VPS・MT5・EA運用の基本動かす前に止め方とログを決める
EAを作る時、多くの人はロジックに集中します。
どこで買うか。
どこで売るか。
どのインジを使うか。
利確は何pipsか。
損切りは何pipsか。
ロットはどうするか。
勝率はどれくらいか。
もちろん、ロジックは大事です。
しかし、EA運用で本当に怖いのは、ロジックのミスだけではありません。
もっと怖いのは、
EAが止まっているのに気づかないこと
です。
MT5が落ちている。
VPSが再起動している。
回線が切れている。
サーバーに接続できていない。
tickが来ていない。
ログが止まっている。
CSV/TSVが更新されていない。
違う銘柄で動いている。
違う時間足で動いている。
ファイルに書き込めていない。
こういう状態でも、チャート上では一見、動いているように見えることがあります。
EAは作って終わりではありません。
動かしてからが本番です。
だから、EAを動かす前に決めるべきことがあります。
それは、
どう止めるか
何をログに残すか
異常にどう気づくか
です。
今回のテーマは、
VPS・MT5・EA運用の基本
です。
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無料部分
EAは作った後の方が危ない
EA開発では、どうしても「作ること」に意識が向きます。
コードを書く。
コンパイルする。
チャートに入れる。
バックテストする。
動いたら嬉しい。
しかし、本当に重要なのはその後です。
EAをVPSに置く。
MT5を起動する。
チャートにEAを入れる。
ログを出す。
長時間動かす。
異常が起きた時に気づく。
再起動後に復帰する。
データが正しく残っているか確認する。
ここまで含めて、EA運用です。
EAは、作った瞬間よりも、動かした後の方が危険です。
なぜなら、運用中にはロジック以外の問題が起きるからです。
VPSの問題。
MT5の問題。
回線の問題。
サーバー接続の問題。
ログの問題。
ファイル書き込みの問題。
時間足や銘柄の問題。
これらを見ないままEAを動かすと、
「動いていると思っていたのに、実は止まっていた」
ということが起きます。
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一番怖いのは、止まることではない
EA運用で一番怖いのは、EAが止まることではありません。
本当に怖いのは、
止まっていることに気づけないこと
です。
EAが止まったと分かれば、対応できます。
MT5を開き直す。
VPSを確認する。
ログを見直す。
その日のデータを棄却する。
人間が判断できます。
しかし、止まっていることに気づかなければ、対応できません。
止まっているのに正常だと思う。
ログが止まっているのに記録できていると思う。
CSV/TSVが更新されていないのに、データが取れていると思う。
この状態が一番危険です。
売買EAなら資金に影響します。
観測EAでも、データ品質に影響します。
つまり、売買しないEAでも油断できません。
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OBS_ONLYでも停止条件は必要
「売買しないEAなら安全では?」
と思う人もいるかもしれません。
たしかに、OBS_ONLY EAは発注しません。
自動売買もしません。
決済もしません。
だから資金を直接減らすリスクは低いです。
しかし、OBS_ONLYでも危険はあります。
それは、
壊れたデータを取り続けること
です。
たとえば、
tickが止まっている。
スプレッドが異常。
symbolが違う。
timeframeが違う。
ファイルに書けていない。
ログの時刻が飛んでいる。
read_okが壊れている。
fail_maskが出ている。
こういう状態でデータを取り続けると、あとから検証が壊れます。
間違ったデータをAIに読ませる。
壊れたTSVを正常扱いする。
異常な時間帯のログを採用する。
これでは、検証全体が汚染されます。
だから、OBS_ONLYでも停止条件は必要です。
ただし、目的は資金防衛ではありません。
データ品質防衛
です。
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ログはドライブレコーダー
EA運用におけるログは、車で言えばドライブレコーダーです。
事故が起きた時、ドライブレコーダーがなければ何が起きたか分かりません。
EAも同じです。
なぜ止まったのか。
いつ止まったのか。
どの銘柄だったのか。
どの時間足だったのか。
スプレッドはいくつだったのか。
tickは来ていたのか。
ファイルに書けていたのか。
VPSが再起動したのか。
MT5が切断されたのか。
こういう情報がなければ、後から原因を調べられません。
チャートを見れば分かる、と思うかもしれません。
しかし、チャートは結果です。
ログは過程です。
EA運用では、結果だけでなく過程を残す必要があります。
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たとえ話で見るEA運用
EA運用は、車にたとえると分かりやすいです。
EAはエンジン。
VPSはガレージ。
MT5は運転席。
ログはドライブレコーダー。
fail_maskは警告灯。
停止条件はブレーキ。
Human Gateは最後に確認する人間。
どれか一つ欠けても危険です。
エンジンが強くても、ブレーキがなければ危ない。
ガレージがあっても、電気が落ちれば動かない。
運転席に座っていても、メーターが壊れていれば状態が分からない。
ドライブレコーダーがなければ、事故後に原因が分からない。
EAも同じです。
勝てるロジックだけでは足りません。
安全に動かす設計が必要です。
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ここから先では、VPS・MT5・EA運用で決めるべきことを、実務に近い形で整理します。
無料部分では、
EAは作って終わりではなく、動かす前に止め方とログを決めるべき
という話をしました。
有料部分では、
- VPSで見るべき項目
- MT5で見るべき項目
- EA自身が監視すべき項目
- CSV/TSVログで見るべき項目
- 停止条件
- restart_marker
- fail_mask
- Human Gate
- AIに運用設計を作らせるプロンプト
まで、実際に使える形に落とします。
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1. EA運用は5つのレイヤーで見る
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