進路もキャリアも同じ|塾講師が見た、決められる人と迷い続ける人のたった1つの違い
何かを決めようとすると、すぐに誰かの意見を聞きたくなる。
「どっちがいい?」と周りに尋ねて、安心したくなる。
でも、いくらアドバイスをもらっても、心の奥ではモヤモヤが残る。
——結局、何を選んでも「自分で決めた」という感覚が持てない。
塾講師として、これまで何十人もの生徒と向き合ってきました。
進路相談に乗る中で感じたのは、
「自分の将来を自分で決められる生徒」と「最後まで迷い続ける生徒」には、たった1つの違いがあるということです。
小さな決断ができる人は、将来の決断もできる
生徒と話をしていると、2タイプの生徒さんがいます。
ひとりは、
「私は〜学部に行きたいです。そのために次の模試で◯点を目指します」
と、自分の言葉で話せる生徒。
一方で、
「やりたいことがわからない」「どれを選んだらいいかわからない」と
最後まで迷い続ける生徒もいます。
「今日は何を勉強する?」と聞くと、
ある生徒は「英文法やります!それが終わったら〜」と即答します。
もう一方は「どれをやったらいいと思いますか?」と私に尋ねてきます。
もちろん、失敗したくない・先生の意見を聞きたいという気持ちは自然です。
でもその根底には、“自分の決断に自信がない”という共通点があります。
そしてこの“自信のなさ”こそが、将来の選択を難しくしてしまうのです。
僕自身も、「自分の決断に自信が持てなかった」
実は、僕も昔は同じでした。
周りに意見を求め、アドバイスを素直に聞く。
「まじめ」「素直」と言われることに安心していたけれど、
心の奥ではいつも「これでいいのかな」と迷っていました。
誰かの意見に合わせることで得られる“安心”は、
その場では心地よいけれど、後から“後悔”に変わることもあります。
社会人になって痛感したのは、
他人に認められる幸せはあっても、
自分で選んで生きる幸せはそれとは違うということ。
自分の人生を、自分の意思で決める力。
それは、突然大きな選択を迫られたときに身につくものではありません。
「小さな決断」を積み重ねることが、自己信頼を育てる
私が迷っている生徒さんに伝えるのは、
「まずは小さなことから、自分で決めてみよう」ということです。
たとえば、
休日の計画を立ててみる。
ごはんのメニューを10秒で決めてみる。
最初は完璧でなくていいし、結果が思うようにいかなくても構いません。
自分で決めたことを、自分の意思で実行する。
その小さな成功体験の積み重ねが、やがて“自分の選択を信じる力”になります。
まとめ|自分の舵を取る力は、小さな選択から
将来を決められる人と、迷い続ける人の違いは、
才能や頭の良さではありません。
「日々の小さな決断を、自分でしてきたかどうか」
その積み重ねが、人生の大きな岐路で「自分で決められる力」をつくります。
他人の意見を聞くことも大切。
でも、最終的にどうしたいかを決めるのは、いつも自分自身です。
今日の小さな選択が、未来のあなたの自信を育てていきます。
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