【読書録】【俳句】7月句会と今月読んだ俳書
今月はJapanKnowledgeの俳句関連の特集記事や松岡正剛の千夜千冊の俳人/俳書関連の書評記事など、ネットに転がっているものを色々読んだ。
正剛は他に蕪村、一茶、子規、虚子、波郷、耕衣などなどいろんな方の本についての書評を書いていて勉強になる。なった。子規が漱石・露伴・紅葉と同い年、1歳上に二葉亭四迷、2歳上に新渡戸稲造と内村鑑三・鴎外がいるという、このあたりの近接は知らなかった。
俳句の基礎を習得すべき今は保守的な「型」を叩き込む段階だと思っているんだけど、正反対な「拡張の際」みたいなものにも触れていたいと思い、関悦史さんの第2句集『花咲く機械状独身者たちの活造り』を読んだ。

本当は第1句集『六十億本の回転する曲がつた棒』を読みたかったんだけど入手できず。句集は重版されることもほとんどないだろうし、欲しいと思ったときに買わねば。
自分にも面白さが分かった句は以下。
一分の一地図を飛ぶ曼珠沙華
P・K・ディックのレプリカ話すディックの忌
夏潮や神は円周率に住む
点Pは動くわ桜咲きだすわ
舌一枚黄粉に埋まり秋の雲
グラビアアイドルみなjpgとして冷ゆる
骰子の七の目吾を呑みて冷ゆ
五七五のリズムの骨格、八八八をフルに使った、てんこ盛りのアヴァンギャルドな句群。初心者の自分には毒にも薬にもなりそう。
参加している句会で教材として使っている本を自分でも購入。

少しずつ読み進めている飯田龍太の『俳句鑑賞読本』と同様、オーセンティックな俳句が多数掲載されており勉強になる。
文學界の2022年5月号がたまたま職場にあったので、特集「幻想の短歌」の短歌四拍子論を読んだ。そして「これは僕が俳句に感じていたことでは」と思い調べてみると以下の記事を発見。やはり自分程度が感じたり考えていることは先人がきちんと研究してくれている。非常に勉強になった。
7月句会の投句。

左から0点、1点、0点、0点、0点、0点、1点、2点、0点。
俳句の世界ではもう秋間近!
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