欲望から自由になることが、人生をよくする:ちょうどいい人生のサイズを探して
今あるものを使い切らずに、
新しいものを求めてしまう。
本当の価値を理解しないから、
余計に不安に駆られて
次から次へと自分を追い立てる。
次を手に入れたら、
すぐに新しいものが欲しくなり、
いつも喉が渇いた状態が続く。
本当は、喉は潤っているのに。
私たちは恵まれた時代に生きていて、
むしろ不幸モードに陥っていないでしょうか。
今そこにある幸せを手放して、
次の幸せばかり求めてしまう。
資本主義に毒され、
欲望に翻弄されているのかもしれません。
経済が発展すればするほど、
幸せを手放し、幸せを求める。
幸せを追求すればするほどに
不幸な気分になっていく。
これでいいのか?
足るを知る者は富むのではないか?
強欲は身を亡ぼすことになりかねません。
どこかで節度を持たないといけませんね。
もっと自由に生きたい。
そう思えるだけでも、
相当に自由なんだと思います。
本当の不自由は、
そんなことを考える余裕すらありません。
カッコつけていないで、
さっさと自由に飛び込もう。
自由は辛いぞ。
重いぞ。苦しいぞ。
責任はすべて自分だぞ。
だから飛び出せないのではないでしょうか。
飛び込めばわかることもあります。
でも、その先にしか自由はありません。
欲の突っ張った人は、
欲に絡めとられて
自由を失っていますよ。
服でも靴でも適正なサイズがあるように、
自分のキャリアや人生でも
適した役割やポジション、
自分ならではのミッションがあるはずです。
少し無理して、
サイズを大きくするのもいいですけど、
たぶん、ちょうどよい「頃合い」があるのでしょう。
私自身を振り返ってみると、
もう少しサイズを大きくしてもいいかなと
ちょっと思ったりしています。
小さいサイズだとキツキツですからね。
あまり求めすぎず、
今より少しよい未来くらいが、
私にはちょうどよいかなと思っています。
自分に合う人探し、
自分にピッタリの職場探しもいいですけれど、
相手に合わせる能力があれば、
そこそこ誰とでも上手くやっていけるし、
どんな職場でも
どんな相手でも
それなりに馴染めるものですよね。
合わなければ去ればいい。
だからこそ、当たりを選べる余地も生まれます。
この世の中は、
自分のためにはできていませんけど、
自分のやりやすいようにはできるのです。
主導権を持とう。
そのための努力を欠かさずしよう。
ひと昔前は、
35歳転職限界説というものがありましたが、
最近では、40代でも50代でも、
普通に転職ができる時代になっています。
ただ、これ「誰でも」ではないです。
ポータブルスキルか、
高い専門性を持ち、
人格的にも信頼され、若手の模範となれる人です。
「努力なし」ではなれません。
徳富蘇峰は大久保利通を、
「最善を得ざれば次善。
次善を得ざれば、その次善」
と評したそうです。
ふむ、なるほど、
大久保利通らしいタクティクスですね。
きっと西郷は、
こういう大久保だからこそ盟友となり、
信頼し、任せたのでしょう。
最後は仲たがいしてしまいましたが…。
最善を尽くすって
言葉にすると簡単ですが、
本当に最善を尽くしたのか、と自分に問うた時に
なかなかYESとは言い切れません。
簡単じゃないから価値が高い。
欲望から自由になる。
それが自分の未来をよくするような気がします。
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