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家事分担で揉めなくなった夫婦がやっている 「家事」という考え方 ― 分担よりも大切なこと―

こんにちは、徳長優歩です。

家事で揉めたことはありますか?

ある日、妻が心の限界を迎えました。
正直に言えば、その日が、ここまで大きな喧嘩になるとは思ってもいませんでした。

でも今振り返ると、あれは「起きて当然の出来事」でした。

私たちは共働き夫婦です。
妻は平日、テレワークの日もあれば出社する日もあり、一日中パソコンに向かいながら客先対応をし、仕事をこなしていました。

そして、その生活の中で、妻が担っていた家事は次のようなものでした。

  • テレワークの日は、仕事の合間に洗濯機を回す。

  • 洗濯物は衣類とタオルに分け、周期的に洗濯をする。

  • 仕事が終わると、ほとんど休む間もなく夕食の準備に入る。

  • 毎朝、私(夫)のためにお弁当を作る。

  • 栄養バランスを考えた献立を立て、夕食を用意する。

一方、私(夫)はどうだったかというと、平日は出社して仕事をする。
そして、やっていた家事はこの程度でした。

  • 週末のみ、洗濯を回す。

  • 週末のみ、水回り(洗面台・トイレ・台所)や部屋の掃除をする。

  • 平日は、ゴミ捨てだけ。

私は、朝、用意してくれたお弁当を持って会社へ行き、夜帰宅すると出来上がったご飯を食べる。
毎朝使用している洗面台のタオルが、妻が洗濯して新しいタオルに変わっているにも関わらず、気づかないことがありました。

「ありがとう」
「美味しい」

そんな一言すら、ほとんど口にしていなかったと思います。

それでも当時の私は、これを「当たり前の日常」だと思っていました。
妻が不満を抱えているかもしれない、ということを、深く意識することはありませんでした。

共働きなのだから、「できるほうがやればいい」。そんな言葉で、自分を納得させていたのだと思います。

でも、それが毎日続けば、心は少しずつ削られていきます。

ある日、妻は泣きながら言いました。

「私は家政婦なの?」
「あなたって、ありがとうとか感謝を言わないよね」
「もっと感謝してほしい」
「なにも、あなたはやらない!」

私は悪気なく過ごしていました。
なぜなら、週末とはいえ「家事をやっている」という自覚があったからです。

だからこそ、何が問題なのか、どうすればいいのか、正直わかりませんでした。

家事の問題が表面化すると、多くの夫婦がまず考えるのは「分担」だと思います。

  • 誰が、何を、どれくらいやるのか。

  • 話し合い、役割を決め、できるだけ公平にしようとする。

私たちも同じでした。

私は家事を、感情ではなく「タスク」として整理しようとしました。

洗濯で言えば、

  • 洗う

  • 干す

  • 取り込む

  • 畳む

  • しまう

料理なら、

  • 献立を考える

  • 買い物に行く

  • 調理する

  • 片付ける

こうして細かく分け、分担を決めていきました。でも、分担をすればするほど、比較が生まれていきました。

「俺はこれをやった」
「私はこれも、あれもやっている」

数字や回数で測れない家事を無理に比べることで、どちらも“報われない側”になっていく。
気づけば、「どちらが多くやっているか」を競う関係になっていました。

さらに、家事には“”の違いがありました。夫がやることが多いのは、

  • ゴミ出し

  • 風呂掃除

  • 食器洗い

短時間で終わり、「やった感」が分かりやすい家事です。

一方、妻が担いがちなのは、

  • バランスの取れた献立を考える

  • 在庫を管理する

  • 計画的に洗濯を回す

常に頭の片隅で考え続けなければならない家事でした。量は同じように見えても、消耗の仕方はまったく違っていたのです。

私たちは、家族や友人に相談しながら、どうすればいいのかを考えました。
その中で、妻が調べて見つけた「あるアイデア」を、私に話してくれました。

ここで伝えたいのは、家事分担そのものが間違っていたわけではない、ということです。ただ、「分担」「公平」「効率」だけで考えると、人の感情は置き去りになります。

家事の問題は、タスク管理の問題ではなく、感情がすり減らない仕組みを作れるかどうか

そう気づいたとき、私たちはようやく、「分ける」以外の選択肢を考え始めました。

この記事では、私たちの体験をもとに、そこから見つけたアイデアについて書いていきます。


1.データで見る「家事負担の現実」 

まず知っておきたいのは、日本の家庭のリアルです。 

共働き世帯は約7割を超え、夫婦共に働くのが“当たり前”になっています。しかし家事の分担については、実態と意識に大きなズレがあることが調査で明らかになっています。

(1)家事負担はまだ女性に偏っている 

調査によると、共働き世帯の家事分担は妻が約7割夫が約3割という割合に落ち着きやすいという結果が出ています。 

 つまり、男性も家事をしているとはいえ、妻の負担は依然として大きいという実態です。


(2)約4割の妻が夫の家事に「不満あり」

別の調査では、共働き世帯の妻のうち約42%が夫の家事に不満を感じているというデータも出ています。 こうした不満は、単純な“作業量”だけでなく、「やり方」「気づかい」「期待値」などの背景が影響していると考えられています。

(3)家事分担の不満は、妻側に偏りやすい

 ここで重要なのは、「夫がサボっている」という単純な話ではない、という点です。

夫側は、 

  • ゴミ出し 

  • 皿洗い 

  • 風呂掃除 

など、目に見えやすく、単発の家事、簡単な家事を担当することが多いと言ってもいいのかもしれません。

一方、妻側は、

  •  献立を考える、料理する 

  • 在庫管理 

  • 洗濯したものを干す 

  • 掃除のタイミング判断 

といった、判断・継続・責任を伴う家事、重たい家事を担いがちです。この差が、 「量は同じくらいなのに、なぜかしんどい」 という不満につながっていきます。

2.改善案|家事は「分ける」より大切なこと

家事分担の悩みについて

  • 家事を分担しても、夫婦どちらかに負担が偏る。大半は妻側に負担。不公平感がある。

  • どこまで細かく分ければ「分担」なのか分からない。 

  • 分担しても、気づいた人がやる場合がある。

ここで発想を変えて、そもそも論、問題は「分担」にあるのでしょうか。夫婦の「気持ちやモチベーション」で解決できないか、私達夫婦は考えました。

そこで、私たち夫婦が考えたのが、「家事お休みDAY」を作る、という考え方です。

とてもシンプルな方法でした。

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