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青いメロンに赤いメロン。ふらり、富良野。#🇯🇵

やっとこさ、日本の小話も。

各地で出会った、美味しかったものたちの文字起こし。趣味は移動で、合言葉は「地産地消」。食品バイヤーになりたかった頃の気持ちもひっそりと昇華中。そんなこんなで、今後の移住候補地でもある大好きな北の大地から。

▲ 北海道市区町村めぐりマップ。
微妙に歯抜けみたいになってるのが悔しい。羅臼と利尻島は天候不良で断念。
「降車なし」は含めていないので、なかなかの記録!

中富良野・寺坂農園さんの「青い」メロン。

北海道のおへそ、富良野。十勝岳のそばには自然がたくさん、もちろん美味しい食べ物もたくさん。富良野エリアは北海道のほぼ真ん中にあたるので、寄り道することが多い。「ふらり、富良野」と勝手に命名している。

北海道に我が家の移動式住居を連れて行くには、函館か小樽か苫小牧に到着するフェリーを利用することになる。大昔には一般人も利用できる釧路着の航路もあったらしいが…。

▲ フェリーへの積み込み待ちの車列。

今では知床や根室といった道東方面に行きたければ、苫小牧から高速を使って約400km(東京→大阪くらい)移動する必要があるので、ちょうど富良野や帯広あたりが中継地点になる。でっかいどう、とは言ったものだ。

そんなこんなで、道中で出会った、中富良野の寺坂農園さん。

▲ 双子メロン。可愛い!

こちらのおすすめは、なんといっても「青肉」メロン。

北海道でメロンといえば、やっぱり「赤肉」の王者・夕張メロンが有名だと思うし、かくいう私も「北海道のメロン=赤肉」というイメージがあった。なんなら、メロンは赤肉の方が甘くて美味しいという固定観念すらあった。

▲ かごいっぱいのメロン!
あみあみ模様は成長段階で、急成長によるひび割れ→修復を繰り返して生まれる。

ところがどっこい。中富良野・寺坂農園さんの「青肉」メロンは、人生で食べたメロンの中で、今でもダントツで1位。
赤肉を買うつもりで立ち寄ったのに、試食でいただいた青肉のあまりの美味しさに、あっという間に満場一致で大逆転。夏がくれば思い出す。こんなに美味しいメロンが世の中にあるのかと…。

エグさや青臭さとはいっさい無縁で、赤肉を超えるんじゃないかという甘さに、青肉ならではの食感と爽やかさも兼ね備えている。農園では「追熟期間」の目安も教えてくださるので、最高のタイミングでいただくことができる。

▲ 食感もありながら、もちろんジューシーさも健在!
ベストなタイミングで切り分けて。

次の北海道行きはいつにしよう。メロンの時期が重なったら、立ち寄らないといけない(使命感)。文字起こしをしながら食べたくなってきた…。通販、今から申し込もうかな。

▲ 車に積んでいた折り畳みコンテナで大事に大事に連れ帰る。梱包は夫。
間違いなく私より丁重に扱われている。

青いメロンに赤いメロン。

つぶやき。

私にとって青肉メロンは、果物というよりかは、畑で取れる「野菜ウリ」の延長線上にあるものというイメージで、しかも、この野菜ウリは薄切りにして浅漬けなどの漬物にしてよく食べていた(田舎あるある?)。

だから、どうしても青肉メロンは「安くて」「野菜に近くて」「赤肉より劣ったもの」という印象が先行していたように思う。赤肉の方が、贈答用で上等なものといったイメージ。こんな固定観念をいい意味で「ぶっ壊し」してくれた寺坂農園さんに感謝🍈

▲ 完熟の夕張メロンも勿論好き!
昨日到着したことをきっかけに、この記事を書いている。

幼稚園の頃だったかな。お絵描きの時間で、お皿に乗ったメロンの絵を書くのに「オレンジ」と「みどり」の両方を使ったことがあった。
そして、私が書いた絵を覗き見た同じクラスの子に「メロンがオレンジ色なんてヘンテコだ。メロンは緑色なんだよ!」と、かなりしつこく揶揄われたことがあった。あまりにもしつこかった。今思い出しても腹が立つ。笑

私はこの時、子どもながらに「知らない」って恐ろしいんだな、と思うと同時に、自分の知識の範囲だけで判断して、相手を糾弾するようなことがあってはならないのだということも学んだ。
あとは、家庭によって食卓に出るものが違うんだ、ということも学んだ。「ああ、この子はオレンジ色のメロンの存在を知らないんだな…」と。子どもは正直で、時に残酷だ。

そういえば、アレクサンドル・デュマもメロン好きだったな。

フランスのメロンはどちらかというと、デザートではなく、生ハムを乗っけた「前菜」というイメージ。酷暑では火を使わないレシピは最重要。よく冷やしたメロンに生ハムをペロンと乗せて、アペリティフとともに胃のなかへかっこむ。くぅ。

ラベンダー畑や陽光あふれるマルシェ(市場)、ピンクのロゼワイン――プロヴァンスほど夏を象徴する地域はほかにありません。
数ある季節の恵みの中でも特に最高の食材とされるのが、カヴァイヨン産メロン。文豪アレクサンドル・デュマが、生涯にわたり毎年12個のメロンを受け取るのと引き換えに、自身の出版作品の全コレクションをカヴァイヨン図書館に寄贈すると約束したほどです。

コンフレリーconfréries:フランスの美食推進協会


青いメロンに赤いメロン。赤いリンゴに青いリンゴ。赤いスイカに黄色いスイカ。赤いイチゴに白いイチゴ。緑のキウイに赤いキウイ…。

考えてみれば、いろんな色の果物があるんだなあ。

今日はここまで!


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