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【今週の出資馬回顧】下総S ターコイズフリンジ最下位、バギーウィップブービー敗戦…中山遠征で見えた課題と次走の狙い noteにて2400文字で徹底回顧

土曜中山10R 下総S
ターコイズフリンジ ルメール 13着

4月18日(土) 中山10R 下総ステークス (混) ダート1800m C.ルメール(58.0kg) 13着 3人気

C.ルメール騎手「ゲート裏から息遣いが気になる場面があったのですが、スタートしてから1コーナーまではその通りに息遣いが苦しそうでした。2コーナーで少し落ち着いた時には大丈夫かなと思ったものの、3コーナー辺りからはまた上手く呼吸ができていない感じでした。最後はバタバタになってしまったため、その後は無理をさせずに回ってきましたが、厩舎に戻ってからもよく状態を確認してもらえればと思います」

土曜中山10R 下総S
バギーウィップ 武藤 12着

18日の中山競馬ではまずまずのスタートから先団の外を追走するが、勝負どころから手応えが怪しくなってしまい12着。「トモの緩さというのは以前からある馬ですが、左右差や走りのバランスに関してはそこまで気になりませんでした。今回は正直、調教段階から左トモの緩さや走りのバランスで気になるところがあったため、フォローするように調教を進めていました。今日もゲート入り直前で敢えて小さく回るように歩かせ、少しでも左トモを使えるように臨みました。軽めのキャンターならまだ良いものの、競馬のスピードになるとやはり左トモが入ってこない感じで、勝負どころで早めに外から交わされてプッシュしていかざるを得なかったこともあり、手綱を放すと左への張りが強く出てしまいましたね…。調教の感じからは段々と上向き、何とか対応できればと思っていましたが、結果的にはその緩さに加えて乾いた馬場も影響したかもしれません。決して力負けではありませんが、良い走りをお見せできず申し訳ありませんでした」(武藤騎手)今後は馬体を確認したうえで検討していきます。

中山まで足を運んで、ターコイズフリンジとバギーウィップの最下位、そしてブービーという結果を見ることになるとは、正直まったく想像していなかった。どちらも人気を集めていたし、近走内容を振り返っても、少なくとも馬券圏内、悪くても3着前後には踏ん張ってほしいと思えるだけの材料はあった。それだけに、この敗戦はショックが大きい。ただ、レース後の内容や見え方を整理すると、単純に3勝クラスの壁に跳ね返されたという敗戦ではなく、やはり大きかったのは体調面、そして本来のパフォーマンスを出し切れなかったことに尽きるように思う。

だからこそ、この負けを必要以上に悲観しすぎる必要はないとも感じる。一方で、軽く考えていい敗戦でもない。こういう負け方は、能力が足りなかったというより、馬自身のコンディションや走るための土台が整っていなかった可能性が高く、立て直しにはある程度時間を要することも多い。特に、期待を背負ってレースに向かった馬が大きく崩れた時は、心身ともにリセットして、まずはしっかりリフレッシュさせることが最優先になる。焦って次を目指すよりも、今回の敗戦をどう受け止め、どこを修正していくかの方が重要だろう。

それでも、完全に希望が消える内容だったかといえば、そうではない。ターコイズフリンジに関しては、喉の不安を抱えながらでも、一定程度前で競馬の形を作れたことはひとつの収穫だった。競馬は結局、能力だけではなく、どの位置で運べるかが非常に大きい。前に行ける馬は、それだけで展開の恩恵を受けやすく、自分でレースを作る可能性も持てる。ターコイズフリンジが苦しい状況の中でも先行できたというのは、今後の立て直しを考える上で決して小さくない材料だ。状態さえ戻れば、そのポジション取りの強みは必ず生きてくる。

バギーウィップも同様で、こちらも競馬の入り自体は決して悪くなかった。いい位置で流れに乗れていたというのは、能力そのものが通用しない馬にはなかなかできないことだ。最後に踏ん張れなかったのは、やはりクラスそのものより、自分自身の状態や走り切るための余力の問題だったように映る。逆に言えば、位置を取れる、流れに乗れるという競馬を繰り返していけば、どこかでチャンスは必ず巡ってくる。3勝クラスでまったく歯が立たない馬なら、そもそもレースの土台に乗れない。そういう意味では、この2頭はまだ見限る内容ではない。

今回の敗戦は、3勝クラスの壁というより、まさに馬自身との戦いだった。相手に負けたというより、自分のコンディション、自分の苦しさに負けてしまったレース。だから次に必要なのは、能力比較を繰り返すことではなく、まず本来の心身の状態に戻してあげることだと思う。リフレッシュを挟み、気持ちの面でも肉体の面でももう一度整えて、改めて走れる形を作ってほしい。

そのうえで気になるのが、ダービー当日に組まれている東京1600の3勝クラスだ。この条件は、少なくとも現時点のイメージでは、この2頭にとってかなり魅力的に映る。東京1600はスピードと立ち回りの両方が問われるが、今回見せたように前目で運べるなら噛み合う余地があるし、コース替わりでリズムが良くなる可能性も十分ある。さらに、タイムオーバーによる出走制限の面でも、その日なら間に合うというのは大きい。ただし、問題は本当に1か月で立て直せるかどうか。ここは無理に楽観はできない。状態面の不安が大きかったからこその大敗なら、短期間で戻し切れるかは慎重に見極める必要がある。

それでも、もしこの1か月でしっかり整えられるなら、ダービーの日の東京1600は巻き返しの舞台として十分すぎるほど面白い。今回の敗戦で評価を落とす人も多いだろうが、だからこそ、立て直して本来の姿に戻ってきた時の反撃には価値がある。中山で見た最下位、ブービーという結果は確かに重い。ただ、それがそのままこの2頭の限界を示したとは思わない。今回のショックを次への糧に変えられるかどうか。今はただ、無理をせず、しっかり立て直して、もう一度本来の走りを見せてほしい。

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ぐらそん|WIN5徹底予想×競馬現地映像×馬体診断(一口馬主) よろしければサポートお願いします。頂いたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。