スペイン巡礼 ポルトガルの道 DAY-1 Portoポルト→Giãnジアン 12.09km
すすめ!めおとへんろ~カミさんのへんろ日記~
文中のⓉはわたし、Ⓨはカミさんです。
2025.10.2(木)
2年前に歩いたCamino Francésがあまりに楽しくて、また歩きたいなぁと、心のどこかでずっと思っていた。歩き中毒、略して“アル中”の禁断症状が出ていたのかもしれない。
でもこの夏は、40度近い猛暑にやられて、すっかり家に引きこもり。運動不足のまま、旅の直前には小田和正と薬師丸ひろ子のコンサートに立て続けに行ってしまい、「これ、ほんとに歩けるのかしら」と不安もあったけれど、なんとか出発の朝を迎えた。やっほー。

Ⓣによる補足
(9/24に高松を出発、羽田からミュンヘン、ミュンヘンからリスボンに入ったのが9/25。リスボンからトマル、コインブラ、ポルト間は、電車で移動した。今回のカミーノはポルトからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの旅となる。)
朝8時前、ホステルの受付前にスーツケースを出す。Camino Facilに運んでもらうやつ。ポートワインがあまりに美味しくて、つい買ってしまったし、レロ書店では本を2冊も買わされてしまった。スーツケース、ちょっと重くなったけど、まあ、収まったからよしとしよう(後日、よくないことが判明するのだけれど…)。

歩く気満々だったのに、ポルト郊外まではメトロで行くらしい。そういうものらしい。知らんけど。
9時半、ホステルを出発。快晴。気温もちょうどいい。

ポルトっ子も通勤・通学するのだ
あたりまえだけど
マクドナルド ポルト インペリアル店の前を通る。入り口には鷲の紋章、中には金ピカのシャンデリア。世界一美しいマクドナルド、というのもあながち嘘じゃないかも。


Trindale駅で切符を買う。昨夜YouTubeで予習しておいたおかげで、スムーズに購入成功。ホームに入ってきた電車は、ことでんと同じ色のピカピカ車両。ちょっと親近感。

コーストラインを歩く人は
マトジニョシュまで電車で行きそこから歩く人が多いとのこと
10時45分、Custió駅に到着。いよいよ、始まる。

住宅地を歩く。巡礼者の姿は見当たらないけれど、黄色い矢印がちゃんとあるので、それに従って進む。

ヤマゴボウ、柿、栗、そしてキツネのしっぽみたいなススキ。秋の道。
お墓の横を通る。墓石には写真と、生まれた日と亡くなった日。老婦人と息子さんらしき写真に、「あ、息子さんの方が先に亡くなってる…」「2020年、コロナだったのかな」なんて、勝手に想像してしまう。

選挙中らしく、選挙ポスターと選挙カーがちらほら。ポスターは、腕組みポーズが圧倒的に多い。なぜだろう、腕を組むと信頼感が出るのかしら。

お昼前、キエロ公園のベンチでりんごとバナナとパンを食べる。これこれ、これがCamino。2年前の記憶がふわっと蘇る。

水場でフランスから来たイドリスさんに声をかけられる。今日ポルトからスタートしたそうで、これが3回目のCaminoとのこと。すごいなぁ。

青シャツはⓉ
今回は、出会った人に四国遍路のことを知ってもらうという密かなミッションを持っていて、そのために納め札を用意してきた。イドリスさんに渡すと、とても喜んでくれた。やったー、納め札外交、成功。


午後、Vilarの公園でひと休み。健康器具が並んでいて、ちょっとしたchocoザップ。町ごとに紋章があるのも面白い。


15時半、Giãoのカフェで休憩。歩道のない道と車の多さにちょっとげんなり。「こんなーはずじゃーなかーったよね〜」と、トシちゃんの歌が頭の中でリフレイン。

16時半、本日の宿Casa Minderaに到着。農家民宿風の、なんとも可愛らしいお宿。中庭には巨大なゴムの木。だけど、Ⓣは牛の匂いが苦手で、ちょっと顔をしかめる。そんなとき、前回のカミーノフランセでお友達になった、フランスのブリジットから心温まるメッセージが届いて、ほっとする。
夕食は、柔らかいヴィールと、ちょっと飽きるけど最初は美味しいバカリャウ。そして、きっと近くの畑で採れたであろう野菜たち。体にしみる。

脂肪が少なく柔らかく、淡泊な味わいが特徴の高級食材
ご飯の上のはもちろん梅干しではありません

オリーブオイルで炒めた玉ねぎやニンニクとともに、戻したバカリャウとご飯を炒める。
トマトやパプリカを加えて地中海風の風味に仕上げることも

この子がずっと徘徊していた
さあ、Caminoが始まった。ワクワクが止まらない。明日はどんな出会いがあるかな。
(続く)
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