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点と点をつなぐ「見えない補助線」を引く技術

今回のstudy sessionでは、一見無関係に見える事象の間に「関係性」を見出す、哲学的な思考の在り方に触れました。
研修の導入で示す「点と点をつなぐ」という学びの思想は、単なる知識の蓄積ではなく、世界を「面」として捉え直す作業です。
例えば、サッカーの嗜好や尿管結石の痛みといった、一見ケアマネジメントとは無縁に見える個人的な事象が、受講生同士、講師と受講生の共通項として見つかった瞬間に、相手との関係性は劇的に変化します。
これこそが、離れた事象を結びつける「着想」の力であり、世界を構造的に把握する哲学の本質だと感じています。

思考のスケールを大きく持てば、体のコンプレックスの話から突然アイヌの着物の話へと飛躍しても、そこには「オーダーメイド」という強力な補助線が存在していることに気づけます。
ファシリテーターの真の役割とは、こうした参加者それぞれの異なる視点や角度――正面から見る人、後ろ姿を見る人――を「同じ対象に向き合っている」という共通の対象物に整え、散らかっているように見えるバラバラな意見を一つの立体的な本人像へに整えて行くことにあるのではないでしょうか。

自分の中にある文脈を信じ、他者との間に「見えない線」を引こうとする試みが、対話を豊かなものにします。

【自身への問い】
理解しにくい相手との対話において、自分と他者の間にある「レアな共通点」を見つけてみよう?

【普遍的な気づき】
全く関連のないように見える事象も、高い視点から眺めれば、線でつながり一つの星座に見えてくる。関係性を見出す力は、分断された世界を再び繋ぎ合わせる「安心の力」でもある。

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