Zoraはどこへ向かうのか
~「記録」から「注目」へ、その先にあるもの~
2026年、Zoraは
Solana上で
「Attention Markets」を始めました。
前回の記事では、
バズ(注目)そのものを売買する市場が生まれた
という話をしました。
では今回は、その続き。
Zoraは、どこへ向かっているのか?
第1段階:投稿を「記録」に変えた
Zoraの原点は、
投稿=消費
を
投稿=資産
に変えることでした。
SNSでは、いいねが増えても
価値はプラットフォーム側に帰属します。
Zoraはそれを変えた。
投稿がオンチェーンに刻まれる
取引が起きればクリエイターに還元
共感が価格になる
ここでZoraは
「創る人が主役」という立場を明確にしました。
第2段階:Creator Coinsで人をトークン化
次に展開したのがCreator Coins。
作品だけでなく、
クリエイター自身を経済圏にする
これは、
「作品単体」から
「人そのもの」への拡張でした。
共感が続けば価格は上がる。
信頼が落ちれば価格は下がる。
これは非常にSocialFi的な発想です。
第3段階:Attention Marketsで空気を市場化
そして今回。
Zoraは、
人
作品
だけでなく、
空気(Attention)
まで市場に乗せました。
これは進化なのか?
それとも方向転換なのか?
ここで重要な問い
Zoraは今、
2つの軸の間に立っています。
長期短期記録バズ共感の蓄積モメンタム創作投機
この両立は可能なのか?
私の仮説
Zoraは最終的に、
「インターネット文化の証券取引所」
のような存在を目指しているのではないか。
作品も、人も、トレンドも、
すべてをオンチェーン化し、価格で可視化する。
それは一見、冷たい世界に見えます。
しかし別の見方もできます。
価格は、
どれだけ共感されたかの履歴
でもある。
危うさもある
ただしリスクも明確です。
短期投機に流れる
バズ至上主義になる
クリエイターが消耗する
Zoraが掲げてきた
創る人が主役
という理念と矛盾する可能性もあります。
では、どこへ向かうのか?
私はこう考えています。
Zoraは今、
「記録」と「注目」の統合フェーズ
に入った。
最終形はおそらく、
記録された創作があり
そこに注目が集まり
価格が動き
履歴が残る
という循環モデル。
単なる投機プラットフォームではなく、
文化の可視化エンジン
へ向かっているのではないか。
結論
Zoraは、
SNSでもなく、
単なるNFT市場でもなく、
インターネット文化そのものを経済圏にするインフラ
へ進んでいる。
成功するかは分からない。
しかし確実なのは、
Web3はまた一段階進化した、ということ。
