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【ジョーク】のれんの償却・非償却論争

昨日、近所のASBJ(企業会計基準委員会)の公聴会に行ったんです。ASBJの公聴会。

そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。

で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、「のれんの非償却の導入及びのれん償却費計上区分の変更」とか書いてあるんです。

もうね、アホかと。馬鹿かと。

お前らな、のれん非償却ごときで普段来てないASBJに来てんじゃねーよ、ボケが。

会計操作だよ、会計操作

なんか親子連れとかもいるし。一家4人で非償却でのれんを膨らませるか。おめでてーな。

よーしパパ、「償却費がないからROE(自己資本利益率)が上がるぞー」とか、虚飾の数字で喜んでるの。もう見てらんない。

お前らな、減損で一発ドカンとやるからその席空けろと。

のれんの減損テストってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。

Uの字テーブルの向かいに座った監査法人のパートナーと「その10年先のフリーキャッシュフローの成長率、裏付けのない『夢』だろ!」といつ喧嘩が始まってもおかしくない、減損テストに勝つか負けるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。

で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、「のれんは永久に価値が減らないから非償却で」とか言ってるんです。

そこでまたぶち切れですよ。

あのな、のれんの永久価値なんてきょうび信じてんじゃねーよ。ボケが。

得意げな顔して何が、「非償却で一株当たり利益が上がります」だ。

お前は本当に巨額の含み損が実現することで自己資本比率が一気に悪化する恐怖を知らないのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。

お前、あの取得原価に紛れ込んだ過大なM&Aプレミアムを、非償却処理で実質的な自己創設のれんとして資産計上し続けている矛盾から目を逸らしたいだけちゃうんかと。

ASBJ通の俺から言わせてもらえば今、ASBJ通の間での最新流行はやっぱり、のれん償却の「定額法・超長期・最低限」アプローチ、これだね。

純資産の保全と毎期の利益の平準化を、減損の兆候のごまかしで実現する。これが通のやり方。

償却テクニックってのはね、巨額なM&Aプレミアムを費用化する際、「取得原価のうち識別可能な無形資産は『ゼロ』!全部まとめて定額法で処理できる『のれん』で処理」と強弁し、「監査法人の奴らにのれんの効果が及ぶ期間に反証できるビジネスセンスなんてないから無視、最長の20年で薄く伸ばせ」と指定する。これ。

で、それに「特別損失による一括償却」のタイミングを、恣意的な資産グルーピングで保護してきた赤字事業を切り捨て、経営者の交代に合わせる裏技を組み合わせる。これ最強。

しかしこれを頼むと次から監査報告書の「監査上の主要な検討事項」のトップ項目に、のれん減損テストが記載され、監査法人が「のれん評価の専門家チーム関与必須」を口実に、監査報酬を問答無用で2割増しに要求してくるという危険も伴う、諸刃の剣。

素人にはお薦め出来ない。

まあお前らド素人は、貸借対照表の巨大なのれんを眺めて幻想のM&A成長でも食ってなさいってこった。

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