ストレンジャーシングスを最後まで観た
主人公のイレブンは001の能力をコピーとして再現するために作られた
現代でいう戦争の兵器みたいな登場人物だと思う

作中ではいろんな社会問題やシビアな問題を取り上げているけど一番メインになるのがイレブン(兵器)のところだと思う
カリとイレブンが自分たちはヴェクナを倒したあと消えようと話していた時「豆の木作戦が終わってから、それから考えればいい」って言ったホッパーやイレブンを引き止めたマイクのシーンを見て結末がどうなるのか気になっていたけど最終的に一緒にはいれなかった。


最後、それぞれのその後が描かれていたけどイレブンだけやけに短かくて違和感を感じた。
物語的にはマイクたちの視点と同じ、「幸せに生きているといいな」っていう空想を広げれるような演出でイレブン本人の表情、花畑に囲まれた描写など一見綺麗に終わったような見え方をするけど
これをこの物語の裏テーマ(社会問題、戦争)って言う点で見るとまた違って見える。
結局イレブンはみんなとは一緒にいられなかった、見つかればまた悪い大人に利用されるであろう現状は変わらなかった
イレブンのその後がほとんど描かれていないところに『一時的な安らぎ』のような悲しさがある
兵器として生まれてしまったから共存はできない、消すこともできない
戦争がなくならない現代と重なるところがあった
ハッピーエンドに描けば都合が良すぎる
モヤモヤはしたけどこの最後が1番ベストなんだと納得した
直接的に描かれていない、余白を残しているところが
視聴者に今の社会の当事者であることを伝えているようなメッセージ性のある最後だったように感じた

