🪞【第二章】#『見なさい──黄金に輝く、三つに分かれた土地』
石碑の夢を見てから、
私の中で何かが静かに、でも確実にほどけはじめていた。
それはまるで、
目には見えない扉が、ゆっくりと開かれていくような感覚。
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そんなある夜——
私は再び、夢の中に呼ばれた。
今度は、不意に視界が“切り替わる”ような感覚。
それまでの場面がふっと消え、
そこに現れたのは、
黄金に輝く、三つに分かれた土地。
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それは、地図のようでもあり、
神殿の俯瞰図のようでもあり、
ただの風景ではなく、“意志”を持っているように感じた。
そして、その瞬間——
どこからか声が響いた。
「見なさい!」
命令でもなく、
優しさでもなく、
ただ、**確かな“指示”**だった。
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私は、斜め右上の視点からその土地をじっと見つめた。
たった、3秒間。
なのに、その光景は、
目覚めてもなお、鮮明に残っていた。
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三つに分かれた黄金の地。
なぜ三つ?
なぜ“見せられた”のか?
なぜ右斜めからだったのか?
問いは増えるばかりで、答えはなかった。
けれど——
ひとつだけ、確信がある。
あれは、私の魂にとって重要な“地図”だった。
ただの夢ではない。
記憶。
あるいは、これから向かう場所。
それとも、過去に誓った地。
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私はまだ、その意味を知らない。
でも、私の魂は知っている。
だからあのとき、
**「見なさい」**と声が響いたのだと思う。
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この夢を見たあと、
私はますます心の奥がざわつきはじめた。
まだ思い出せない“何か”がある。
それがもう、すぐそこまで来ている。
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これは、魂の地図の一片。
記憶は、今も静かに、目を覚ましている——
