呂が、朝6時から入れます。


もっと早く到着していれば霧で覆われていたかも
② 朝食とトイレ問題
道央自動車道を札幌から入るとすぐに、野幌(ノッポロ)PAに24時間営業のコンビニ「セイコーマート」がある。ここで眠気覚ましのコーヒーを購入。
ただ早朝5時では、「ホットシェフのおにぎり」がまだ出来ていないかも。
そして、ここで高速道路の工事区間等の情報収集を。ここから富良野までの2時間、トイレがもたない人は、ここで済ませる。
富良野市は、早朝ご飯にありつけない問題と、道の駅がないので、トイレ我慢限界問題がある。
この問題への対応策が、富良野市に入り、ラベンダー大橋を渡ってから右手に見えてくる「セイコーマート・富良野北の峰店」に立ち寄ることだ。
朝6時開店。トイレは男女区別なしの1室。お手洗いを借りたら、朝食をこの店で購入。景色の良い場所に移動して朝食をのんびりといただく。

握りたておにぎりは「ホットシェフ」マークのある店で

カンパーナ六花亭の駐車場から十勝岳を仰ぐ
噴煙がいつも以上に多くたなびく貴重な景色

市街地からは、こちらの方が目立つ
富良野ワイン工場の菜の花畑
この下にも駐車場あり
③昼食混み混み問題
お気に入りのレストランが予約できるのであれば、予約しましょう。
予約不可であれば、開店同時に入るつもりで早めに店に到着しましょう。
広い北海道といえども、駐車場は限られます。
服装と持ち物
何やら遠足に行くみたいですね。
服装
低いアングルから写真を撮りたい場合は、薄い色の帽子に長ズボンの軽登山スタイルが良きです。帽子と書いたのは、日差し対策もありますが、花には蜂が寄ってくる。頭を刺されないように!
モネの「日傘をさす女」のように、ワンピースに日傘の方もお見かけしますす。せっかくプロヴァンスのような場所なのですから、風になびくお洋服で写真に撮られたいですよね。
ポイントは、北海道の夏の朝晩は、長袖の羽織もの必須。昼間は日差し対策が必要です。

スニーカー
ラベンダー畑は未舗装。結構、急勾配の坂道あり。ヒール靴は辞めておきましょう。
サングラス
必須アイテムです。高速を下りてから、東へ向かう早朝の山道を運転する時、ちょうど朝陽の光が目に刺さる事になるからです。
水筒に冷たい水
中心部から車だとすぐに田園風景が広がる富良野市。続く中富良野、丘の町美瑛(ビエイ)の町では、風景を求めて農道に入ることになるので、お店を見つけられません。
札幌から富良野への道
ルートは3つ。山道とトイレ問題で選択。
基本は、高速・道央自動車道を利用し北上。北海道の地理的中心「富良野」を目指す。ちなみに富良野の奇祭「へそ祭り」は、富良野が「北海道のへそ」に当たることに由来。
南から順に 3ルートを紹介。高速道路を下りてからは山道です。
① 三笠ICで下りて、桂沢湖方面・富良野に進むルート
札幌からだと一番メジャーなルート。
このルートは道幅が細い、カーブが多い、勾配もきつめ、ですが、早朝でもけっこうトラックが走っているので、寂しくはありません。
運転に自信がない場合は、③の滝川からのルートをお勧めします。
② 美唄(ビバイ) IC で下りて富良野へ向かうルート
美唄生まれの彫刻家・安田侃氏の美術館「アルテピアッツァ美唄」への道をさらに先へ進むルートです。
2024年に開通したので、道路も荒れておらず、片側1車線の山道も勾配が緩やか。ブレーキをかけることもなく、アクセルワークだけで曲がれる緩いカーブ。三笠ルートに較べると走りやすいです。
ただ、この道があまり知られていないためか、交通量が少ない山の中を一人行く感じが、少し寂しい。
それでも私はこの「美唄ルート」が一番❗️とお勧めします。

可愛いなどど車を降りないこと。
近くに母熊が居ること間違い無し!
母の愛は時には凶暴に!
③ 滝川IC で下りて富良野へ向かうルート
時間はかかるが、道幅も広く、安心して走行できるルート。
お手洗いが心配な人は、このルートがベスト!
高速道路では下りるひとつ前の砂川SAと、国道に入って1時間足らずで、芦別市「道の駅」もあり、男女別の広いトイレは安心。中年を過ぎたご友人、お付き合いしたばかりの彼女にも配慮してあげようね。
とある日のドライブルート(時間の目安つき)

十勝岳噴火から再生された畑。
手前はジャガイモ。奥に麦畑。
04:30 札幌駅付近から出発
高速に入り美唄IC へ
05:00 野幌(ノッポロ)PA
トイレとコンビニコーヒー
05:30 美唄ICを出て富良野方面へ
06:30 「ハイランドふらの」
朝風呂に入るなら、
もっと早出を。
06:45 セイコーマート富良野
朝食おにぎり購入
07:00 カンパーナ六花亭の駐車場
景色を眺めながら朝食
07:40 ファーム富田 20分で到着
写真撮影・メロン・お土産

富田ファームの無料山側駐車場には
開園8:30前から入れる。
人が映り込まない時間の撮影を狙うなら8時までに。
平日でも9:30には駐車場待ちの渋滞
発生。

ジュースがカットメロン1.8個分でこの値段
高いと見るか⁉︎
メロンの可食部分から計算するとコスパ良し
お店の開店8:30を待つべし
09:30 美瑛方面へ
富良野メロンを堪能し、
ラベンダー化粧水も購入。
もう少し早く、美瑛方面
ても良い。
今回、立ち寄らなかったが
美瑛の風景写真と言えば、
前田真三氏の写真館「拓
真館」が良い。

10:20 渡辺製菓・美瑛選果
私の定番おやつ

稲荷餅も美味

他にもパン屋・野菜・フレンチレストラン(予約必要)

つぶつぶも美味
10:50 グラタン専門店VIVA食堂
このお店、予約不可なので、
開店10分前に到着した。
ここも週末は混み混み。


森の中にある
11時から開いているお店をもう一軒ご紹介。

テイクアウト専門だが
道路挟んで向かいの
鳥沼公園駐車場に車を停めて
公園に行くも良し
12:00 フラノマルシェ
ここで地元新鮮野菜や果物
の買い出し。
軽飲食店もあり。
お昼は混み混み。
13:00 富良野を早めに出発
14:00 アルテピアツァ美唄のカフェ

癒される〜

16:00 帰宅
ガソリンスタンドで洗車
スーパー銭湯で人間洗濯
富良野での運転マナー
とにかく、大型観光バスを始め、レンタカー、道外・地方ナンバーの車が、7月の富良野へ一気に押し寄せるのだ。
ちなみに地元ナンバーは「旭川」。
農道を走る際は、生活道路でもあるので、急いでいる旭川ナンバーの車には、道を譲ろう。
番外編 札幌のラベンダー畑
実は札幌にもラベンダー畑はある。「幌見峠ラベンダー園」
札幌駅から30分ほどの場所にあり、ここはラベンダーと札幌の街並みを見下ろす景色を楽しめる。
幌見(ホロミ)峠は、札幌でもなかなかの細い峠道なので、タクシーで来ている人も多い。夜は夜景の隠れスポットでもある。

それでは 良い旅を
Bon Voyage!
