一歩踏み出したい人へ|インクルーシブ上映会のボランティアで感じたこと
※この記事は、stand.fmで配信している番組の内容を文字起こししたものです。放送は以下のリンクからお聴き頂けます。
こんにちは。Stand.fmパーソナリティのShokoです。
この番組では、整ってない人に向けて、手帳やノート、好きなことで自分を整えることをテーマに、やさしく整える時間をお届けします。
日々の中で感じたこと、考えたことをシェアしていきますので、仕事や家事の合間にゆるっと聴いて頂けたら嬉しいです。
今日はですね、「ボランティアに参加する」というテーマでお話ししてみたいと思います。
ボランティアって聞くと、なんだかすごいことをしている人とか、時間に余裕がある人がやるものとか、そういうイメージを持っていたりしませんか?
でも実は、何かを大きく変えようとしなくても、「ちょっと外の世界に触れてみたいな」とか、「今の自分を少しだけ動かしてみたいな」という気持ちさえあれば、十分なきっかけになるものだと思ってます。
今日は、そんなふうに“何か始めたいけど迷っている人”や、“少しだけ日常に変化がほしいと感じている人”に向けて、私自身の体験と共にお話ししていきます。よかったらぜひお付き合いください。
実は先日、認定NPO法人AYAが主催する「インクルーシブ上映会」に、ボランティアメンバーとして初めて参加させて頂きました。
公式Webサイト
AYA公式インスタグラム
まずはこの団体についてご説明させて頂きますね。こちらは、難病や障がいのある子どもたちとそのご家族へ、ワクワクする体験を届けることを通じて、人々の心がつながり合い、可能性が広がる未来を目指す認定NPO法人の団体です。スポーツ観戦や映画鑑賞、旅行など、病気や障がいを理由に諦めてしまっているかもしれない体験を届ける活動をしています。
このAYAで活動するスタッフの中に、田中翔子さん、ていう看護師がいるんですけど、長崎大学医学部の看護学専攻を卒業後に精神科の病院で2年間勤務して、その後訪問看護に従事している方で、「こっこちゃん」とか「こっこナース」って呼ばれています。
実は私とは、3月まで訪問看護ステーションの定期訪問でご一緒させてもらったんですが、どんな気持ちに対しても、私の表情を察する時も優しく接してくれて、すごく親しみやすい明るい看護師の方です。
そんなある日の訪問で、「インクルーシブ上映会のボランティアあるよ」と教えてもらったんですけど、これはですね、映画館内のシアターを貸し切って、映画を鑑賞するイベントで、毎年4月に全国の映画館で開催しています。
声を出したり動き回ることのあるお子さんや、医療機器のアラーム音や医療ケアが必要なお子さんなど、そういった理由で普段映画館に行くことを遠慮してしまっているご家族にも、気兼ねなく映画を見てほしいという思いで企画されたんだそうです。
そんなこの企画のボランティアのお話をもらった時、「すごく素敵な企画だな」と感じて、正直興味はあるなと思っていたんですけど、いろいろ考えてしまって、結局後回しにしちゃって。で、4月に入り、締め切りの前日になって「やっぱり応募してみようかな」と思って、ようやくLINEで申し込みをしました。
正直、ちょっと不安もありましたし、「もっと早くできたな」とも思ったんですけど、それでも勇気を出して一歩踏み出せたこと自体は100点満点だなと思っています。
で、当日の朝8時半過ぎにこっこちゃんと、鹿児島からはるばる来て下さった女性のスタッフと、今回参加するボランティアのメンバーさんたちが集まったんですけど、その中には特別支援の高校に通う学生さんや、ヘルプマークを所持している女性の障がい者さんもいました。
ボランティアの皆さんはほとんどが普段関わらない人なので、その人やその場に触れることで、自然と視点が外に向く感覚が新鮮に感じましたね。
で、ご挨拶をして、一度シアター内で集合写真を撮って。そしてロビーに戻ったあと、シアター班と受付案内班に分かれて開場のお手伝いをさせて頂いたんですけど、今回私は、事前の振り分けでスクリーンの案内と駐車券認証機のナビゲートを任されたんですね。
こっこちゃんとゲートの中に入って説明を受けたんですけど、入って正面のテーブルに駐車サービスの認証機が3台置いてあったんですね。そこに立って、参加するご家族にスクリーンの場所を案内するついでに、駐車券を持っている方に認証機の案内もお願いするように、と説明してくれたんですね。
マニュアルの説明もすごく丁寧だったし、やることも少なくて優しい作業に感じたんですけど、初めての体験なので、正直最初は「これでちゃんと役に立てられるのかな?」と少し不安に感じる瞬間もありましたね。
でも実際にその場に立ってみると、お客様が迷わずにスクリーンに向かっていけたり、「ありがとう」と声をかけてくださる場面があったりして、小さな関わりでもちゃんと誰かの役に立てているんだなと感じることができました。
特に、初めて映画館に来られるご家族が多かったので、ちょっとの不安から安心した表情に変わった時、ちょっとの気づきとか行動によって、スムーズにできるんだなと実感しましたね。
そしてお手伝いが終わった後、シアターに入って、1番後ろの列の指定された座席でドラえもんを観させて頂きました。
上映中は自由に声出しや体を動かすことができたりとか、上映の途中で具合が悪くなったら看護師のこっこちゃんがいるので、ケアをしてもらうことができたりとか、そういう環境設定のバランスの良さや、子どもたちの特性を考えた細やかな配慮が工夫されているところに、AYAが大切にしている想いを感じましたね。
それから、シアターの音量を少し小さくしたりとか、天井の一部の照明を着けたりとか、通常の上映とは違う安心できる空間で、お子さんとそのご家族と一緒に映画を見られたこと自体も、すごく印象に残っています。
そして、本編のエンドロールに入ると、座席から降りて、スクリーンの通路での帰りのお見送りもさせて頂きました。
上映が終わって帰るときに、参加者に「ありがとうございました」って声をかけたら、次に来たお子さんが笑顔で手を振ってくれたんですね。それに私も思わず「バイバイ」って手を振り返したんですけど、その一瞬が、すごく印象に残っていて。「なんか大きなことをしたわけじゃなくても、ちゃんと行き届いているんだな」っていう気分で、すごく温かい気持ちになりましたね。
実際に参加してみて、思っていたよりもハードルが高くないなと思ったし、一緒に支え合ってくれたこっこナースやAYAのスタッフ、ボランティアのメンバーたちとか、観に来てくれたお子さんとご家族の皆さんの温かさもすごく心に残ってて、このような支援で支え合うことはすごく素敵だなと気付けました。なので、次はいつ、どんなイベントをやるのかわからないけど、お手伝いできる機会があれば、また参加してみようかなと思っています。
もし今、何か新しいこと始めたいなと思っているけどなかなか行動に出ない方、少し日常に変化がほしいなと感じている方。ぜひボランティアに参加してみて下さい。人生を諦めない社会づくりや一歩一歩前へ進むための、ひとつのきっかけになるかもしれません。
まずは事前に興味があるものを調べてみたりとか、お気に入りに保存しておくだけでもいいです。「ちょっと気になるな」っていう気持ちを、放置しないであげることが、小さな一歩に繋がるのかなと思います。
私もこういった日々の中で感じた小さな気づきや一歩を、このstand.fmやインスタ、noteでやさしく整えるきっかけとしてお届けできたらいいなと思っています。
というわけで、今回はAYAのインクルーシブ上映会のボランティア活動に参加してみて感じたことをお話ししてみました。
AYAでは、インクルーシブ映画デーを、2027年の5月に47都道府県の映画館で同日開催することを目指しています。
こうしたイベントで全国に体験の場を広げるためには、皆さんからの温かい支援が必要となります。
そこで、活動を寄付で支援して下さるAYAサポーターを募集しています。公式サイトで1000円から寄付できて、毎月寄付するか、1回のみの寄付ができます。また、ふるさと納税を使っての寄付や、古本を買い取り金額と一緒に送ることも可能だそうです。
なので、どんな活動をしているのかな、どんな価値観を大切にしているところなのかな。そんな風に興味を持った方はですね、ぜひWebサイトやSNSで活動の様子を見て頂いて、もし共感した方はAYAのサイトでお住まいの地域のイベントを探して、実際にボランティアとして参加してみたり、AYAサポーターになって寄付したりしてみてください。
それでは、今日も皆さんにとってやさしく整う1日になりますように。
最後までお聴き頂きありがとうございました。
実際の上映会の様子🎬
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