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AI占いは詐欺なのか? それとも未来を豊かにする道具なのか?

最近「AI占い」という言葉を目にする機会が増えました。
例えばChatGPT(以下AI)に質問を投げると、数秒で答えが返ってくる。
その手軽さに引かれて試す人が増えているのは事実です。

けれど実際に体験された方からは、こんな声も聞きます。

「四柱推命の結果がまったくデタラメだった」
「ホロスコープの読みが甘かった」
「もっともらしい文章が返って来ただけで、心には響かなかった」
「全肯定の言葉ばかりで、深みがなかった」

私自身、以前に自分の生年月日でAIに星読みをしてもらった経験があります👇

試した時期はChatGPT4oの頃だったので、5にバージョンアップした現在は、精度的には改善しているかも知れません。が、必ず占い師側での精査が必要となっていきます。私は5になった今でも命占(生年月日を基にした占術)でAIは使いたくはありません。

なぜなら、AIの特性のひとつに「曖昧なことでも自信満々に答える」点があるから。

占いのように多様な解釈が成り立つ分野では、表面的には説得力があっても、実質的な中身が薄い鑑定になりやすい。そうした鑑定をそのまま商品にしてしまうと、占い師本人に悪意がなくとも「無自覚の詐欺」になってしまう可能性があるのです。

では、AIと占いは相いれないのでしょうか。私はそうは思いません。

人間に出来てAIにできないこと】
・実際にカードを引くこと(物理的な行為)
・相談者の細かな感情の揺れや空気を現場で感じ取ること

【AIが得意としていること】
・文章を論理的に整えること
・複雑な説明をわかりやすく言語化すること
・比喩や例を用いて伝えやすくすること

つまり、AIは占い師の代わりにはなりませんが、占い師を支える道具としてなら活かすことができます。

占い師がカードを引き、ホロスコープを読み、命式を紐解く。それを相談者に伝わる言葉にする段階でAIを活用する。

この組み合わせは鑑定の質を上げ、相談者にとって理解しやすく、心に届きやすい鑑定を作り出します。

私にとってAIは「鉛筆と消しゴム」のようなものです。ちょっと賢い補助ツールで、私が思いつかない言い回しを出してくれる良きバディ。ただし、チェックとリライトは必須です。AI任せにすれば信用は簡単に損なわれますし、逆にAIを正しく使えば鑑定は豊かになります。

実際に使ってみると分かるのですが、AIを導入しても作業時間が劇的に短縮されるわけではありません。出力を検証し、言葉を調整し、リライトを何度も行うため、私の場合は数をこなせるようになったわけではなく、品質を上げるために手間は増えたという感覚です。

結果的に、AIは詐欺にもなり得るし、未来を豊かにする道具にもなり得る。どちらになるかを決めるのは、占い師がAIをどう扱うか次第です。

占い師自身が占いを行い、AIを補助として使い、責任と誠意を持って言葉を届けるなら、AIは確実に鑑定の力になります。逆に、出力を精査せずそのまま売るなら、それは占い師の信用を壊す行為です。

占い師としての私の立場をはっきりさせるなら、「AIを恐れる必要はない。けれど、AIに依存する愚かなことは避ける方が良い。」それがAI時代を生きていく術なのかもしれません。

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