【2020読書】No.436『まんがと図説ピケティと資本論マルクスから読み解く21世紀』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしております。
2020年12月18日。2020年353日目。
2020年436冊目の読書は、
『まんがと図説ピケティと資本論マルクスから読み解く21世紀』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
Kindle Unlimitedで、まんがで読むシリーズをまとめて読んでみました。
読んだ感想
『21世紀の資本』のピケティ。
過去20カ国200年以上のデータをまとめて、
資本主義の歴史において、富と所得の格差が拡大していること、
上位1%のトップ富裕層に富が集中していることを明らかにしました。
それで、富裕層への累進課税の強化を提案しています。
19世紀に書かれた『マルクスの資本論』。
マルクスは、「資本家が労働者からの搾取によって富を拡大する」と論じ、
社会主義を提唱しました。
ピケティもマルクスも
「資本主義は格差が拡大する」ということを述べています。
では、ピケティの言うように累進課税を強化するのがいいのか、
マルクスの言うように社会主義がいいのか。
いや、どっちもダメでしょ。
たとえば、今の日本でも、
「消費税を下げろ!富裕層の所得税をあげろ!」
という話がある。
これ、わたし、賛同できません。
耳触りが良く聴こえますが、
これ、庶民の味方っぽいけど、実際は大金持ちの味方してますよ。
所得税って、強制的に収入によって決められます。
だから、収入が高い人ほど、所得税は上がる。
だから、金持ちからたくさん所得税をとれ!
間違ってない。間違ってないけど、、論点が足らなくて、
「控除」というものを忘れている。
金持ちほど、収入がある人ほど、税理士を雇い、うまく節税している。
所得税って、うまいことやれば、「控除」で減らせるんです。
経費にしてお金使ったり、うまいこと借金したり、資産を買ったりすれば。だから、所得税増やしても、税収って増えてないんです。
現に、富裕層の方が税金を払っていないという事実がある。
これは、大袈裟な例かもしれないけど、
現に、トップ1%が富を独占しているという現実がある。
累進課税を強化したところで、
きっとうまいこと法に則って、節税するでしょう。
消費税は買う買わないの選択肢がこちらにあるので、「主権」があります。何にお金を使って、使わないかを選ぶ権利がある。
一方、所得税は強制徴収であり、ここに我々の意思は考慮されません。
所得税は先に徴収され、「残ったやつでやりくりしろ」ということ。
所得税が減れば(もしくは、なくなれば)、
たっぷり残ったお金を何に使うか、何を買って何を買わないかを、
自分で選べるんです。
実際に今がそうだから、感覚的にわかると思いますが、
税金を支払って、残り少ないお金でいかにやりくりするかを考える。
消費税増えたら、お金使わなくなりませんでしたか?
収入変わらないのに、消費税だけ上がったら、
実質収入減ったのと一緒ですからね。
だから、経済が停滞するんです。
それに、消費税増税しても、国の税収って全く増えてないんですよ。
0%から3%になっても、3%から5%になっても、
5%から8%になっても、8%から10%になっても。
だから、「消費税を減らせ!元に戻せ!」という議論はわかる。
でも、一番いいのは、所得税を減らすことだと思う。
所得税が減れば、国民のポケットに残るお金が増える。
そしたら、使うでしょ?お金持ってるんだもん。
使ったお金に対して、消費税がかかった方が、
税収が増えるように思います。心理的に。
最初から税金引かれて、マイナスな感情から入るより、
所得税はなしで、買いたいだけ買った分にかかった消費税を
支払った方が、気分がいい。
税金は他にも色々ありますし、他にも問題点はたくさんありますが、
消費税と所得税の違いがそこです。
所得税を減らす方が圧倒的に有効だと思う。
いかに、今の日本の政策がおかしいか。
消費税あげて、どんどん景気悪くなってるじゃん。
法人税さげて、大企業の内部留保が増えてるだけじゃん。
所得税の減税は、権力を生みにくい。
一極集中の中央集権、独裁国家、社会主義を防げる。
ピケティもマルクスも、両方賛同しきれません。
時代は変わるのだから、新しい時代に合った、
新しい仕組みが必要だと思います。
資本主義の次は、「自由主義」ではないでしょうか。
何をどれくらい買って、どれくらいの消費税を納めるか、
どれくらいの税金を納めるかは自分で決めることができる。
それは、国民に主権があるということです。
賢い人はうまくやるし、
金持ち達がさらに金持ちになるシステムが今のシステムなんです。
だから、一般庶民が苦しむんです。
一般庶民を本当に救いたいなら、
所得税をなくすことが第一で、消費税の議論は後からなんです。
消費税はあげてもいいんです。一定の税収は必要でしょうから。
それが、学べば学ぶほどわかってきました。
ロシアのプーチンさんも、アメリカのトランプさんも、
所得税の減税と同時に課税をなくすこと、
所得税の控除を撤廃することを狙っているようです。
彼らは真の愛国者であり、
国民のためにというのを1番に考えているからです。
消費税を納めるかどうかは、自由です。これが、自由主義の政治です。
過去の歴史から学ぶと、独裁国家は、必ず所得税が増えて行っています。
ソ連がそれですよ。ナチスドイツは、戦争に向かいましたよ。
ナチスの手口を参考にすると麻生さんが公言してましたよね。
税金が増えれば、国民が税金を払えなくなります。
税金が集まらなくなった大きな政府は成り立たなくなるから、
紙幣を刷って、インフレになったり、戦争になったりしてきたわけです。
すべて歴史に書いてあります。
物事は、長期的、多面的に、全体的に考えるべきと思います。
こんな方にオススメです!
・格差を是正したいと考える方
・所得税に納得が行かない方
・消費税に納得が行かない方
・ピンときた方
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