2026年NFLドラフト Michigan候補選手リスト
2026年ドラフト指名圏内、およびドラフト外フリーエージェント(UDFA)としてプロ入りが予想される注目選手一覧です。
●EDGE デリック・ムーア(Derrick Moore)

PFF:60位 / Mock Database:66位 / Mel Kiper:DE 5位
2025年シーズンのチーム守備MVP。身長190cm、体重117kgの堂々たる体躯。チーム最多の10サックを記録し、PFF総合評価89.9、パスラッシュ評価92.4という驚異的な数値をマーク。1年次からコンスタントに出場を重ねた経験値も含め、ミシガン大学からの筆頭指名候補。短所は完成度が高いゆえの伸びしろ(シーリング)への疑問、エリート級のスピード系ラッシャーとの対比。
●EDGE/LB ジェイショーン・バーハム(Jaishawn Barham)

PFF:105位 / Mock Database:129位 / Mel Kiper:DE 8位 / CBS:98位 2024年Michiganに移籍。2025年はILBからDL(304スナップ)へと役割を広げ、万能性を証明。チーム2位の4サック、10ロスタックル、21プレッシャーを記録。身長191cm、体重110kgから放たれる身体能力はまさに「ホーミングミサイル」と評されるほど。
一方で、タックルミスやペナルティといったプレーの粗さが課題。
笑顔を見せないのが有名でたまに笑うとチームメートやファンからネタにされイジられる一面も。
●DL レイショーン・ベニー(Rayshaun Benny)

PFF:232位 / Mel Kiper:DT 8位 / CBS:88位
5年目のシニアシーズンでついに先発定着。メイソン・グラハム、ケネス・グラント退団後の穴を埋める堅実なプレーを披露。PFFランディフェンス評価84.5(チーム2位)を記録。身長193cm、体重138kgと、NFLで即通用する圧倒的なサイズが最大の魅力。短所はパスラッシュにおける爆発力の物足りなさ。
個人的には25シーズン前にはドラフト1巡候補として挙げていただけに伸び悩んだ印象。ドラフトで中穴狙いならお勧め。
●TE マーリン・クライン(Marlin Klein)

PFF:114位 / Mock Database:163位 / Mel Kiper:TE 5位
「フリークス・リスト」選出の怪物候補。時速34.7kmの走力(あまり聞かない指標ですねw)とスリーコーンドリル6.89秒を誇る、卓越したアスリート。2025年は24キャッチ、248ヤード、1TDとスタッツ面では物足りなさが残る。NFLでの成功には、怪我の克服とブロッカーとしての成長が必須。
●WR ドナヴェン・マカリー(Donaven McCulley)

25シーズン前にインディアナ大学から移籍してきた、身長196cm、体重98kgの大型WR。QB出身ゆえのポジション経験の浅さと、昨季39キャッチ、588ヤード、3TDという低調な数字、相手を引き離す能力が懸念材料。下位指名が予想されるが、コンパインの40ヤード走で好タイムを出せば順位急上昇の可能性。
●LB ジミー・ロルダー(Jimmy Rolder)

Mock Database:324位
2025年は73タックル、7ロスタックルを記録するも、キャリアを通じた耐久性に大きな疑問符。2年次および2025年シーズンの怪我による欠場とトップスピードの低さが評価に影響。チームリーダーとしての資質は高く、ドラフト後半での指名、あるいはスペシャルチームのエース候補としてのプロ入りが現実的か。
●K ドミニク・ズヴァダ(Dominic Zvada)

PFF:408位 / Mock Database:305位 / Mel Kiper:K 3位
2024年は50ヤード超を7本成功させるなど完璧な成績。一転、2025年はフィールドゴール成功率68%(25本中17本)と極度の不振に。短距離のミスも目立ち、評価は急落。しかし、そのポテンシャルは依然として高く、キッカー不足のチームにとっては博打を打つ価値のある存在。UDFA枠か。
●IOL ジョヴァンニ・エル・ハディ(Giovanni El-Hadi)

Mock Database:333位
51試合出場を誇る、経験豊富なチームキャプテン。圧倒的なランブロック能力を持つ一方、パスプロテクションとポジションの柔軟性に課題。今季は怪我により9試合の出場。運動能力や耐久面での不安要素が指名の障壁。
コンバイン非招待選手(UDFAでのNFL入り候補)
●FB マックス・ブレデソン(Max Bredeson)

Mock 366位
身長188cm、体重113kg。元QBのウォークオンから這い上がった、ミシガン・カルチャーを象徴するタフガイ。リードブロッカーとしての能力は一級品で、強力なランゲームの影の立役者。レシーブ能力に乏しくNFLでは希少なFB枠だが、パワーランを重視するチームにはお勧め。
二人の兄は共にMichiganで野球とアメフトをプレー 特にBen BredesonはMichiganで2度のチームキャプテンを務めた後、ドラフト4巡でNFL入り。レイブンズ、ジャイアンツを経てタンパベイ・バッカニアーズに所属。
●DL デイモン・ペイン(Damon Payne)

元5つ星評価の逸材(アラバマ大学から移籍) 身長193cm、体重142kg。アラバマ大学で3シーズン過ごした後、2025年に地元ミシガンへ移籍。圧倒的なパワーとクイックネスを併せ持つが、キャリアを通じてスタッツ面での爆発力に欠ける。ポテンシャルだけは1巡目級。一貫性のなさが課題。コンバインでの数値次第で評価が大きく変動する「ハイリスク・ハイリターン」なプロスペクト。ランブロックに不安はあるが、ドラフト指名枠が無いチームにはお勧めの選手。
●DL トレ・ウィリアムズ(Tré Williams)

移籍組(クレムソン大学から加入) 身長188cm、体重145kg。クレムソン大学で44試合に出場したベテラン。2025年にミシガンへ加入し、即戦力としてローテーション入り。低重心を生かしたランストップ能力に優れ、密集地でのダブルチームを耐え抜く強さを持つ。派手さはないが、守備の土台を支えるロールプレーヤーとして下位指名の可能性も十分か?
●EDGE TJ・ガイ(TJ Guy):

PFF:209位 / Mock Database:248位
身長193cm、体重113kg。長年バックアップに甘んじ、一時は第一線を退き、コーチングの道への転向を示唆する発言も自身から出ててきていたが、2024年以降に急成長。PFFグレード74.8を記録するなど、限られたスナップ数で高い生産性を発揮。リーチの長さと一歩目の速さが武器。ドラフトコンバイン招待選手リスト漏れは痛手だが、プロデイでのアピール次第でドラフト圏内へ滑り込むポテンシャルは秘めている。
●IOL グレッグ・クリッペン(Greg Crippen)

身長193cm、体重140kg。4つ星評価で入学し、2025年にようやく先発センターの座を確保。技術的に洗練されており、ハンドワークとインテリジェンスが高く評価されている。一方で、パワー型ディフェンダーに対する押し負けが散見される。純粋なセンターとしての評価は高く、控えのIOLリザーブとしてドラフト終盤の指名候補からUDFA候補。
番外編(その他の理由で卒業する注目選手)
●LB アーネスト・ハウスマン(Ernest Hausmann):

引退(医学的理由によりフットボールから引退)
2024年にチーム最多の89タックルを記録した守備の要。2025年も主力として活躍したが、シーズン終盤の欠場を経て、2026年1月に医学的理由による現役引退を表明。本来であればドラフト中位〜上位指名の有力候補であったが、現在はプロ入りを断念し、学業に専念している。
●WR ペイトン・オリアリー(Peyton O’Leary)

未定 2026年2月現在、O’LearyはNCAAトランスファーポータルへの登録中。
ミシガン大学での出場資格は原則として使い切っていますが、パンデミック等の影響による6年目の特別猶予を求めて他大学でのプレーを模索している、あるいはNFLへの挑戦に向けた動きを見せているようです。一番好きな選手だったのでMichiganで卒業してほしかったな・・・
