7割思考 第2章
第一章 まとめ
「がんばり方」を問い直すときが来ている
気がつけば、私たちは「がんばること」が当たり前になっていました。頼られる立場になり、家庭や仕事の責任も増えていくなかで、迷いや戸惑いを口にする場面は、ますます減っていったのかもしれません。けれど、どこかで立ち止まって、自分に問いかけてみてほしいのです。
「自分は、何に疲れているんだろうか」
そんな問いが、心の奥からうっすらと浮かび上がってくるなら、自分の心の声に耳を傾ける事を始めませんか。
いま、社会のかたちは大きく変わっています。かつての正解が通用しない時代に、私たちは変化のただ中を、懸命に歩き続けています。だからこそ、「がんばる力」よりも、「立ち止まる力」「振り返る力」が必要になってきているのです。
七割思考とは、そんな力を支えるための考え方です。
限界まで走らず、少し手前でペースをゆるめる。
すべてに全力を注がず、少しだけ余力を残しておく。
その余力が、思考と感情の心地よいあり方を取り戻してくれます。
あなたは、もう十分にがんばってきた。だからこそ、いま必要なのは「もっと頑張ること」ではなく、「自分を見失わないでいること」です。この本を通して、あなたが「本当の自分」を安心して手に取れるようになることを、心から願っています。
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