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自己責任てなんだ?♯3(一人暮らしの親が倒れた日)

私は2人姉妹。
父は60代で亡くなっている。

姉妹とも結婚して母は1人暮らししている。

それは数年前の春、70代後半賃貸マンション一人暮らしの母からの電話で始まった。

「夕方転んだけど大丈夫、今近くの救急病院。明日もう一度別な大きい病院に行くけど、友達が一緒に行ってくれるから大丈夫。」と


これは自分も行くしかない、
翌朝慌てて出かけた。


自宅から2時間かけて行った総合病院に、
母は友達といた。
妹も来ていた。

「予約できなかったから、夜間の救急病院の先生に勧められて朝から来たのよ。」
そういう話だった。

顔面には包帯。
痛々しい。
夜も眠れなかったらしい。

前日、救急病院での処置が途中までしか出来なかったとも聞いた。

すでに診察を終えていて、すぐに入院を勧められたとのこと。

入院前に荷物を取りに帰った実家で、昨夜の話を聞くことになる。

仕事の帰り、ずっとかかっていた接骨院で治療が終わりもうこなくて大丈夫と言われた。


うかれて歩いていたら道で転んだ。


気がついたら出血していたとのこと。
1人暮らしだが、友人が助けてくれたのがありがたかった。

顎骨を骨折したらしい。
どういう転び方したのか?謎は深まる。
転んだ時の記憶もないらしい。


高齢になるとこういうことが起きるのだろうか?


入院費の支払いのために、
姉妹で母の通帳をおそるおそる確認する。


掃除の仕事の収入と年金でなんとかやり繰りしていたようでほとんど預金なし。

お互い、かたまったがその後の事まで考える余裕はなかった。

母は入院したあとは、
施設に入るようになるかと考えたりしていた。話がおかしいことも色々あった。

しかし、
幸いにも1人暮らし出来るくらいに回復。

高齢であることなども原因だが、
仕事せず1人で年金で安心して暮らせる賃貸住宅への住み替えは難しい。

住み慣れた所にも行ける、
少し離れたセイフティネット住宅を色んな方の力を借りて探し本人は一人暮らし再開。
(この話はいずれ)

母は前に住んでいたマンションが、
友人も近くにいて気に入っていたので、
こちらの提案する住宅を気に入らず決めるのにも難航した。

住宅を探す期間、
お互いの旦那も巻き込み衝突した。

立ち退きで今の住宅を決めた時、
一人暮らしなのに人をよべる間取りを選びたい母に困った事も思い出された。

長いこと住んでいる場所の
家賃相場が高い事もわかった。

近隣に大きなショッピングモールなどが出来て、便利になった事も原因だろう。


昔年金は、
どのように始まったのだろう?


母は、年金制度があれば安心という考えだったのだろうか?

若い時から、
収入から少しずつ預金は出来たはず。

確かに賃貸は大変とは思うけど。
きちんと働いていたようなのに。

「誰かの旦那さんが亡くなって、保険金いくらもらった。
実家で、家を建ててあげると言われていた。」とか昔聞いたことを思い出した。


他力本願だったのかもしれない。


景気のいい時代にどう過ごしてきたかが、
今の高齢者の老後につながっているのだと思う。

どのタイミングで、母の財布を確認したら良かったのだろう?

父が亡くなった時は、まだ母も働いていた。
自分の親と同様に、夫の親も年をとる。
どちらを優先にするわけにもいかない。

あとになってわかったことだが、
母は昔から家計簿をつけたことはなかった様子。

父に必要ないと言われたと聞いたが、
どこまてが本当かわからない。


金銭について考えることは、
若い頃からが大事。
親子でお金の話をすることも。


ただ、社会保険制度など、
今と昔の金銭感覚がどう違っているのかなどわからない。


節約しながら暮らさなければいけない50代。


将来を考えていなかった、
親の老後を考えなければいけないのは義務なのだろうか?

(2026.6.19修正)

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