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事務方の目標設定が難しいのは、学級委員長ではなく「書記係」だからかもしれない

事務方の仕事は、前に立つ学級委員長というより、
場を整える書記係に近いのかもしれません。
目立たないけれど、なくなると困る仕事。
その価値と、目標設定の難しさについて書きました。

書記係って縁の下の力持ち

会社は売上を上げて成長する。
たぶん、これは多くの人が自然に
持っている前提だと思う。

だから、売上に近い仕事ほど、
目標もわかりやすい。
数字で見えるし、
届いたか届かなかったかも
はっきりしている。
目標を超えたかどうかも、
比較的わかりやすい。

でも、会社の中には、
そういう仕事ばかりではない。

直接クライアントとやり取りすることが
少ない人たち。
そもそも、まったく接点がない人たち。
いわゆる事務方と呼ばれるような
立場の人たち。

こういう役割の目標設定って、
いつも少し難しい。

何件処理したか。
期限内に終えたか。
時間内にやり切れたか。

もちろん、どれも大事だと思う。
でも、どこかしっくりこないことがある。

営業のように、120%達成とか、
期待を大きく超えた、
みたいな見え方がしにくい。
きっちりやって100%。
むしろ、100%であることが
大事な仕事でもある。

だからなのか、
事務方の目標設定を考えていると、
途中から「どうしたらモチベーションが
上がるか」みたいな話に流れやすい気がする。

でも本当は、その前にもう少し
別のところで引っかかっているのかも
しれない。

事務方の仕事って、
そもそも何に似ているんだろう。
そんなことを考えていたときに、
ふと思った。

これは、学級委員長というより、
書記係 なんじゃないかと。

学級委員長は前に立つ。
クラスを引っ張る。
役割も見えやすいし、周りからも
わかりやすい。

でも、書記係は少し違う。
前に立って場を動かすわけではない。
自分が主役として目立つわけでもない。
ただ、話し合いの中で何が決まったかを
整理して、残して、
あとからみんなが動けるようにしている。

書記係がいなくても、
その場の話し合いは進むかもしれない。
でも、終わったあとに何が決まったのか
曖昧になったり、誰が何をするのか
わからなくなったりしたら、
結局、クラス全体はうまく動けなくなる。

事務方の仕事も、
少しそれに似ている気がする。

前に立って点を取りに行くわけではない。
売上を直接つくっているようには見えない。
でも、情報が整っていること、
流れが止まらないこと、
抜け漏れがないこと、
誰かが動きやすいこと。
そういう土台を静かにつくっている。

たぶん、価値がないわけじゃない。
むしろ、ないと困る。

ただ、その価値が、売上みたいに
わかりやすい形では見えにくいだけ
なんだと思う。

目標設定が難しいのは、
そのせいかもしれない。

見えやすい成果を出す役割なら、
目標も立てやすい。
でも、場がちゃんと回るように
支える役割は、
何をもって「良い状態」とするかが
少し言葉にしづらい。

書記係に期待されるのは、
ただ文字を残すことだけではないはずだ。
あとから見返したときに、
何が決まって、何が保留で、
誰が何をするのかがわかること。
そういうふうに、場のあとまで支える
ことなんじゃないかと思う。

事務方も、きっと似ている。

頼まれたことを処理する。
期限までに終える。
ミスなくやる。
そこまでは、もちろん大事。

でも本当は、その先にある
「全体がちゃんと動ける状態」が
価値なんじゃないかと思う。

誰かが迷わずに済む。
確認のやり直しが減る。
必要なものが必要なときに揃っている。
前に出る人が、前に出る仕事に集中できる。

そういうことって、派手ではない。
数字にもなりにくい。
でも、会社の中ではたしかに効いている。

たぶん、
事務方の目標設定が難しいのは、
その仕事が弱いからではなくて、
その仕事の良さが「静か」だから
なんだと思う。

静かな仕事は、目立たない。
目立たないものは、評価の言葉にしづらい。
だから、件数とか期限とか、
見えやすいものだけが目標になりやすい。

でも、本当に見たいのは
そこだけなんだろうか、とも思う。

きちんと処理されていること。
でもそれだけじゃなくて、
まわりがちゃんと動けていること。
場が乱れないこと。
仕事が止まらないこと。
その人がいることで、
全体が少し整っていること。

そういうものを、私たちは
たぶん日々ちゃんと受け取っている。
ただ、うまく言葉にしてこなかった
だけなのかもしれない。

事務方の仕事は、
学級委員長みたいに前から見えやすい
仕事ではない。
でも、書記係がいなければ
場があとで困るように、
事務方がいなければ、
組織もじわじわ困っていく。

売上をつくる人が前で走れるのは、
後ろで整えている人がいるからでもある。

だから、
事務方の目標設定を考えるとき、
「売上に近くないから難しい」と
考えるよりも、
「この役割は、何を整えているんだろう」
と見たほうが近いのかもしれない。

目立つ役割じゃない。
でも、なくなると困る。
自分が前に出るわけじゃない。
でも、みんなが動ける状態をつくっている。

そう考えると、事務方の仕事は
成果がない仕事ではなくて、
成果の見え方が違う仕事なんだと思う。


会社は売上を上げて成長する。
たぶん、これは多くの人が自然に
持っている前提だと思う。

だから、売上に近い仕事ほど、
目標もわかりやすい。
数字で見えるし、
届いたか届かなかったかも
はっきりしている。
目標を超えたかどうかも、
比較的わかりやすい。

でも、会社の中には、
そういう仕事ばかりではない。

直接クライアントとやり取りすることが
少ない人たち。
そもそも、まったく接点がない人たち。
いわゆる事務方と呼ばれるような
立場の人たち。

こういう役割の目標設定って、
いつも少し難しい。

何件処理したか。
期限内に終えたか。
時間内にやり切れたか。

もちろん、どれも大事だと思う。
でも、どこかしっくりこないことがある。

営業のように、120%達成とか、
期待を大きく超えた、
みたいな見え方がしにくい。
きっちりやって100%。
むしろ、100%であることが
大事な仕事でもある。

だからなのか、
事務方の目標設定を考えていると、
途中から「どうしたらモチベーションが
上がるか」みたいな話に流れやすい気がする。

でも本当は、その前にもう少し
別のところで引っかかっているのかも
しれない。

事務方の仕事って、
そもそも何に似ているんだろう。
そんなことを考えていたときに、
ふと思った。

これは、学級委員長というより、
書記係 なんじゃないかと。

学級委員長は前に立つ。
クラスを引っ張る。
役割も見えやすいし、周りからも
わかりやすい。

でも、書記係は少し違う。
前に立って場を動かすわけではない。
自分が主役として目立つわけでもない。
ただ、話し合いの中で何が決まったかを
整理して、残して、
あとからみんなが動けるようにしている。

書記係がいなくても、
その場の話し合いは進むかもしれない。
でも、終わったあとに何が決まったのか
曖昧になったり、誰が何をするのか
わからなくなったりしたら、
結局、クラス全体はうまく動けなくなる。

事務方の仕事も、
少しそれに似ている気がする。

前に立って点を取りに行くわけではない。
売上を直接つくっているようには見えない。
でも、情報が整っていること、
流れが止まらないこと、
抜け漏れがないこと、
誰かが動きやすいこと。
そういう土台を静かにつくっている。

たぶん、価値がないわけじゃない。
むしろ、ないと困る。

ただ、その価値が、売上みたいに
わかりやすい形では見えにくいだけ
なんだと思う。

目標設定が難しいのは、
そのせいかもしれない。

見えやすい成果を出す役割なら、
目標も立てやすい。
でも、場がちゃんと回るように
支える役割は、
何をもって「良い状態」とするかが
少し言葉にしづらい。

書記係に期待されるのは、
ただ文字を残すことだけではないはずだ。
あとから見返したときに、
何が決まって、何が保留で、
誰が何をするのかがわかること。
そういうふうに、場のあとまで支える
ことなんじゃないかと思う。

事務方も、きっと似ている。

頼まれたことを処理する。
期限までに終える。
ミスなくやる。
そこまでは、もちろん大事。

でも本当は、その先にある
「全体がちゃんと動ける状態」が
価値なんじゃないかと思う。

誰かが迷わずに済む。
確認のやり直しが減る。
必要なものが必要なときに揃っている。
前に出る人が、前に出る仕事に集中できる。

そういうことって、派手ではない。
数字にもなりにくい。
でも、会社の中ではたしかに効いている。

たぶん、
事務方の目標設定が難しいのは、
その仕事が弱いからではなくて、
その仕事の良さが「静か」だから
なんだと思う。

静かな仕事は、目立たない。
目立たないものは、評価の言葉にしづらい。
だから、件数とか期限とか、
見えやすいものだけが目標になりやすい。

でも、本当に見たいのは
そこだけなんだろうか、とも思う。

きちんと処理されていること。
でもそれだけじゃなくて、
まわりがちゃんと動けていること。
場が乱れないこと。
仕事が止まらないこと。
その人がいることで、
全体が少し整っていること。

そういうものを、私たちは
たぶん日々ちゃんと受け取っている。
ただ、うまく言葉にしてこなかった
だけなのかもしれない。

事務方の仕事は、
学級委員長みたいに前から見えやすい
仕事ではない。
でも、書記係がいなければ
場があとで困るように、
事務方がいなければ、
組織もじわじわ困っていく。

売上をつくる人が前で走れるのは、
後ろで整えている人がいるからでもある。

だから、
事務方の目標設定を考えるとき、
「売上に近くないから難しい」と
考えるよりも、
「この役割は、何を整えているんだろう」
と見たほうが近いのかもしれない。

目立つ役割じゃない。
でも、なくなると困る。
自分が前に出るわけじゃない。
でも、みんなが動ける状態をつくっている。

そう考えると、事務方の仕事は
成果がない仕事ではなくて、
成果の見え方が違う仕事なんだと思う。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

売上で測れない仕事をどう評価すれば
いいのか分からない、
本人も上司も納得しにくい
というモヤモヤや難しさがあると
感じているマネージャーにとって
何かしら気づきになればうれしいです。

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