消えた前髪、消えた点棒
2025年10月12日(日)、上家には確かに推し(内川幸太郎様)がいた。
遡ること3ヶ月ほど前、初めて推しにお会いした。その時は世界麻雀2025のユニフォームを着ていらっしゃった。かっこよかった。初めて生で見る推しに終始圧倒され、会話など出来るはずがなかった。
無念。
さて、そこから2週間後。私の目の前で推しが歌っていた。真新しい、見慣れないユニフォームを着て、スピッツのチェリーを歌っていた。高音は四万十川よりも澄みきっていて、私の中の汚れた部分をすべて洗い流してくれるようだった。
(よほど汚れていたのだろう。地元に帰ったら見事に風邪をひいた。)
さてさて、そこからさらに2ヶ月と少し経過し、冒頭に至る。
とても幸運なことに、推しとまた同卓できるチャンスをいただいた。無事故無違反、人として道徳心を持った生き方を貫いていて本当によかった。
そのチャンスとは、2025年10月12日(日)、名古屋の丸の内にある『麻雀ふぁーすとりばー』様にて開催の「M.SIDEカップ」である。
今大会は、内川幸太郎pとどぅみきpのダブルゲストの大会で、幸運にも参加させていただけることになった。
参加が決まってからというものの、実家で打てるようにと、父に買ってもらった麻雀卓と麻雀牌を、せっせと自分の家にお引っ越しさせ、1人で4人分の麻雀を打ち、たくさん練習した。
7月にお会いした際は、配牌を両手で3つずつしか開けられなかったが、今ではなんとか一回で開けれるようになった。
▫️子連れ狼の誕生
推しに会えるまであと2日となった10月10日(金)、私は美容院へ行った。
ほぼ黒くなっていた髪を染め直し、担当の美容師さんにこうお願いした。
「推しがちゃんと見えるように、スパッと前髪を切ってください!」
「了解しました!!」
と元気なお返事をいただいた。
文字どおりスパッ!!
目を開けると、鏡の中には子連れ狼の坊やがいた。乳母車に乗っている、あの坊やである。
嗚呼、さらば、私の前髪…。
▫️交響曲醍醐、交響曲第五番
当日。2日経って前髪が伸びるわけもなく、狼坊やスタイルで『麻雀ふぁーすとりばー』様に向かった。
お店に向かう道中でふと気づく。
「「あれ?なんかこの道、、見覚えが…」」
それもそのはず、お店の向かいにあるドレスショップは、私が結婚式の時に着たドレスを決めたところだった。
さすがに運命すぎない?
この時ばかりはベートーヴェンより運命を感じてた。
▫️感動の再会1
そして、いざ入店。
扉を開けると、ビルの見た目からは想像できないほどアットホームな空間が広がっていた。
お店の方にご挨拶をし、受付を済ませる。
1回戦の卓で座って待っていると、続々と参加者の方々がご来店。
以前に別の大会でお世話になった方々の姿もあり、思わず涙腺がゆるみそうになった。
▫️感動の再会2
そして11時55分ごろだっただろうか。推しが登場した。
「「ユ、ユニフォーム姿だと?!?!!」」
心の中で叫んでしまった。その時ばかりは吉沢亮よりも国宝に見えた。
まさかのお姿に開いた口が塞がらなかった。いや、どちからというと、餌を求めている鯉みたくパクパクしていた。(お昼ごはんを食べずに来たので、シンプルにお腹が空いていた)
▫️大会開始
12時ジャスト。推しからのありがたいご挨拶。ボケなのか疲れなのか分からないコメント(後者だったら少し心配である)がありつつも、やはりひと笑いさせてくれる推し。ずるすぎる。ロマンティックが止まらない。誰か止めてくれ。
そして、いよいよ試合。この日のために散々練習してきた配牌開け。少し時間はかかったが一回で開けることができた。ほっとした。その一瞬の安堵が地獄の始まりだった。
▫️ニシー・ウッリーンと放銃のラス地獄
内川さんと同卓する前の成績は、3・4・4・4。
配牌開けの練習ばかりしていたツケを、見事に払う形になった。
「ロン」の発声を何度聞いたことだろう。
ハリーポッター1章分より多かったかもしれない。
▫️神家からの
いよいよ同卓。前回は対面だったが、今回は上、いや、神家に座っていらっしゃった。
良かった、子連れ狼坊やビジュアルを正面から見られなくて済む。
しかしながら、緊張はMAX。これまでの成績もあって落ち込み度もMAX。色んな感情が混ざり合って、今回も全然お話ができなかった。
無念。
だが、収穫もあった。
推しから「チー」ができたのだ。
「この両面でチー」
と言ったから、10月12日は「チー記念日」。
(何を言っているのか自分でもわからない)
(誰か暴走を止めてくれ)
推しからチーができたことに満足感を覚え、その後もなにかと鳴きまくってしまい、結果は3着。推しは4着だったのだが、「あの時私がチーやポンをしなければ・・・」と謎の反省をしてしまった。
最終戦も4着に沈んでしまい、結果はもちろん最下位だった。
消えた前髪に続き、点棒まで消えてしまった。
その後、結果発表があり、さらに抽選のプレゼントコーナーが開催された。なんと、抽選に当たり、幸運にもMフェスグッズを頂けることになった。
▫️事件
ここで事件が発生する。
内川さんから「Mフェス来てたからもう持ってるでしょ」とかわかわれながら渡されたのだ。
「「ウェッ、私がMフェス行ったこと覚えててくださってるッ…?!」」
脳内がパルプンテ状態である。思いもよらない言葉にすぐに返事ができず、しばらくして「あ、ありがとうございます!」となんとかお返事をさせていただいた。
その後、自前の聖書(「東海オンエア虫眼鏡×Mリーガー内川幸太郎 勝てる麻雀をわかりやすく教えてください!」)にサインをいただき
、写真タイムもいただき、(今大会も福利厚生がレベチなのである)大会が終了した。
店長様のご厚意で、たくさんの愛がこもったプレゼントをいただいた。
もう私の心の中の筆箱はキャパオーバーだった。(分かりにくいボケはおやめなさい)
(もしも「ふぁーすとりばー県」が存在するならば、喜んでふるさと納税させていただきたいくらい、本当に素敵なお方でした。)
前髪と点棒は消えてしまったが、素敵な思い出がまたひとつ増えた。
▫️最後に
今回の大会に参加して、改めて「麻雀って本当に奥深くて、本当に面白くて、もっと勉強したい」と思った。
内川さん、素敵な趣味と出会わせてくれて本当にありがとうございます。
つッ、次は絶対に勝ちますので!!
P.S.
当日の朝、旦那から一言。
「存分に浮気してくるがよい」
オープンプチプチマリッジ宣言ともとれる一言をいただいた。
そして今回も、名古屋まで車で迎えに来てくれた。(あの、本当に、いつもありがとうございます)
散々な結果だったことを伝えると、
「俺が奢るから焼肉食べに行こう」
と焼肉屋さんに連れて行ってくれた。
すみませんでした!!オープンプチプチマリッジは解消します!!
