映画『恋する惑星』ウォン・カーウァイ
何なんでしょうね。なにをどうしたっておしゃれなんですよ。
最初から最後まで、何もかもがおしゃれ。そんな映画。
『恋する惑星』(原題:重慶森林 / 英題:Chungking Express)
公開: 1994年(日本公開:1995年)
監督・脚本: ウォン・カーウァイ(王家衛)
撮影: クリストファー・ドイル、アンドリュー・ラウ
■ ストーリーの構成(2つのオムニバス)
【第1部】金城武 × ブリジット・リン
失恋を引きずるあまり、自分の誕生日に賞味期限を迎える「パイナップルの缶詰」を買い続ける刑事223号(モウ)。彼が迷い込んだバーで出会ったのは、金髪のウィッグにトレンチコート、サングラスをかけた謎の金髪美女(麻薬密売人)だった。
【第2部】トニー・レオン × フェイ・ウォン
スチュワーデスの恋人に去られ、自分の部屋の家具やぬいぐるみに話しかけて寂しさを紛らわせる刑事663号。彼に密かに恋をする惣菜店「ミッドナイト・エクスプレス」の店員フェイは、手に入れた彼の部屋の鍵を使い、彼が留守の間にこっそり部屋に忍び込んで模様替えを始める。
ウォン・カーウァイ監督はブエノスアイレスという作品で知った。
ダメな恋人だとわかってるのにダラダラと関係を続けちゃうみたいなストーリーの映画。正直どうでもいいというか、くだらないというか、だけどそれこそが人間の真髄よねみたいな話だと思った。そして不思議なことに私が一番興味の無さそうなストーリーなのになぜか最後までちゃんと見れたし楽しめた。初めて見たのはたぶんまだ高校生のときとかなのに、なんであんなことが起きたのか自分でも不思議なくらい。それくらい芸術性に圧倒されたのかもね。本能的に。
この監督の作品は全然サブスクで見られなかったから、気にはなりつつもずっと見れていなかった。それがついにNetflixで解禁。
金城武が好きなのもあるし、有名どころということで恋する惑星からみることにしたけど、なんかもうずーっとおしゃれ。映像も音楽もセリフも。

なんで?って感じの突っ込みどころはまあまあ沢山あったんだけど、最終的にはハッピーエンドで終わったところも良かった。
古い映画を見るたびに思うけど、少しアナログなのってなんでか洒落て見える。スマホより電話なだけで妙におしゃれに見えるし、CDをかけるためにミニコンポ(死語?)を触る感じとかも。
トニー・レオンが白のブリーフとタンクトップでうろうろしてるシーンがちょくちょく出てくるけど、あれもブリーフだからおしゃれなのよ。なんなんだろうねこの感じ。そんなわけないのに結局おしゃれなんだもん。
