【詩】星のかけらが降る夜に
夜空にこぼれた星のかけらに、
あなたの涙が映る気がしたから。
そっと耳を澄ませたくなったのです

教えてください
あなたが好きなものは
何ですか?
どんなことに
こころを動かされますか?
どんなものを
愛するのですか?
どんなに些細なことでもいい
――あなたを知りたいのです
だから
どうか 教えてください
あなたの眠れない夜を
ひとり 静かに流した
涙の数を
「あなたを救いたい」
そんな だいそれたことは
言えないけれど
星のかけらを
ひとつひとつ
丁寧に集めるように
宝物を
愛おしむように
「あなたを掬いたい」
ただ――そう思うのです
