粉砕の雨
オーストラリア近海にはスカベンジャーであるタスマニアキングクラブが生息している。非常にマッシブな甲殻類で、最大の特徴は左右非対称の鋏を備えていることである。巨大な方の鋏はクラッシャーの役割で、獲物の粉砕や外敵からの防御に使う。小さな方は精密動作に対応しており食事等に使う。二つの鋏を器用に使い分けることでパワーとテクニックを両立しているのだ。
強靭なフィジカルに堅牢な鋏を備えればもう無敵なのだ!
大型甲殻類のモンスターといえば、ゲーム、モンスターハンターポータブルに登場するシェンガオレンが思いつく。シェンガオレンは巨大な4本の脚でプレイヤー達を踏み潰していく。
現実世界にシェンガオレンが生物兵器として解き放たれれば、男も女もその容姿に関係なく皆踏み潰されていくだろう。頭蓋から体液まで原型を留めない光景を想うたびに、私はワクワクするのである。何故ならルッキズムを粉砕してくれるからだ。さらにカップルやビジネスマンが踏み潰されればなおグッドだ。ペチャンコになればもう個人の醜美、能力の優劣は関係ない。また、いくら金持ちだろうと巨大ガニの破壊的な蹂躙の前では札束など無力である。
ああ素晴らしき生物兵器。人々は巨大ガニの踏躙で血ではなく雨を見ることになるだろう。

