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進捗確認は福利厚生! 〜 「問い」が生み出す成長サイクル〜


はじめに:みんな嫌いな目標設定と進捗確認

みなさん目標設定と進捗確認好きですか?僕は大好きな人は会ったことないです。
マネージャーでもメンバーでも、立場に関わらずあまり好きな人はいないと思います。これには様々な理由があると思います。

  • 単純にめんどくさくて業務負荷が増える

  • なんか進捗確認って怒られてる感じがする

  • 管理されるのがイライラする

  • 意味がない形式的なもののように感じる

  • 目標立てさせて管理するなんて偉そうでやりたくない

  • アクションと目標達成がつながりにくい気がする

今回はそんな嫌われものの目標設定と進捗確認の効能とコツを書いていきます。
全体的には目標設定のHowToというよりは、そもそもなんのために目標設定と進捗管理するの?という話であり、どちらかというと進捗確認寄りの話です。

言い切っちゃいます!この記事では有意義な進捗確認をするために目標管理があるという主張を展開していきます。
そして一見不快な進捗確認にこそ真の協業やクリエイションがあるということが言いたいです。

人間怠惰なうえに怠惰な自分に嫌悪感を抱くめんどくさい生き物なんです。

目標達成は自分の評価をハック的に上げるための道具ではないし、進捗確認は上司がマウントを取るための道具でもないです。

効能1:緊急ではないけど重要なことに取り組める

仕事の現場では、目の前の対応に追われがちです。
バグ修正、クレーム処理、さいしこみ対応…。すべて「重要かつ緊急なこと」です。

でも、組織や個人の真の成長には、「緊急ではないが重要なこと」に向き合うことも必要です。たとえば、採用や仕組みづくり、文化作り、ロードマップのブラッシュアップといったことです。

目標を立てて進捗を管理することは、そうした後回しにされがちな「緊急ではないが重要なこと」に意識的に向き合い、時間とリソースを割くための装置なのです。

よくある4象限

効能2:慣れていないことに取り組める

人は、本能的にやったことのある・成功体験のある行動を優先します。
たとえばエンジニアなら、コードを書くのは得意でも、チームの改善や育成には手が伸びにくい。BizDevなら、打ち合わせや提案は慣れていても、エンジニアリングやデザインが絡むことには手をつけにくい。
話は若干脱線しますが、みんな専門領域というけど、要は自分の得意なこと守備範囲から出たくないということなのでは?とか思ってます。

でも、組織が変化し続けるためには、「慣れてないけどやるべきこと」に挑む必要があります。
それは新しいチャレンジであり、組織や個人の能力を伸ばすチャレンジです。
目標設定は、あえて「慣れてないけどやるべきこと」に光を当てることで、「やるべきだけど避けがち」な行動を引き出す仕掛けになります。

効能1ともリンクするんですが、「緊急ではないが重要なこと」を緊急でないと判断してしまう理由の一つに「怠惰」というキーワードがあります。慣れていないことは緊急ではないと思い込みたいという人間心理があると考えています。人間楽な方へ都合がいい解釈へ流れるのです。

効能3:問いを通して深められる

目標設定の真価は、「問いを生むこと」にあります。
アクションプランの進行確認は、進捗を確認し詰めることが目的ではありません。
どうして遅れたのか、どうしたら巻き返せるのか、何がボトルネックなのか、などの問いと対話が重要です。問いと対話を通して問題が整理されて前に進むのです。

人は自分の言葉で語るときに思考が深まり、自分ごと化が進みます。
目標の進捗管理は、目標を自分のものにするための問いかけを、仕組みとして埋め込むことなんです。

意地悪で質問するわけじゃないんです。いい質問は福利厚生です。

これは一見マイクロマネジメントなのではと思われがちですが、明確に違います。声を大にして言いたい。
不安だからという理由で進捗を管理したい、やり方を決めたいわけではないのです。
進捗管理のためではなく、課題を解決する対話を生み出すための装置として目標設定と目標管理を使いたいのです。

管理はしなくてもいいけど、しっかり関心を持ってそれをぶつけろということが言いたい!

コツ1:良い目標を立てましょう

ではここからはコツの話をしていきます。
まず、立てたところで意味のない目標は追う気にならないし、コスパが合いません。目標設定も進捗管理も当然にコストがかかります。
目標設定に関しては、いろんな人がいろんな記事を書いているし、本にもいろいろ書いているので少しだけ書きます。ポイントは以下の通り。

振り返りしやすい目標を立てましょう

むしろ振り返りが目的です。振り返りをしやすい、扱い易い目標を作るのにはコツがいります。
振り返りがしやすかったかを振り返りしながら、変化せていきましょう。

なんとなく後回しにしてしまうなということをピックアップしましょう

目標を立てなくてもやることは、わざわざ目標にする必要ないです。
あれやだなー、やらないといけないことはわかってるんだけど、ぐらいのものがベストです。

自分1人ではできないことを目標にしましょう

目標設定の真価は、他人の力を借りることにあります。なので自分1人ではできないことを目標にしましょう。

事業数字系の目標はお勧めしません

目標に入れようが入れなかろうが、事業数字ははやれよと思うし、やることになります。なのでお勧めしません。
例外としてはアクションが即数字につながるビジネスモデルで、その数字を動かすことがなんとしても大事であればそれもありかもしれません。

目標を追う期間は3ヶ月が限界だと思う

これは感覚的なものです。追う過程で目標自体が変化するものなので3ヶ月に1回くらいは仕切り直した方がいいともいます。

コツ2:週単位のアクションプランを作るべし

OKRは立てただけでは意味がありません。達成しないと意味ない。
達成するためにはどうしたら良いか。「やればできる」レベルにまで分解することです!
具体的には週単位のアクションプランにまで分解して、具体的な行動にまでブレイクダウンするのがコツです。
例えば1Qの3ヶ月でOKRを追う場合、最初の一周目でうまく行ってなかったら達成が難しいです。12分の1ですよ。

わかりにくい例えですが、音ゲーでタイミングよく玉を叩く感じを作りたいのです。目標を追っているタイミングはその感じにしたい。
事前にプログラミングするのです。
「いま何をやればいいか」が明確になり、手を動かすことに集中できる状態をつくります。

これは人を型にはめることではないです。実際のところ目標の達成方法である週次のアクションプランは日々ブラッシュアップされていきます。アジャイル的に。
細かく進捗を見ながらPDCAを回すからこそ、途中での軌道修正も可能になります。
可能になる、というか可能にするためにそうしてます。
目標は決まっていてもその達成方法は実態に合わせて変化していくべきです。
これが、目標達成と進捗管理を意味のあるものにするコツです。

何度もしつこいですが、解像度が上がっていない課題を解決することはできません。つべこべ言わずに週単位のアクションプランに落としなさい。

コツ3:信頼関係を作るべし

進捗確認は意味のあることなんですが、ストレスがかかることでもあることは事実。レビューにストレスがかかるのとほぼ同じ構造です。本能的なものなので仕方ないです。
進捗確認が意味のあるものだという信頼関係を作れるか、実績を積み重ねられるかが大事です。
これは地道にやるしかない。
一つ言えるのは、気まぐれに進捗確認をするのは最悪なので、仕事として計画的にプロとしてロールプレイとしてやりましょう。

コツ4:必ず複数人で進捗確認をするべし

なんで進捗確認という儀式が必要なのか。
自分1人で進捗確認するのは難しいです。サボりますし、甘くなりますし、そもそもやらなくなります。
進捗を確認すると言う行為でリズムを作る。そのために場を作り役割を演じる。ロールプレイが大切です。
頑張るための仕組み、頑張りを確認するための仕組み、頑張りを正しい方向に導くための仕組みをよく機能させるための場を作りましょう。
チームに頼って良いんです。目標設定と進捗確認をチームでできることが1番のチームを組む意味と言っても良いでしょう。
この場の運営はマネージャーの仕事です。
仕事だと思って、相手のためだと思って進捗確認しましょう。

進捗確認なんてせずにメンバーを信頼するのがいいマネージャーだなんて思わないでください。それは偽善ですし責任放棄です。
逆に進捗確認をしてくるマネージャーをめんどくさいやつだと思わないで下さい。進捗確認がしたくてしてるマネージャーはいません。進捗確認をしなくて進んでいくならそれが1番良いです。チームためになり、物事が進捗するのに役に立つと判断するから、わざわざコストをかけて進捗確認するのです。

辛いと思いますか?マイクロマネジメントだと思いますか?
しっかり進捗確認して、しっかり軌道修正しつつ、しっかり前に進めていると言う実感を得ることが1番精神に良いのです。

まとめ:目標設定は「問いと実行」を繋ぐ仕組み

目標設定は儀式でもなければ、仕事をした気になるツールでもありません。
緊急ではないけど重要なことに向き合い、自分ごととして捉え、実行に落とし込むための強力な仕組みです。

チームや組織が変化していくには、日々の“手触りのある実行”と“問いを重ねるプロセス”の両方が必要です。
目標設定と進捗管理は、その2つをつなぐ橋渡しとして機能してくれます。

人間怠惰な上に怠惰な自分に嫌悪感を抱くのです。
だから怠惰でも進捗が出る仕組みに頼ることで、勤勉な自分に出会い続ける。
これがウェルビーイングであり禅です。
怠惰であることを認めましょう。怠惰であることは変えられませんし、人間らしくていいことです。その上でどうするかを考えましょう。

みんなあんまり好きじゃないけど必要だし効果があるからやってるの!そこに気がついてうまく使いこなしましょう。

目標は達成して自分の評価を上げるだけのものではないということを覚えておいてください。

この文章はさまざまなアジャイルフレームワークの意義を伝えるためにも使えると思います。
レビューの意義とかもほぼこのままで説明できます。
ぜひご活用ください。

付録:さまざまな目標設定方法

詳細はChatGptに聞いてね!

Chat GPTに感謝

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