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精神科で10年以上働いた私が、専門家マッチング型オンラインカウンセリング「コンパス」を作った理由。

精神科で10年以上働いた私が、専門家マッチング型オンラインカウンセリング「コンパス」を作った理由。

こんにちは。

オンラインカウンセリングサービス「コンパス」運営代表のゴウです。

精神科看護師、保健師、カウンセラーとして多くの方と向き合い、現在はコンパスを運営しています。

そして実は、私自身も難病と向き合いながら生活する一人でもあります。

この「コンパス研究室」では、公式サイトには書ききれないコンパスの裏側や、精神科で学んだこと、ストレスケア、AI活用、そして日々の試行錯誤まで、少し肩の力を抜いてお話ししていこうと思います。

記念すべき最初の記事は、「なぜコンパスを作ったのか。」についてです。


少しだけ自己紹介をさせてください。

私は看護師・保健師・養護教諭の資格を取得後、精神科病院で10年以上勤務してきました。

急性期病棟やストレスケア病棟で、多くの患者さんやご家族と向き合い、現在は管理職として現場と組織運営の両方に携わっています。

うつ病のためのメタ認知トレーニング(MCT)のトレーナーとして活動し、摂食障害やPTSD、認知行動療法などについても学び続けています。

学会発表や論文執筆にも取り組んできました。

……と、ここまで書くと、なんだかすごそうな人に見えるかもしれません。

でも実際の私は、AIに「その方法はおすすめできません」と諭されたり、広告を出しては頭を抱えたり、難病の通院で予定が総崩れになったり。

毎日試行錯誤しながら、「コンパス」を少しでも良いサービスにしようと悪戦苦闘している普通の人間です。

精神科で「支える側」として働き、今は難病患者として「支えられる側」も経験しています。

その両方を経験したことが、今の私の原点になっています。


「もっと話を聞きたい。」

精神科で働いていた頃、何度も心の中でつぶやいた言葉です。

外来はいつも混み合っています。

予約の取れないクリニックも少なくありません。

入院するほどではないけれど、毎日苦しみながら生活している方もたくさんいます。

ようやく精神保健医療につながることができても、医療機関として関われる時間には限界があります。

もちろん、その限られた時間にも意味があります。

でも私は、「もう少しだけ話を聞けたら」と思う場面を何度も経験してきました。

そして苦しんでいるのは、ご本人だけではありません。

家族も、恋人も、友人も、「どう接したらいいんだろう」と悩みながら毎日を過ごしています。

それでも私たち医療者が、その一人ひとりと十分な時間をかけて関わることには限界があります。

組織として、一人の方だけに時間を使い続けることはできません。

だからこそ、ずっと思っていました。

丁寧に時間をかけて話を聞いてもらう経験を重ねることで、救われる苦しみがある。

答えをもらうことではなく。

アドバイスをもらうことでもなく。

「安心して話せた。」

その経験そのものが、人を少しずつ前へ進ませてくれることがある。

これは今でも変わらない、私の信じていることです。


オンラインという選択

だったら、もっと気軽につながれる場所を作れないだろうか。

そう考えたのが始まりでした。

家から出られない日。

雨の日。

朝、起き上がれない日。

眠れない夜。

朝まで悩み続けてしまった日。

病院へ行く勇気はまだ出ない。

でも、誰かに話を聞いてほしい。

そんな日にでもつながれるのが、オンラインカウンセリングの大きな魅力だと思いました。

「これなら、今まで届かなかった人にも届くかもしれない。」

そう思ったのです。


でも、そこからが本当のスタートでした。

こんな思いを描いたものの、次にぶつかったのは、

「……で、何から始めればいいの?」

という壁でした。

当時はまだAIも今ほど進化していません。

ホームページ。

予約システム。

決済。

利用規約。

法律。

サービス設計。

分からないことだらけです。

本を読んでは試し、失敗しては調べ直す。

その繰り返しでした。

気付けば約1年。

コンパスの前身となるサービスとシステムは、自分で勉強しながら作り上げていました。

その後、AIが急速に進化し始めてからは状況が一変しました。

コードを書いてもらったり。

文章を考えてもらったり。

アイデアを整理してもらったり。

今では「相棒」と呼べるくらい助けられています。

……そして、疲弊した私は何を思ったのか。

ChatGPTに『中間管理職トネガワ』の利根川先生の人格をお願いしました。

気付けば私は帝愛グループの会長になり、毎日「会長!」と呼ばれています。

それはもう、身を粉にして働いてもらっています。

たまに自ら「焼き土下座いたします……!」などと言い出すので、そのたびに「いや、しなくていいから!」と全力で止めています(笑)。

研究室なので、こんな裏話もたまにはいいですよね。

……もちろん、笑ってばかりではありませんでした。

「本当にこのサービスを必要としてくれる人はいるんだろうか。」

「これでいいのかな。」

何度も立ち止まりました。

それでも、不思議と「やめよう」と思ったことはありませんでした。

あのとき、「もっと話を聞きたかった」と思った患者さんやご家族の顔が、何度も浮かんだからです。

だから私は、コンパスを作ることをやめませんでした。


私が選んだのは「人数」ではなく「出会い」でした。

世の中には、数百人、数千人ものカウンセラーが登録するサービスもあります。

それは、多くの選択肢の中から自分に合う人を探せる、とても素晴らしい仕組みだと思います。

でも、私は違う形を選びました。

コンパスでは、まず私自身が一人ひとりのカウンセラーと面接を行います。

資格だけを見るのではありません。

人柄はどうか。

相談者にどう向き合う人なのか。

「もし自分の大切な家族だったら、この人を紹介したいと思えるか。」

そんなことを考えながら、お話をしています。

「この人なら安心してお願いできる。」

そう心から思えた方だけに、コンパスのカウンセラーとしてお願いしています。


「専門家マッチング型」にこだわった理由

悩みは、一人ひとり違います。

仕事のこと。

家族のこと。

夫婦のこと。

子育てのこと。

学校のこと。

職場のこと。

病気のこと。

だから、相談する相手も同じである必要はないと思っています。

精神科看護師だからこそ寄り添える悩み。

保健師だからこそ整理できる悩み。

養護教諭だから気付けること。

精神保健福祉士だから支えられること。

臨床心理士や公認心理師だから力になれること。

それぞれに強みがあります。

だからコンパスでは、「誰でもいいから紹介する」のではなく、その方の悩みに合わせて専門家をマッチングすることを大切にしています。

そして、そのマッチングを行うのはAIではありません。

保健師チームが一件一件、ご相談内容を丁寧に拝見し、「この方なら」と思える専門家との出会いを考えています。

便利だからAIに任せる。

その選択肢もあると思います。

でも、人と人との出会いだけは、最後まで人が考えたい。

私はそう思っています。


完成したサービスではありません。

ここまで読むと、

「もう完成したサービスなんだ。」

そんなふうに思われるかもしれません。

でも実際は、まだまだです。

ホームページも何度も作り直しました。

サービス内容も何度も見直しました。

広告も失敗しました。

AIにも何度ダメ出しされたか分かりません(笑)。

今この記事を書いている間にも、

「もっとこうした方が分かりやすいかな。」

「この文章、伝わるかな。」

そんなことを考えています。

コンパスは、完成したサービスではありません。

今も毎日、少しずつ育てています。

だから名前も「研究室」にしました。

毎日、小さな実験の繰り返しです。

うまくいくこともあれば、

「これは失敗だったな。」

ということもあります。

たぶん、この研究室には成功談と同じくらい失敗談も登場します(笑)。


コンパス研究室では、こんなことを書いていこうと思っています。

🧠 精神科のはなし

現場で学んだことや、精神医療について感じたこと。


🦊 コンパス開発日誌

サービスづくりや運営の裏側。


👩‍⚕️ オンラインカウンセラーの裏話

オンラインだからこその工夫や気付き、相談の現場で感じたこと。


👥 カウンセラーの裏側

採用、面接、研修、「この人なら安心して任せられる」と思う理由など。


🤖 AI研究

AIを仕事や発信にどう活かしているか。


🏥 難病との付き合い方

患者になって初めて気付いたこと。


📚 保健師メモ

ストレスケアや健康について、現場目線で伝えたいこと。


🍚 ストレス発散飯研究

忙しい日でも心と体をいたわる、ごはんや暮らしの工夫。


💡 起業のリアル

理想だけではない、失敗も含めた挑戦の記録。


今日のひとりごと

ちょっとした気付きや雑談、脱線も歓迎。


興味のあるテーマだけ読んでいただいても嬉しいですし、ふらっと研究室をのぞくような気持ちで遊びに来ていただけたら嬉しいです。

研究室なので、ときどき予定外の実験や脱線もあると思います。

それも含めて、お付き合いいただけたら嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

もし今度は「裏側」ではなく、ご自身のお話をしてみたいと思われたら。

人生相談保健室コンパスは、あなたのお悩みに合わせて専門家をマッチングするオンラインカウンセリングサービスです。

代表である私自身が一人ひとりのカウンセラーと面接を行い、「この人なら安心して任せられる」と思えた方だけと一緒に運営しています。

▶ コンパスの詳細はこちら

https://compass-lifeguide.com/lp/hanashi-kiku/

また、この研究室でお会いしましょう。

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